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オペラの怪人(1943)

[オペラノカイジン]
Phantom of the Opera
1943年上映時間:92分
平均点:5.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマミュージカル音楽もの小説の映画化
新規登録(2005-04-15)【林檎キッド】さん
タイトル情報更新(2014-02-04)【ESPERANZA】さん
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監督アーサー・ルービン
キャストクロード・レインズ(男優)エリック・クローダン(怪人)
エドガー・バリア(男優)ラウル
ヒューム・クローニン(男優)ジェラルド
原作ガストン・ルルー「オペラ座の怪人」
脚本サミュエル・ホッフェンスタイン
撮影W・ハワード・グリーン
ハル・モーア
製作ユニバーサル・ピクチャーズ
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
特撮ジョン・P・フルトン(ノンクレジット)
美術アレクサンダー・ゴリッツェン(美術監督)
ヘアメイクジャック・P・ピアース(メーキャップ)
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6.オペラ座のセットにおけるクレーン撮影とか、人物を手前と奥に配置する構図とか、シャンデリアと客席を捉えた俯瞰だとか、カメラがいろいろと見せ場を作っているのですが、いかんせん、映画を通じての緊張感に、やや欠けていて。
「オペラの怪人」が、怪人になるまでのくだりを前半にもってくる構成が、まずあまり魅力的とは言えず、もともとちょっと変だった人が本当に変になりました、くらいの印象。謎もなければ驚きもなく、説明的な展開になっちゃてるのが、もったいない。
そのまま存在感をいまいち発揮できない怪人、その姿のカットがチラ見せで挿入されるのも、不気味というより、何だか頼りない。
警官とオペラ歌手がヒロインにちょっかいをかける恋のさや当て、みたいなギャグも、映画がちゃんと不気味でコワけりゃ、ちょっとした気分転換によいかもしれないけれど、この作品ではますます緊張感を遠ざけているだけ、のような。ラストもこのノリに作品を乗っ取られてしまい、哀れなのは存在感が最後まで薄かった怪人。
オペラ上演のシーンがふんだんに取り入れられていて、これがショパンとかチャイコフスキーの有名曲を豪華絢爛たるオペラ調にアレンジしたもの。『砂の器』なみに音楽に力入れまくりで、ストーリーそっちのけ、もはや怪人の立場ナシ。
ところで、マエストロのリストさんとかいう人が登場しますが、あれ、フランツ・リストのカメオ出演(?)ってことでいいんですかね。リスト晩年の写真にソックリ。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-04 09:16:09)
5.《ネタバレ》 原作未読。数ある版どれも未鑑賞。怪人は娘を盲愛する哀しき人物で(最後まで父娘をはっきりさせなかったのはヘイズコード(近親相姦)に触れた為だそうです)あり、半分だけ焼けただれた顔(クロード・レインズ出演条件だったそうです)と共に彼らしいキャラクターでありました。故にヒリつく怖さが無かったのが残念です。見惚れたオペラシーンや恋の鞘当て模様など「陽」の印象が強いのが意外な作品です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2021-03-21 14:38:56)
4.3度目の映画化作品かな? 映像がカラーでとても観やすいのだが、
怪人とヒロインの関係など、状況設定の描写に甘いところが多々ある。
終盤になってから、初めて「娘」というセリフが出てきたときにはさすがに面食らった。
40年代頃までのクラシック映画って、結構こういうパターンの作品が多いのだが、
内容なんて誰もが知ってて当たり前だと思って作ってるのかな?
演出はこの時代にしては比較的いい出来。特にオペラのシーンは素晴らしく、
そこだけ観てても十分満足できる作品だった。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-10 22:10:23)
3.《ネタバレ》 1925年のロン・チェイニー版と較べて見ればわかるが、これほどまで設定とストーリーを変更したのでは、まったく別の「オペラの怪人」であり不自然きわまる。
他の方も指摘されているように、エリックがクリスティーヌの父親、ラウルが警官であることはもちろんのこと、エリックがどうして怪人になったのか理解できそうもない。また、凶悪な怪人が出没しているのに、片方では平然と舞台が進んでいることなど・・・。
巨大シャンデリアをはじめカラーの映像がきれいで、舞台の中のオペラも素晴らしいのに残念である。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 3点(2011-04-12 17:46:17)
2.《ネタバレ》 なかなか面白かったです。

この時代の作品でカラーが観られたのはよかった。

「オペラ座の怪人」を見てみようかなと思い、

その前に古いオペラの怪人のほうも観てみようと。

よく似た題名が何本かあるのでややこしくとりあえずこれが古いのと、

クロード・レインズが出ているということでまだ馴染みがあるかなと・・

この俳優さんは「アラビアのロレンス」が引退作ですが、

「スミス都へ行く」のスミスを裏切る根は善人のペイン役でした。

パッケージにクロード・レインズの・・と書かれてあったので、

ファントム怪人=レインズということがまるわかり・・(爆)

でもこの作品はどうやらホラーの棚にありましたが、

人間ドラマに重点を置いておりサスペンスも楽しめよくできていました。

観客に想像させる余裕を持ちながら、

ラストに真実のあいまいさでほっとさせる手法はうまいです。

そう、真実は観客が見たままかもしれないし、

俳優たちが話した言葉かもしれないと想像すると、

ちょっと見方を変えれば「シャイニング」のような哀しいような怖さがある。

この真実の取りようの曖昧さで、

恋愛映画にもなるし親子愛ドラマにも描けるのです。

最初大きな勘違いをしてしまい、

これは高嶺の花を一途に思うストーカー亡霊のドラマだ、

なんて哀れでこっけいなモンスター・・

ち・・違うんでした。

これは読めなかったです。

色んな見方ができる映画なので、

筋やラストがわかっても何回か観られると思います。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 15:35:58)
1.う~ん。ファントムことエリックはクリスティーヌのお父さんで、ラウルは警官で、なんか変な恋敵とコミカルで・・。これ、本当にオペラ座の怪人ってタイトルなの?はっきり言って、面白くないです。
ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 3点(2005-06-04 19:54:07)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
200.00%
3233.33%
400.00%
5116.67%
6116.67%
7233.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1943年 16回
撮影賞W・ハワード・グリーン受賞 
撮影賞ハル・モーア受賞 
作曲賞(コメディ) 候補(ノミネート)(ミュージカル映画音楽賞として)
美術賞アレクサンダー・ゴリッツェン受賞 
録音賞 候補(ノミネート) 

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