映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝

[エイガドラエモンノビタトミドリノキョジンデン]
2008年上映時間:112分
平均点:5.11 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-03-08)
SFコメディアドベンチャーアニメシリーズものファミリーTVの映画化漫画の映画化
新規登録(2008-01-02)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-01-15)【イニシャルK】さん
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監督渡辺歩
楠葉宏三(総監督)
水田わさびドラえもん
大原めぐみのび太
かかずゆみしずか
木村昴ジャイアン
関智一スネ夫
千秋ドラミ
堀北真希リーレ
有田哲平パルナ
三宅裕司長老ジィ
大塚周夫シラー
三石琴乃ママ
松本保典パパ
菅原淳一ヤマの父
まるたまりヤマの母
宇垣秀成アナウンサー
高戸靖広
渡辺菜生子幼い頃のリーレ
松元環季ジョーロの女の子
楠見尚己
萩野志保子出木杉
原作藤子・F・不二雄
脚本大野木寛
音楽沢田完
作詞絢香「手をつなごう」
黒須克彦「夢をかなえてドラえもん」
作曲絢香「手をつなごう」
黒須克彦「夢をかなえてドラえもん」
編曲大久保薫(音楽)「夢をかなえてドラえもん」
主題歌絢香「手をつなごう」
mao(歌手)「夢をかなえてドラえもん」
撮影東京アニメーションフィルム
プロデューサー小倉久美
杉山登(チーフプロデューサー)
増子相二郎(チーフプロデューサー)
制作シンエイ動画
小学館
テレビ朝日
小学館プロダクション
アサツー ディ・ケイ
藤子プロ
八鍬新之介(制作進行)
配給東宝
作画木船徳光(3DCG)
渡辺歩(絵コンテ)
金子志津枝(作画監督)
大杉宜弘(作画監督補佐)
大塚正実(原画)
林静香(原画)
美術野中幸子(仕上担当)
松谷早苗(色彩設定)
編集小島俊彦
録音西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
田中章喜(録音監督)
その他東京現像所(現像)
腰繁男(おまけ映像)
ネタバレは禁止していませんので
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1
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19.《ネタバレ》 新しいことにチャレンジしようとする心意気は良いのですが、ちょっと空回りした感が否めません。環境は大事だよと子供に伝えるには、難しいストーリーはいらなくて、のび太とキー坊の友情を描けば良いのです。どこかの設定や演出を真似ても、それはドラえもんではないのです。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-03-31 00:05:26)
18.相変らず面白くないストーリー
いい加減抜本的に見直さないとドラえもんのブランドに傷がつく。。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-17 00:59:12)
17.《ネタバレ》 私はドラえもん好きの子どもに付き合って、ドラえもんはテレビも映画もかなりの数を見てきましたし、漫画も多数読んできましたが、この映画はこれまで見たり読んだりしたドラえもん作品の中で最低です。なぜなら、これはドラえもん映画の名を借りたジブリのパクリだからです。ドラえもん映画の駄作の作品のさらに下に位置づけられます。ベースになっているキー坊のお話は、ドラえもんではいろんな作品や場面で使われてきたおなじみのお話ですが、この映画ではオリジナルのキー坊のエピソードが使われているのは最初のほうと最後だけで、中間はジブリ作品のパクリです。私はドラえもん好きですが、ジブリが好きではないし、ジブリ以下の出来なので、見ていて気分が悪くなりました。途中で子どもの目を覆いたくなるようなシーンもありました。キー坊の話と聞いて安心して見せたのですが、大失敗でした。ドラえもんの作品でも安心して子どもに見せられないものもあることを勉強しました。
チョコレクターさん [DVD(邦画)] 0点(2012-07-26 23:49:41)
