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妻の心

[ツマノココロ]
1956年上映時間:98分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1956-05-03)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2005-06-08)【--------】さん
タイトル情報更新(2018-04-29)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男
助監督梶田興治
堀川弘通
キャスト高峰秀子(女優)富田喜代子
小林桂樹(男優)富田信二
三船敏郎(男優)竹村健吉
千秋実(男優)富田善一
中北千枝子(女優)富田かほる
三好栄子(女優)富田こう
田中春男(男優)国夫
根岸明美(女優)富田澄子
花井蘭子(女優)定子
杉葉子(女優)竹村弓子
加東大介(男優)「はるな」の主人
沢村貞子(女優)波子
本間文子(女優)たね
土屋嘉男(男優)庄太郎
堤康久(男優)安田
瀬良明(男優)田村
佐田豊(男優)建築技師
塩沢登代路(女優)小花
北川町子(女優)福子
鈴木豊明(男優)
脚本井手俊郎
音楽斎藤一郎
撮影玉井正夫
製作藤本真澄
金子正且
配給東宝
美術中古智
編集大井英史
録音藤好昌生
照明石井長四郎
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4.高峰秀子って人は子役時代から養母や親族を養っている状態だったと聞く。この映画では兄夫婦(千秋実、中北千枝子)から30万円ほどの融通を求められるわけだけど、断るに断れない喜代子を見ていると、少しばかり高峰本人と重なって見えて可哀想だった。気まずそうな兄、不機嫌な弟、そして二人の妻。なんとも不穏な空気がそのままこの映画の面白さだと思う。成瀬映画で三船敏郎が見られたのも良かった。所々大根だけれども…。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-18 21:30:31)
3.成瀬映画の中で三船敏郎が見られる。滅多にない光景である。そんな三船敏郎の黒澤映画では見られない別の魅力がここでも観られるだけで嬉しかったりもする。しかも、三船敏郎だけでなく千秋実の姿まで観られて、それに成瀬映画の常連加東大介とまるで「七人の侍」でも観ているような感覚にもなり、そういう意味でも貴重であり、嬉しい。話としては相変わらず成瀬映画らしくて、男の駄目ぷりと女の強さが描かれている。主演の高峰秀子に関しては文句なしです。妻の気持ち、心の病、苦しみの中で女としての葛藤をけして、大げさに演じることなく見せる上手さ、高峰秀子あればこそ成瀬監督の持ち味が発揮され、その反対のことも言えるのである。女優陣に関してもう一人、暗くなりがちな中で笑顔が魅力的杉葉子もこれまた良い。成瀬映画としてはドロドロした凄みというもの、メロドラマとしての凄さもあまり感じられないし、物凄い傑作でもないものの、相変わらず映し出される風景の美しさには眼を奪われそうになるぐらいの良き日本の姿がこの作品にも見られる。そういう美しさを見るたげでも見る価値十分である。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-09-13 14:29:50)
2.三船や千秋実が出てくる珍しい成瀬映画。加東大介を含めて七人の侍の三人が出ているのだなあと感慨深い。高峰秀子・小林桂樹主演で東宝オールスター映画的楽しさもある。内容も成瀬映画としても水準以上のデキ。三船と高峰の雨宿りをするお茶屋さんでのシーンは特に素晴らしく、邦画史に残る名シーンと思う。いるいるこういう人という兄夫婦や母親の人間的な弱さとずるさ、それとは対照的に主人公があこがれる杉葉子と三船兄妹のさわやかな暮らしぶり等、成瀬映画ではよくあるシチュエーションが今回もばっちり決まっている。派手さは全くないが、いつまでも心に残る傑作だと思う。何年かしたら又観てみよう。
Seanさん [映画館(邦画)] 8点(2007-12-25 16:05:53)
1.最近、映画館で着々と成瀬巳喜男作品を観ている。
今回は『妻の心』。
前回観た『鰯雲』よりはいい出来。
高峰秀子、小林桂樹、三船敏郎ら、出演陣がとても良い。
終盤の持っていき方も、まさに“成瀬流”。
夫婦というもののあり様と因縁を、作品を通して、観る者にとても分かりやすく訴えかけてくる。
川島雄三監督にも似た“庶民の息吹が聞こえてくる様な”風景描写は相変わらずお見事。
その時代時代の街風景を、これほど丁寧に、そしてリアルにフィルムに焼き付けた監督はいただろうか。
その点においても、成瀬監督は傑出している。

次回も映画館で鑑賞予定の成瀬巳喜男監督作品、『あらくれ』を観るのが楽しみだなぁ~!
にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2007-11-17 20:02:42)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7375.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

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