土と兵隊のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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土と兵隊

[ツチトヘイタイ]
1939年上映時間:155分
平均点:4.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1939-10-15)
ドラマ戦争ものモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2009-02-05)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2013-01-26)【イニシャルK】さん
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監督田坂具隆
キャスト小杉勇(男優)玉井伍長
見明凡太朗(男優)工兵中尉
伊沢一郎(男優)小林伍長
山本礼三郎(男優)清水大尉
長尾敏之助(男優)内藤一等兵
原作火野葦平「土と兵隊」
脚本笠原良三(脚色)
撮影伊佐山三郎
配給日活
美術柴田篤二(装置)
編集辻井正則
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2.冒頭で西へ進む輸送船が立てる白波とオーヴァー・ラップして、上陸後の兵士たちの突撃をカメラは側面から捉える。その行軍の模様は全編一貫して画面右手から左方向へとなるよう厳格に構図が設定されており、その反復と一貫性は行軍の、ひいては戦争というものの単調さと過酷さをあえて執拗に強調しているかのようである。戦闘場面でもやはり、側面位置からあるいは部隊後方から画面奥方向への望遠のいずれかによって組織行動を客観的に映し出し、特定個人のドラマが大きくクロースアップされることはほとんど無い。注目すべきは小火器による地道な砲撃で家屋の外壁を徐々に突き崩していく様を克明に捉えたモンタージュであり、日中戦争自体を象徴化したものととれる。一方では人間たちが行軍する足元の草花や、休憩中に空を流れる雲、廃墟をうろつく動物たちの写実的な点描が戦争行為を相対化させ、映画は無常観すら漂わす。あくまで刻苦や精励に主眼を置き、安易なヒロイズムや愛国主義とは無縁の行軍描写は『五人の斥候兵』に対するルース・ベネディクトの指摘のように「反戦」的とすらいえる。検閲制度のさなか、時局への迎合に対しぎりぎり踏みとどまる田坂監督の矜持と誠実さを示す作品である。
ユーカラさん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-02-11 22:06:46)
1.《ネタバレ》 ドキュメンタリーでこそないものの、戦争の様子を何の飾り気もなく映像化した本作は、まさに戦争の過酷さを痛いほどに焼き付けている。

土まみれになりながら、ひたすら攻め進む日本兵たち。
支那をひたすらつきすすむ兵隊たち。
本作は、戦争の様子をただ単純に映像化しただけの作品で、はっきり言って楽しくない。

面白味に欠けるその内容たるは、耐え難く至極退屈である。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 0点(2009-02-05 19:58:08)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.00点
0150.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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