16.《ネタバレ》 植物星人たちが地球の同士を助けるため立ち上がるまではいいものの、自分達が母星の自然破壊してるってとこで唖然。結局のところ上辺だけで環境保護を謳い、作品自体説得力を持たない上、安易に他人の表現をそのままコピー。唯一の救いはエンディングの歌のみ。
みぢこさん [映画館(邦画)] 0点(2011-03-25 12:56:58)
15.スターウォーズのエピソード1 2あたりと、ナウシカが混ざったような感覚
くまさんさん [地上波(邦画)] 6点(2009-03-02 04:13:38)
14.ドラえもんの映画版は受け付けない。ドラえもんは身近な日常がひみつ道具(この言い方も好きではない。別にひみつちゃうし)によって非日常へ変わって行くのがミソなのだ。故に起承転結のハッキリしたテンポのいい短編こそがドラの真骨頂である。子供がドラえもんの見れるトシになったので付き合って見たのだがやはり受け付けない。ドラえもんにはこんな大風呂敷の冒険は似合わない。ノビタはアホボンだからこそ親近感がわくのであって、こんなに英雄をきどらなくていい。5人がベタベタし過ぎ。あくまでも「近所の同級生」なのだ。・・・とは言え、これはあくまでも子供映画であり、私がどうこう言おうが子供の「あー面白かった」という言葉には勝てないのでこの点数で。(あ、でも声は大山時代よりずっとよかったです。特にしずかちゃん)
チョッパーさん [地上波(邦画)] 7点(2009-02-21 14:29:20)
13.《ネタバレ》 良い台詞や感動的なシーンは多々あるものの、どれも単発で終わっている印象があります。例えばラストのキー坊の演説。「地球人は反省した」と言います。さて、それはいつ、誰のことを指しているのでしょう。今回の緑の侵略を地球人は認識すらしていません。のび太たちも今までの生活態度を反省した様子はありません。キー坊の演説は希望的観測に過ぎません。キー坊とのび太の別れの場面。キー坊は「宇宙を見たいから」「勉強したいから」「長老のようになりたいから」と言い残して旅立ちます。のび太とキー坊は友達というより親子に近い関係。悲しみをこらえるのび太の姿に心打たれます。でもその一方、キー坊は地球に留まらない事は容易に予想できました。彼と同種は地球上には存在しないのですから。物語は前後が繋がってこそ価値があります。感動が溢れ出してくる。キー坊の演説を活かすためには、人間をきちんと懲らしめる必要があったと考えます。キー坊の旅立ちを意味あるものにするには、彼にこう言わせればよかったのではないかと。「いつか帰ってきます」。緑の巨人による地球侵略から事態収拾までの状況把握は至難の業で、出口の無い迷路に放り込まれたような不安に襲われました。どう決着が付いたのか分からず仕舞い。其処にきて前述のような感動話を挿入されるものですから、どう受け止めたらよいのか途方に暮れました。『ドラえもん』は日本が世界に誇れる極上のブランドです。そのブランドが競合他社の売れ筋の型番を模倣したらいけません。これなら旧作のリメイクの方がずっといいです。新生『ドラえもん』が満を持して放ったオリジナル脚本がコレでは、あまりに切ないです。新生ドラえもんには本当に期待しています。だから辛口です。ごめんなさい。
目隠シストさん [地上波(邦画)] 5点(2009-02-19 22:58:21)
12.環境破壊という重いテーマより、大冒険の方が、劇場版ドラえもんには良いと思う。毎度のお約束である、ピンチの時にポケットをまさぐり、「これじゃない、これでもない」と叫ぶ、役立たずなドラえもんは苛立ちを覚える。ひみつ道具は、深い理由は語らず「ドラミに預けた」と一点張り。ジブリ臭さもちょっと受けつけない…。
真尋さん [地上波(邦画)] 4点(2009-02-07 23:33:48)
11.こういう中期のドラえもんらしいテーマは好きなのですが、下でゴールドベリさんがおっしゃっているとおり、ジブリ作品からの引用が多すぎると思いました。パクリなのかオマージュなのか知りませんが、少しやり過ぎでは?ドラえもん達が船の上からキー坊をかっさらう所なんかは台詞まで完全にラピュタ化してしまっている。あと明らかに緑の巨人=巨神兵ですよね。しかし物語のテーマとしてはツボを抑えていたと思います。子どもにも分かりやすく、楽しめる、ナウシカ&もののけ姫といった感じでしょうか。でもそれなら子どもに観せるのならジブリの方を観せますよねー。つまりオリジナルの上を行く努力の影が見えないんですよ。これでは劣化コピーと言わざるを得ません。
民朗さん [地上波(邦画)] 6点(2009-02-07 10:46:32)
10.だんだん新ドラえもんの声に違和感がなくなってきた。

映画のほうは、なんか可もなく不可もなく感動はしたけども、ラストはドラえもん映画に多い展開だったのもあり、涙が出るほど~ではなかった。でも一時期のドラえもん映画よりは明らかに良いし、楽しめる、

案外重い展開で、環境問題を強く語ってるな~と思った。16年前とは違い、環境問題は大きくなっているのもありますが。
ジブリに似てるっていうのはあまり気にならなかった。
ラスウェルさん [地上波(邦画)] 6点(2009-02-07 00:21:01)
9.子供向けにしてはなんだか殺伐としてるなあ…。
これ見る人はこんな重い雰囲気を求めているんだろうか?
キャラクター設定とかセリフとか展開とか、なんとなーくナウシカとかに
似てるような気がしたけど、劣化コピーのように見えて。
姫とかいうやつの態度が悪過ぎてムカついた。
人格を与えられた木が、普通の人間の声でキーキー言いまくるのはどうかと思った。
さん [地上波(邦画)] 5点(2009-02-06 22:32:39)
8.《ネタバレ》 宇宙で勉強したいって言うキー坊を、すごーく優しい笑顔で送り出すのび太になんだか感動しちゃったわ。 ジャイアン・しずか・スネ夫が号泣してる中、キー坊が飛び立ってしまうまで涙を流さないのび太は印象的よね。 アタシはここに、普段は情けないのび太の芯にある強さと優しさを見た気がしたわ! ってことでこのシーンはアタシも号泣だったんだけど…やっぱりジブリの影響があちこちに見られるのが本当に残念っていうか…アタシはジブリも好きだけどドラえもんも大好きだから、真似するのはやめてほしいのよね…。 それぞれ独自の世界観を大事にしてほしいっていうか。 あと、ドラちゃんの存在意義が激薄なのも気になるわ…。 新しい声優陣にもなんだかんだいって慣れてきたし、線が太い感じの最近のドラえもんの絵柄も実はアタシ嫌いじゃないんだけど…もう一度ドラえもん独自の作品世界を確認してほしい…ってことで6点よ。
梅桃さん [地上波(邦画)] 6点(2009-02-06 21:28:53)
7.ドラえもんも新声優陣になっていよいよ3作目。リメイクではなく、初の劇場オリジナルストーリーということで、スタッフのプレッシャーも恐らく並々ならぬものがあったと思う。そんな背景で製作された本作のテーマは「環境破壊」。今までもドラえもんの劇場版で環境破壊について触れた作品はいくつか思い浮かぶが、最もそれが顕著だったのが「のび太と雲の王国」だろう。あれが92年だからもう16年である。約20年経ってもこのテーマが映画として成立するのだから、地球の環境破壊がなおも大きな問題であることが痛々しく感じられる。そのためか、今回の劇場版はこれまでの作品以上にショッキングな物語構成をとっているような気もする。一見、キー坊のような愛らしいキャラクターを登場させてファンタジックな雰囲気を出しているようにも見えるが、作品の構成自体はかなり重い。「すべては緑のために」などと言葉を発する植物星の人々には、かつての独裁制の姿を思い起こさせるし、ラスト近くの爆発描写はあのキノコ雲をも連想させてしまう。文頭でテーマは「環境破壊」と述べたが、本当にスタッフが描きたかったのは「人間」そのものだったのではないかとさえ感じてしまう。人間は不条理な戦いを繰り返すものであり、その不条理な戦いに巻き込まれるのが、のび太やジャイアンをはじめとする子どもたちなのだ。更にこの争いを解決するのもまた子供たちである。単なる戦争批判ではなく、人間としてのアイデンティティを植物星という宇宙人に姿を変えて描き出すという手法はなかなか上手いと思う。ただ心配なのはこのようなテーマを扱うと「雲の王国」の時と同じように“否定的なイメージを子供へ暗に植え付けている”“説教臭い”などという輩が必ず現れるのだが、こういう子供向けのアニメだからこそ、ストレートにテーマをぶつけることが出来るというのが利点だと思う。我々大人も、子供のころから思い入れのあるドラえもん映画だからこそ、秘められたテーマをさぐりだすことが出来る。 そして「ドラえもん」という作品は原作初期の頃からそういう直接的なテーマを扱ってきた作品なのだ。大人になった今だからこそ、「ドラえもん」はまた違った視点で楽しめる。
ドラりんさん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-08 19:37:44)(良:1票)
6.《ネタバレ》 ・エンディングテーマが素晴らしく武田鉄矢関係以外では最高峰
・キー坊は子供らしくて可愛いが時間がたつとムカついてくる
・芸能人のゲストは無意味
・デッサン画がわざとらしくて嫌い
・セル画のようなシーンは安心
・新ドラ3作目ということで多少新声優に慣れ
・新ドラ劇場版に見られる脚本の無駄のなさはある
・クオリティだけで見れば今のほうが上
・静香ちゃんのセクシーショットが今は無い
・ジプリ臭がプンプンする
・最後の急展開は無理がある
・のびたのママが優しくなっていた・・

