この世の外へ クラブ進駐軍のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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この世の外へ クラブ進駐軍

[コノヨノソトエクラブシンチュウグン]
Out of This World
2003年上映時間:123分
平均点:5.40 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-02-07)
ドラマ戦争もの音楽もの
新規登録(2004-02-05)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2021-03-14)【イニシャルK】さん
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監督阪本順治
キャスト萩原聖人(男優)広岡健太郎
オダギリジョー(男優)池島昌三
松岡俊介(男優)平山一城
村上淳(男優)大野明
前田亜季(女優)依田涼子
高橋かおり(女優)英子
真木蔵人(男優)
池内万作(男優)
大杉漣(男優)
田中哲司(男優)
根岸季衣(女優)
徳井優(男優)
つぐみ(女優)
小倉一郎(男優)
光石研(男優)
シェー・ウィガム(男優)ラッセル・リード
ピーター・ミュラン(男優)ジム
哀川翔(男優)
ささの友間(男優)浮浪児
ささの翔太(男優)
ささの貴斗(男優)
ささの堅太(男優)
宇野祥平(男優)
豊永利行(男優)
脚本阪本順治
音楽立川直樹(音楽監督)
作詞阪本順治「Out of This World 」
撮影笠松則通
製作松竹
角川映画
朝日放送
配給松竹
美術原田満生
ヘアメイク豊川京子(メイク)
編集深野俊英
録音柿澤潔
橋本文雄(整音)
照明杉本崇
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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1
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15.《ネタバレ》 阪本順治監督はうまいなぁとつくづく思う。第2次世界大戦後の日本にいた米軍、そして朝鮮戦争に再び米軍が行くその間の日本人とアメリカ人の友情をジャズを通して描いてる。そしてバンドのメンバーを通して、戦後の日本の痛ましい状況の中、懸命に生きる人たちもまた描いてる。この監督は、社会の中の人間を描く方に重点を置き、そこに映画的面白さのサスペンスやユニークな素材を盛り込んでくる。だから娯楽映画的なものを求める人にはちょっと物足りないかもしれないが、僕はこの監督のこのバランスが、とても知的に感じられて、毎回感心してしまう。頭のいい監督です。疲れてる人が味の濃い料理を求めるように、日常で疲れてる人には味付け足りないかもしれない。でも僕はこの監督のさじ加減にいつもうならされてしまう。
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2017-09-24 11:11:30)
14.《ネタバレ》 「詰め込み過ぎ映画」の典型。腰が据わっていない。敗戦の衝撃、戦後の経済と思想の混乱、闇市、戦争孤児、ジャズバンドの物語、米兵との確執と友情の芽生え、売春婦、恋愛、戦争のトラウマ、戦争の虚しさ、朝鮮戦争での死等、戦争とジャズにまつわるものを整理せずに詰め込んでしまったために、何を伝えたいのかが分かりにくく、結果として感動は薄い仕上がり。「ジャズバンドの成長物語」を軸に展開すれば明快になっただろう。題材が良いだけに惜しい。「ジャズバンドの成長物語」に見せて、そうなってはいない。事情の異なる五人が出会ってバンドを結成、ライセンスの合格を目指すまでは良い。各人の個性もほどほどに描かれる。しかしその後瓦解してしまう。一人は高額のギャラにひかれて別バンドに引き抜かれる。一人はヒロポン中毒症状が悪化して死亡。バンドは空中分解してしまう。どうにか再結成して、ラストで友情の芽生えた米兵の遺作曲を演奏する。これがタイトル曲。しかしこの演奏がダメ。そもそも主人公はサックス奏者、米兵もサックス奏者でライバル心を燃やしていた。それなのにサックスではなく歌の曲なのだ。一貫性が無い。しかも歌唱がヘタ。これにはずっこけた。監督はジャズを好きではないのだろう。ジャズに思い込みのある人ならあの演奏はNG。反戦ものとして観てみよう。米兵は尊敬する兄を太平洋戦争で無くしたトラウマがいつまでも消えない。だから自暴自棄な行動をする。だがその描き方が記号的、おざなりでしかない。