恐喝こそわが人生のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 キ行
 > 恐喝こそわが人生の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

恐喝こそわが人生

[キョウカツコソワガジンセイ]
1968年上映時間:90分
平均点:7.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-10-26)
アクションドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2004-09-11)【THE HAUNTED MADE ME DO IT】さん
タイトル情報更新(2018-01-28)【S&S】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督深作欣二
キャスト松方弘樹(男優)村木駿
佐藤友美(女優)お時
室田日出男(男優)関耕一
ジョー山中(男優)野口(クレジット「城アキラ」)
丹波哲郎(男優)水野
石山健二郎(男優)遠藤公輔
諸角啓二郎(男優)永見沢
江原真二郎(男優)奥中伍郎
高宮敬二(男優)織部
内田良平(男優)鬼頭
天知茂(男優)三宅弘
三原葉子(女優)マミ
浜田寅彦(男優)谷田
川津祐介(男優)暗殺者
原作藤原審爾「恐喝こそわが人生」
脚本神波史男
長田紀生
松田寛夫
音楽鏑木創
撮影丸山恵司
製作織田明
脇田茂〔製作〕
配給松竹
美術佐藤公信
編集浦岡敬一
録音小尾幸魚
その他東京現像所(現像)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
6.《ネタバレ》 題名からして凄いけど、これが東映じゃなくて松竹配給の映画だってことがまたすごい。このころは城戸四郎がまだ松竹に君臨していたはずなのに、ほんと血迷っていたとしか言いようがない状況だったみたいですね。監督が深作欣二で松方弘樹や室田日出男がメインとなるとまるっきり東映ヤクザ路線でございます。 当時としてはスタイリッシュな撮り方をしていますが、内容的にはピカレスクな青春映画という趣きも無きにしも非ずです。特に中盤までの雰囲気は、野郎が一匹多いけどアラン・ドロンの『冒険者たち』の様な雰囲気もあります。中盤で政界の念書を巡るゴタゴタに関わるようになってからはガラリと感じが変わってきますが、まるでアメリカン・ニューシネマの様なすべてが徒労に終わってしまう結末は悪くないです。あの血をだらだら流す松方弘樹の暗殺シーンが本当のゲリラ撮影だったとは、やっぱ60年代はとんでもない時代だったんですね。三原葉子・丹波哲郎・天知茂など新東宝の残党組が大挙してして出演しているところも、特筆すべきでしょう。と言っても、丹波のほかはいずれもワン・シーンだけというただのちょい役という可哀想な扱い。丹波だって映像になっているのは合わせて1分ぐらいですかねえ。新東宝が倒産してからずいぶん経っている頃なのに、ちょっとひどい扱いです。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-01-27 22:29:00)
5.所々に挿入されるドブネズミの死骸ショットの比喩がとても印象的。RIP 松方弘樹。
Junkerさん [DVD(吹替)] 7点(2017-06-02 16:35:56)
4.《ネタバレ》 深作欣二監督によるバイオレンスアクション映画。スタイリッシュな演出や、音楽のテンポなど時代を先取りしたかのような印象で、あまり古さを感じさせていない深作監督の手腕は見事だと思う。松竹映画といえばホームドラマや人情喜劇といった映画がウリなんだけど、ストップモーションが多用されていたり、派手な爆発・炎上シーンがあったりと本当にこれは松竹映画なのかと思うほど松竹のカラーとかけ離れすぎていて異色な感じで、松竹映画という気がほとんどしないのもすごいが、深作監督らしいパワフルでエネルギッシュな映画でなかなか面白かった。主演の松方弘樹は若くてまだ貫禄不足という気がしないでもないが、それでもなかなかいい演技をしているし、あまり出演作を見たことがないのだが、ヒロイン お時を演じる佐藤友美も素敵だった。80年代まで深作作品の常連となる室田日出男が無名の頃から主役メンバーの一人として出演しているのはやっぱり深作監督の人脈なのかな。丹波哲郎は短い出番ながらもさすがに存在感がある。(主役メンバーの一人として配役する構想もあったとか。)ラスト、主人公を殺す暗殺者役を川津祐介が演じているが、このラストシーンはほとんどゲリラ撮影だったらしく、その効果もあってか、この映画の中でいちばん印象的だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-09 13:20:32)
3.《ネタバレ》 なんかセンスが80年代っぽいと思いきや、なんと60年代作品。
流石深作監督、時代を先取りした演出です。
登場人物のセリフ回しやキャラクターがなんか漫画っぽくて笑ってしまいます。ルパンの恐喝屋バージョン的な感じです。お時が峰不二子みたいで素敵でした。
派手な車炎上、爆発といったシーンもあってなかなか面白いんですが、ストーリーにひねりがなく、ラストがあっけなさすぎるので、最後に大逆転劇を観たかったところです。主演の松方さんの存在感はやはり抜群ですが、仁義以降の方が迫力があった気がします。
すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-14 15:14:58)
2.俺はこんなに切ないカー○ックスをしてみたい・・・じゃなくてしらない(ニガ笑)。
一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-19 16:44:02)
1.《ネタバレ》 「黒蜥蜴」に続く深作の松竹第2弾。ここで再び深作さんアナーキズムが炸裂してます。それと当時、松竹ではご法度とされていたナレーション、ストップモーション、回想シーンを多用しているところも凄いですね。松方さんは若くていい演技していますね。元ボクサー役の城アキラさんの死に方も見ものです。(城さんは「血染の代紋」でも同じキャラで登場してましたね。)それと監督はこんな無名の頃から室田日出男さんをかっていたんですね(安藤昇さんも当初キャスティングに組み込まれていたらしいんですが城戸四郎さん<松竹蒲田撮影所会長>が許さないだろうとの事で止めたそうで)。それと【サラダパック】さんによると、この映画は「わが恐喝の人生」(63)のリメイクなそうで、そちらは辰っちやんと千葉ちゃんが出演しているとの事です!
THE HAUNTED MADE ME DO ITさん 7点(2004-09-14 13:50:00)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6233.33%
7350.00%
800.00%
900.00%
10116.67%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS