獄門島(1949)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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獄門島(1949)

[ゴクモンジマ]
1949年上映時間:102分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
サスペンスシリーズものモノクロ映画犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(2009-01-13)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2016-11-26)【イニシャルK】さん
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監督松田定次
助監督萩原遼
キャスト片岡千恵蔵(男優)金田一耕助/鬼頭嘉右衛門
千石規子(女優)鬼頭月代
三宅邦子(女優)鬼頭早苗
喜多川千鶴(女優)白木静子
斎藤達雄(男優)了然和尚
島田照夫(男優)鬼頭与三松
原泉(女優)おかね
松浦築枝(女優)お種
水野浩(男優)青山鑑識係
尾上華丈(男優)辻井刑事
高木新平(男優)山田刑事
高松錦之助(男優)荒木真喜太
沼田曜一(男優)鬼頭千万太
月宮於登女(女優)お志保
滝沢静子(女優)勝野
進藤英太郎(男優)鬼頭儀兵衛
小杉勇(男優)清水巡査
戸上城太郎(男優)貝塚三吾
沢村国太郎(男優)村瀬幸庵
大友柳太朗(男優)磯川警部
原作横溝正史「獄門島」
脚本比佐芳武
音楽深井史郎
撮影伊藤武夫
配給東映
美術吉村晟(美術助手)
編集宮本信太郎
祖田富美夫(編集助手)
録音佐々木稔郎
照明西川鶴三
中山治雄(照明助手)
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1.映画の中では誰もが「ゴクモンジマ」と発音していた。ついでに言うと“分鬼頭”は「ブンキトー」。これは同時代の物語だったのだ。引揚者のゴタゴタがまだ生々しかった時代。ラストに封建的なものへの批判が付いているのも、いかにもである。崑映画のノスタルジー的な味が入り込む余地がない。現実そのものだった。横溝ミステリーって、けっこう発表時ではリアリズムだったんだな。それにしても奇妙な気分である。崑作品のイメージが強いので、往年の名優たちによるリメイクを見ているような倒錯感。金田一が時代劇禁止中の片岡千恵蔵(いたってダンディ)。警部が大友柳太朗(何言ってんのかわかんない)。いい娘は三宅邦子で、島の警官が小杉勇、和尚が斎藤達雄、一番びっくりしたのは白痴三人娘の一人が千石規子だったことだ。やっぱりこの白痴三人娘はいいなあ。絢爛としたものが暗い風土の中を狂って駆け抜けていくってイメージは、横溝世界の芯であろう。海のギャングとの銃撃戦などで、壁に隠れてバキューンとピストルを撃つときの、片手で脇に低く構えたあの格好が懐かしい。実録やくざ映画あたりから、腰を落として両手で構えるリアリズムになってしまったが、昔の探偵はスタイル重視、反動もなんのその、片手でかっこよく撃っていたのだった。縁側のマムシを撃ったところでは場内が沸いた。犯人指摘の場で金田一が大笑いするのは、多羅尾伴内と混ざってる。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-01-14 12:18:37)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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200.00%
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400.00%
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61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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