バンドメンバーと米兵との友情も通り一遍なものでしかないので、朝鮮戦争で米兵が戦死したと聞いても、さほど心が動かない。心が動く前に、ラストの演奏を盛り上げるために米兵を死なせたのだなという理屈が先にくる。そもそも米兵にまで話を広げたのが間違い。尺が足りないのだ。ジャズメンバーが戦争のトラウマを抱えている物語にすればすっきりしたものになった。ヒロポン中毒のメンバーはどうしてそうなったのかさえ描かれていない。不手際である。メンバーの一人が浮浪児になっている弟を発見し、一緒に暮らそうと説得するが弟は拒否する。拒否の理由はトラウマのせいだが、そこを端折っているので観客には伝わらない。このように一人一人に重い物語があるので、詰め込むと却って伝わらない。コミカルなパートは成功していたと思う。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 6点(2012-08-07 02:45:24)
13.《ネタバレ》 ちょっと長すぎて、間延びした感じはあったものの、ところどころ笑えるシーンが盛り込まれてたし、飽きずに観られたかな。エンドロールで登場するジャズ界の重鎮(?)の皆様方も、この映画の若者達のように、戦後を生き抜いてこられたのでしょうか・・・。
おおるいこるいさん [DVD(邦画)] 5点(2010-06-03 15:38:28)
12.戦後日本の、若者達とアメリカ人のジャズを通じての交流を中心に、暗すぎず明るすぎず程よいテンションで丁寧に描いた良作。ただ、長い割にテンポがあまりよくなく、ストーリーの起伏も弱いのでかなりダレてしまうのがもったいない。あと、肝心の音楽をかっこよく見せる演出が足りないせいか、そこまでかっこいいと思えないのが苦しい。
すべからさん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-31 14:53:24)
11.傷ついてない人なんていないってことですよ。
つまりはそういうことなんですよ。
さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-20 03:21:03)
10.それなりに作り込んである映像は見応えがありましたけど、阪本順治がこの話から伝えたかったことが良く解らなかった。終戦後の庶民の苦労話なのか、ジャズマン達の青春物語なのか、嘗ての敵国の人間同士に芽生える友情なのか、それとも反戦そのものなのか…。たぶん全部だとは思うんですけど、だとしたら脚本の組み立て方が非常に中途半端。もう少しエピソードを絞り込めばテーマもはっきりしたでしょう。あと、作り込んだ雰囲気を決定的にスポイルしてしまってるのが、肝心の演奏シーン。萩原聖人の歌も含めて、もう少し何とかならなかったんでしょうか…、5点献上。
sayzinさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-08-21 00:01:30)(良:1票)
9.場面場面につながりがなくだらだらと抑揚がなく最後まで進みますね。この辺は製作
陣の技量のなさではないでしょうか。誰かが派手に死ぬとか(実は死んでるけど)、裸があるとか、演奏がものすごく上手いとかいう見せ場がないですね。萩原はいい演技だと思いますがいかんせん、英語が駄目!全く駄目。オダギリの過剰な演技はただただひいてしまいます。もうちょっと志のある人が作ればいい作品になったんじゃないかな。
たかちゃんさん [DVD(邦画)] 4点(2006-07-10 21:11:33)
8.混沌とした世界であっても、そこに生きている人にはそれが当然であり、平然と構えている。それが今の恵まれた環境に生きている自分には悲惨な印象など全くなくむしろ眩しく見える。逆にこの時代の人が今の時代を見たらどうなんだろうと思った。曲がいまいちなのが残念。
ぷりんぐるしゅさん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-15 16:48:17)
7.私はこの映画は最近の邦画にしてはよく出来たと思いますよ。
まず、暗い内容でもあるのに暗くはない、軽くもない。
見やすいのです。客観的に描かれていてドライなんですが、
邦画の戦争モノ(時代が敗戦後)としては暗くない。
難を言えばバンドのメンバーがみんなお坊ちゃんみたいで、
伝わってこないというのはありますが・・
この題材で別にリアリティもいらないし、
とにかく暗い邦画は(人間ドラマは別にして)
好きじゃあないんで・・ 心配しましたから。
うわ、また不幸なコドモが出てきた。と見ながらでも暗くない。
やはり製作側が戦争を知らない世代ということもあるか。
洋画を見ているような錯覚さえ途中からしました。
