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シミキンのオオ!市民諸君

[シミキンノオオシミンショクン]
1948年上映時間:69分
平均点:7.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1948-11-16)
コメディモノクロ映画
新規登録(2005-04-01)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2017-02-11)【イニシャルK】さん
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監督川島雄三
助監督柳沢類寿
キャスト清水金一(男優)三村金八
勅使河原幸子(女優)アン子
高屋朗(男優)丸屋金造
朝霧鏡子(女優)金造の娘・マリ
堺駿二(男優)机駿六
藤山竜一(男優)島の老人
松竹歌劇団(女優)
脚本斎藤良輔
津路嘉郎
音楽木下忠司
撮影西川亨
製作松竹(大船撮影所)
配給松竹
美術森幹男
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1
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3.《ネタバレ》 うひゃ~!川島雄三監督!こんなぶっ飛んだ作品がまだあったとは、これはハッキリ言って、駄目な人には全く受け付けない。どう見ても駄作だと思うだろう!しかし、敢えて言わせて貰う。川島雄三映画を楽しむには、欠かせないものがハッキリと見て取れる。例えば劇中に出てくる宣伝用映画の撮影シーン、あれなど戦争中の国策映画のパロディを思わせる。常に前を見て誰よりも一歩先を見据えている川島雄三監督の視線の先にある時代を読み取る鋭さ、また変わったものきり集めている社長の変な趣味、孫悟空の卵を集めたり、無人島だと思っていたナマズ島にルーレット、酒場に裸祭りと、普通じゃないこの一癖も二癖もある感覚に私は毎度ながら楽しませてもらえるのだ。清水金一のあの個性もいかにも川島雄三作品らしい。一年間も会社からホサレたとか言ってはノーテンキなことばかりしているようなこのノリに付いて行けたらあなたは立派な川島雄三マニアです。これは間違いなく川島雄三映画だ。けして映画史に残るような映画ではないが、これを語らずに川島雄三という監督を語ることなど私には出来ません。
青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-01-11 22:23:53)
2.これほどキテレツな映画は観たことがない。

本来、スラップスティック・コメディは苦手な私だが、そのあまりの独創的な作風に圧倒されてしまった。


この作品は、このキテレツさ加減からみれば、ある意味カルト・ムービーである。

カルト・ムービーと言えば、石井輝男監督の『恐怖畸形人間』が思い付くが、本作はそれを超越する程の奇怪な作品であった。


“キング・オブ・カルト”

その冠は本作にこそ相応しいのではないだろうか。

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あー、それにしても本作の中で流れた「なまずの歌」が耳から離れない。


なまずの子供はなまずだよ~♪
クジラの孫じゃあらへんよ~♪
そ~の証拠にゃヒゲがある~♪
なまずの子供にゃヒゲがある~♪


って、やつ。(ちょっと部分的に違うかもしれませんが。)


よく私の父親が、これて全く同じメロディで、違う歌詞の替え歌を歌っていた。


お~たまじゃくしは、カエルの子~♪
なまずの孫じゃあらへんよ~♪
そ~の証拠にや足がある~♪
やがて、手が出る足が出る~♪


っていう歌だ。


要するに、「おたまじゃくし」と「なまず」と「クジラ」は、全て黒くて形も似ている、という発想から創られた替え歌なわけです。


しかし、いずれにしても愛嬌のある面白い替え歌だ。

原曲は何だっけ?
なんか聴いたことのあるメロディだが、どこで聴いたか思い出せない。

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あ、思い出した!

ま~るい緑の山手線♪
まんなかとお~るは中央線♪
新宿西口駅の前~♪
カメラはヨドバシカメラ♪

だった。


あ、でも考えてみたら、創られたのこっちの方が全然後だなぁ。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-01-10 22:10:59)
1.清水金一、シミキンの映画をようやく見ることができました。戦後の世相を吹き飛ばすような喜劇性に対する評価は目にしていたのでシミキンというフレーズだけが一人歩きしていた私は、フィルムで実像を見ることができ心はニコチャンマークです。この映画はさらに監督が川島雄三で、ナマズ島の未開人と開発を目論む都会人の対立を歌や踊りにのせバカバカしくナンセンスに描きながらも人間風刺を散りばめ、ややコッテリとするところをシミキンのカラッとしたコメディ性で引き締めるといった豊かな映画になっております。シミキンの映画をもっと手軽に見ることができるようになればね~・・・ねぇ市民諸君。
彦馬さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-02 11:55:35)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7266.67%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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