鏡の女たちのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鏡の女たち

[カガミノオンナタチ]
2002年上映時間:129分
平均点:5.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス戦争もの
新規登録(2004-12-18)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2024-02-14)【イニシャルK】さん
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監督吉田喜重
キャスト岡田茉莉子(女優)川瀬愛
田中好子(女優)尾上正子
一色紗英(女優)夏来
山本未來(女優)テレビ局プロデューサー
石丸謙二郎(男優)
室田日出男(男優)郷田恭平
西岡徳馬(男優)
矢島健一(男優)
北村有起哉(男優)
犬塚弘(男優)
三條美紀(女優)
脚本吉田喜重
音楽浅梨なおこ(音楽編集)
撮影中堀正夫
石井勲(応援撮影)
八巻恒存(応援撮影)
製作成澤章
企画吉田喜重
美術部谷京子
編集吉田喜重
照明佐野武治
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7.老人時間でひたすら進行する。
とにかく展開が遅い。
そして、とにかく画面が暗い。
既に、この時点で不満が募るが、結末も大して面白くなかったから、踏んだり蹴ったり。

音楽が不気味で印象的ではあるが、話の内容がちっともスリリングでないので、マッチしていない。

とにかく、老人製作による、老人が演じた映画で、熟練というより終末的な香りが漂う。
なんだか、登場人物が皆、ネガティブ。
このネガティブさに、何を見出したら良いのか戸惑った。

ケチをつければキリがない内容なので、良かった点を最後に・・・

失踪というテーマについては、考えさせられるものがあった。
日本国内で、どれだけの人が失踪しているんだろう?
失踪された場合、その家族の心境はいかに?
社会派的な側面も持つ作品なので、その辺は興味深かった。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 4点(2016-07-11 02:23:03)
6.《ネタバレ》 吉田喜重監督作品、初鑑賞。緊張感をひきしめる音楽で、案外興味深く観られた。面白い素材だと思った。記憶喪失の女性が私の娘だという女性に思い出話にえんえん付き合わされる。とても映画的。その過程で広島の原爆に話は触れるのだが、平成の人に3.11以降、原爆の話がいつまで語っていけるだろうか?とか考えたなぁ。この監督の有名な「エロス+虐殺」も観てみたい。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2014-04-09 07:05:17)
5.ちょっと耳に障りすぎな、キンキン響く音楽。台詞と台詞の間の、何とも言えない独特の間。ドラマらしくない画面の暗さ。そして大女優、岡田茉莉子の迫力ある存在感。その独特の雰囲気は、むしろホラー映画にふさわしい。
鳥居甲斐守さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-03-19 20:02:02)
4.ほとんど自己満足のような台詞回し+映像ばかりで、しかも意図的としか思えないほどの陰鬱なシーン続きで、見ていてひたすら気が滅入ってきました。不協和音的な音楽も、最初はそれなりに新鮮に感じたのですが、延々と続けられると閉口します。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-02-02 04:03:06)(良:1票)
3.この人のトレードマークである日傘=まぶしさが、本作の場合ヒロシマの六千の太陽のイメージに重なる。エンディングでは日傘もなく、自分の手をさしのべて光をさえぎろうとする。この監督の特徴として「こうであったかもしれない過去」へのこだわりがあり、これは歴史の不動性へのいらだちでもあるのだろうか。娘かもしれない、娘でないかもしれない、いくつもの有り得た過去を肯定することで、歴史に一方的に振り回されることへ抵抗しているよう。素手で原爆の熱光をさえぎろうとするような無謀な試みではあるのだけれど。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-20 12:16:16)
2.学生時代に、吉田喜重の授業を受けた事がある。映画学校の授業とか講演会ではなく、普通の大学の、しかも理工学部の中にある一般教養の講義の1つで。その講義は半期で、さらに3人の教員が受け持っていた為、実際に吉田喜重が講義をやったのは3,4回ぐらいだった。映画には興味のない人間だったので吉田喜重なんて当然知らず、その講義の中心となったエイゼンシュテインのモンタージュ論もサッパリ。独特のファッションでボソボソと壇上でひっそり講義を進める吉田喜重はなんだかヤバそうなオッサンに見えた。そして多少強引だが、「鏡の女たち」はヤバイ。原爆を語る、その語り口の浅さがとにかく異様。それに対して語り主である女たちは、世界には女しか存在しないとでもいうかのように、女であることを主張する。吉田喜重は登場人物に原爆を語らせるが、画面上で主張されるのは、女は女であるという事。こっちから登場人物たちに感情移入することは多分ない。岡田茉莉子も一色紗英も田中好子も、既にデキ上がってる。映画としての完成度云々以前に、こういう映画が生まれてしまったことの異様さに寒気がする。面白い映画ではない。でも吉田喜重はヤバイ。
Qfwfqさん [地上波(邦画)] 10点(2006-10-06 23:13:50)
1.緊張感を高める調子外れのピアノ曲(現代音楽って奴?)。全員が眉間に皺を寄せてる様な重苦しい表情。まるで朗読劇の様な台詞。これらは全てニ昔前のモダンです。吉田喜重は「女の業」から「被爆者の悲劇」を浮かび上がらせるつもりだったんでしょうが(「砂の器」を目指したのかな)、演出手法同様のその古臭いテーマを、どちらも描き切れずに終わってしまった感じ(「反核理念」や、この先まで続く「被爆者の悲劇」自体が古臭いと言っているのではないので、誤解無きよう)。岡田茉莉子じゃなくて一色紗英を主人公に据えた方が、この物語は面白くなったと思う。また、全く印象は違いますが、この狙いは同時期の「精霊流し」に近いものがありますけど、反核を声高に叫ばなかった分「精霊流し」の方がマシでした、4点献上。
sayzinさん 4点(2004-12-18 02:45:18)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.57点
000.00%
100.00%
200.00%
3114.29%
4228.57%
5114.29%
6114.29%
7114.29%
800.00%
900.00%
10114.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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