淡々と自分らのアイデンテイを見つけようとしている彼らは、
アメリカ兵らとは全く違うのです。
戦争に負けた方は平和を手にし、勝った方は命をひきかえに。
実際私は見ていて、ああ負けた何もないところから、
この時代の人らは這い上がってきたんだ。
でも這い上がろうとする敗者の意地がある夢があると感じた。
でも負けてくれてよかったとも思う。
自分がその時代の人じゃないから言えるのだけど、
アメリカ兵を置き換えると勝って命と引き換えはごめんだ。
そんな思いで見ているとふとある洋画を思い出した。
「太陽の帝国」スピルバーグの映画。舞台は1941年。
この映画と同じで主人公は客観的に見るしかない、
イギリス人のコドモ。さすがにこちらがうまく演出しているが、
言ってることや立場は似通ってはいる。


アルメイダさん 7点(2005-02-19 06:44:17)
6.《ネタバレ》 私もサックスをやっている身ですので、興味本位で観てみました。なるほど、戦後の日本にはジャズで稼いでた人がいっぱいいたんですね。5人の主人公はキャラがかぶってないし、それぞれエピソードとかあって良かったと思います。トランペットの人、絶対プロだと思ったら、本当にプロだった(笑)。マジでうまかったので…。役者じゃないのに、なぜかそのトランペット奏者の人が一番印象的でした。なんならみんなプロのジャズ奏者で撮っちゃえば良かったのにとか思ってみたり。。そうしたらもっとうまい演奏とか、歌が聴けたのに。映画のセットとか作りこんでるのは評価しますが、演技も音楽も伝わってこないんじゃね。
ウィマさん 5点(2004-10-31 22:59:27)
5.結局、日本人とかアメリカ人とか関係なく、思想が右であろうが左であろうが、その場に生きている人間達は目の前の状況に応じてただ生きるしかない。生きている限りこの世の外はないのだが、彼ら若者達にとって唯一ジャズを演奏している時だけが現実逃避できるひと時って事だろうね。
亜流派 十五郎さん 5点(2004-09-19 01:02:21)
4.あー今時期いい映画いっぱいやってんのに、誘いに釣られてこれ見ちゃいました。。何か盛り上がりにかけました、、、まーでも所々はおもれかった&あのラッキーストライカーズのチームの決めポーズはパクラセテもらった。
ヒロヒロさん 4点(2004-09-01 15:55:00)
3.う~ん・・予告で見た時は見たくて見たくてしゃーなかったんですけど、実際に見てる間は眠たくて眠たくてしゃーなかったです。しかも、これ風邪で寝込んでた時に見たんで(←寝ろ)内容もよくつかめないまま終わってしまった感じ・・汗 でも、ところどころのおもしろい場面に加え、キャストは豪華だし、真木蔵人はほんとどっち?って感じだし(笑、オダジョーのキレたセリフも良かったので半々ということで・・
akoakoさん 5点(2004-08-30 00:55:15)
2.うわっ。誘われたからとは言え、千円も叩いてしまいますぃた。 何度も心地よいうたた寝を繰り返しながら(すいません)わかったのは、戦後ニッポンは頑張ってた、でもアメリカも鬼ばかりちゃいまっせ。ジャズもよろしやろ、という感じかな? 町の風景の描写は一瞬CGかと見紛うほどで、細部まで行き届いてたのではないでしょうか。(おそらく)ピアノ以外の楽器がパクパクシーン多くてがっくり、でも難度の高い演奏なので仕方ないかな、あと歌唱力が・!。 私も「このスクリーンの外へ:ラブアクチュアリか指輪~未練軍」でした、ゴメンナサイ。
かーすけさん 4点(2004-02-19 14:03:30)
1.今や戦後直後の風景を再現するのは、なまじか時代劇を撮るよりも困難かと思う、この作品はその意味では大変な労作である。阪本監督のガッチリした演出も相変わらず鮮やか。ただ、残念だったのは主人公の萩原聖人はじめ、主要人物がいずれも小奇麗というか清潔すぎて、男のグループ特有の、汗くささ、熱気みたいなものが今ひとつ感じられなかった事。恋愛とかを無駄に絡ませなかったのは正解だが、もう少しキャラクターの裏の部分を描いて欲しかった。オダギリ・ジョーはもうけ役で好演!
放浪紳士チャーリーさん 7点(2004-02-07 10:31:44)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 5.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4320.00%
5640.00%
6320.00%
7320.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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