のび太のママとパパがドラを息子と言うシーンはなかなか感動した。
別に説教臭いのは気にしないので、むしろガンガンやってもらって結構だし感動シーンは素直に感動する。
でもなにか足りない・・
110分越えと旧作と比べて30分くらい尺伸びてるから最後以外は丁寧に書いてるしいいんだよね。
でも内容重視に行き過ぎ淡々としすぎて盛り上がってるシーンなんだけど淡々としてる。
この濃さで旧作を見たかったなぁ~
Sway N Linさん [DVD(吹替)] 6点(2008-08-16 01:02:18)
5.映画館から怒り心頭でぐったりして帰ってきてレビューする気にもなれなかった私ですが、ここでの好評価にびっくり!!!!ドラえもん映画って少なくとも(出来が良かろうが悪かろうが)オリジナリティを大切にして誠意をもって創ってくれているというイメージだったんですが、何ですかこの作品は???ジブリのパクリ(ラピュタありナウシカありもののけ姫ありもうごった煮)で適当に作ってるだけじゃないですか???言いたいこと伝えたいことがあるのは認めますが、表現方法が他の映画のパクリでは何の説得力もありません。今後ドラえもん映画は絶対に映画館に観に行くまい、と決めたほどがっかりした映画でした。オリジナリティの復活を切に望みます。
ゴールドベリさん [映画館(邦画)] 2点(2008-04-06 21:45:48)
4.《ネタバレ》 ええ、レビューというより見苦しい感情論ぶちまけます。これは本当に環境保護がメインテーマなのだろうか。最初のうちはキーボーの存在と宮崎アニメのオマージュとも言えるシーン(豚の鼻を持ったゴミが雄牛のように人間居住区に向かって突進するのはもののけだし、このー木なんの木♪みたいなブロッコリー大木はもろに天空の城ラピュタだ)は確かに環境問題提議的だが、緑色の怪物が全てを埋め尽くし、あの8月6日のキノコ雲みたいに立ち上るシーンを見ていると、環境問題というものはあくまでアプローチに過ぎず、製作者が本当に観客に提示したかったのは、「人間」そのものだったのではないかと思う。少なくとも「映画としての完成度、シンメトリー」を度外視したようにはじけ飛ぶ終盤の写実的描写には、「本当に僕は懸命に生きているのか」とドキリとさせられたし、キー坊をからめ捕るグロテスクなツル、緑色の不気味なスライム生物は、喜怒哀楽を持ち人を愛し愛される人間だからこそ、それが踏みにじられ破壊された時に湧き上がってくる「憎しみ」「怒り」の感情そのものではないかと思った。「憎むのは確かに楽だが、それは本人にも周囲にもいい結果を及ぼさない」というオーソドックスなメッセージを、癒しの力を持つはずの緑をグロテスクに扱う事で観客にダトン玉のようにぶつけてくるやり方は卑怯ではあるが、その術にハマってしまった僕がそれを言うのも負け惜しみのなんとやらだ。僕や僕の大事な人が誰かに破壊されたとき(自閉症者である僕や僕の彼女は、今まで暴力という形で何度もあってきた)これの映画を思い出すよ。そして「すべては●●のために」なんて言わないよ。そして途中であった泥虫好きの子供みたいに生きていけたらいいよ。そう思った時に隣で見ていた彼女・・・「植物議会のみんな、キーキーってショッカー議会みたいだね」・・・ありがとう。
はち-ご=さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2008-04-03 21:54:56)(良:1票)(笑:1票)
3.《ネタバレ》 キーボウは可愛い^^テーマも考えさせられます(自然破壊など)
ただ、のび太の部屋が狭い!
絵と背景があっていない部分が多いと思いました。
登場人物がととろっぽいもののけ姫っぽい!
やっぱり昔のささやくような声ののび太と優しいドラえもんが恋しい。

さららさん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2008-03-16 21:45:23)
2.《ネタバレ》 子供も大人も観た人たちが皆、自然を大切にする気持ちを改めて持ってもらえれば良いなあ~と思いました。お約束の最後のお別れシーンは一緒に観に行った子供と泣いてしまいました。マイナス点として後半の戦闘シーン?はドカンドカンやたら爆発してるだけで状況が良く分からない、長老も最後自爆したのか何だか良く分からない?大人の私がこんな感じなので子供はもっと理解出来ないことでしょう・・・(DVDでじっくり観たら分かるかな~?)。子供向け映画として基本的にそれは(設定は分かり易くしないと)マズイでしょ!ということで辛めに6点。
よりさん [映画館(邦画)] 6点(2008-03-16 16:47:37)
1.《ネタバレ》 声優が一新されてからのドラえもん映画は、常に「のび太」という11歳の少年のメンタリティに寄り添うかたちで創られている。この少年の、11歳という年齢だけが持つ「まっすぐさ」、たぶんそれだけを(とは、まぁ極論だけれど)描こうとしているのだと思う。

そして映画の中で、のび太は、自分にとって“何より大切なもの”のために、11歳の男の子としてのありったけの努力と勇気をふりしぼって、その“大切なもの”を守り抜こうとする。その時ジャイアンやしずかちゃん、スネ夫たちもまた、のび太といっしょにがんばり抜き、最後まで行動をともにするだろう。彼らは、「友だちであり続けること」というもうひとつの“大切なこと”のために、やはり「まっすぐ」がんばるのだ。そう、友だち同士(=同志!)として。

だからドラえもんも、映画では、“頼れる存在”というよりあくまでコメディリリーフ的役割というか、のび太たちを「あたたかい眼(笑)」で見守る立場だ。特に今回の映画では、ひみつ道具すらあまり登場しない。その分、のび太たちの「まっすぐ」ながんばりがクローズアップされることになる。・・・そのことに、いいトシをした親父であるぼくは感動し、不覚にもナミダしてしまう。

確かに、植物星人たちが地球を攻撃する後半は、いささか状況が分かりにくいかもしれない。でもその中で、のび太がキー坊を懸命に助けようとする姿と、それを見た植物星のお姫さまも手助けしようとする、この場面にこそ、映画版ドラえもんを貫く主題ーーと言って大層ならば“精神(ハート)”があるにちがいない。そう、ドラえもんの道具でも、悲壮感たっぷりのヒロイズムでもない、「ぼくにはこれしか出来ないから…」と大切なものを守ろうとする11歳の少年の「まっすぐさ」こそが、世界を救うことになるのだ。その、何という清々しさ・・・。

そうした「11歳の心(ハート)」を、「まっすぐさ」という彼らの〈倫理〉をドラえもん映画が失わないかぎり、ぼくもこのシリーズを見続けていこうと思う。どんなにトシをとろうとも、のび太たちの「まっすぐさ」を見守り続けることは、子どもたちにとってはもちろん、大人にとってもまちがいなく大切なことだから。

以上、レビューというよりひとり語り、スミマセン・・・。
<(_ _)>
やましんの巻さん [映画館(邦画)] 10点(2008-03-12 19:22:10)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 5.11点
0210.53%
100.00%
215.26%
300.00%
4421.05%
5210.53%
6631.58%
715.26%
8210.53%
900.00%
1015.26%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 4.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.75点 Review4人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 4.33点 Review3人
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