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未成年 続・キューポラのある街

[ミセイネンゾクキューポラノアルマチ]
1965年上映時間:101分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1965-04-29)
ドラマシリーズものモノクロ映画青春もの小説の映画化
新規登録(2009-09-25)【アンドレ・タカシ】さん
タイトル情報更新(2023-06-13)【イニシャルK】さん
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監督野村孝
キャスト吉永小百合(女優)石黒ジュン
浜田光夫(男優)塚本克巳
宮口精二(男優)石黒辰五郎
北林谷栄(女優)石黒トミ
野川由美子(女優)ユリ子
菅井きん(女優)金山美代
西尾三枝子(女優)ノン子
寺田誠(男優)崔一郎
殿山泰司(男優)松金親方
新田昌玄(男優)野田先生
岡田可愛(女優)アイ子
市村博(男優)克巳の仲間
紀原土耕(男優)克巳の仲間
亀山靖博(男優)克巳の仲間
浜川智子(女優)リス
南風洋子(女優)池貝先生
松岡きっこ(女優)タケ子
福田トヨ(女優)酒屋のおかみ
沖田駿一郎(男優)チンピラ(クレジット「吉田毅」)
原作早船ちよ
脚本田村孟
音楽黛敏郎
撮影横山実
配給日活
美術中村公彦
編集鈴木晄
その他目黒祐司(スチール)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 「キューポラのある街」が1962年で今作が1965年の製作。劇中でも同じだけの年月が経っている設定のようでした。メインの役どころの配置はそのままで、演じる人が何人か代わっています。前作は未来への希望を醸して終わった記憶があるけど、今作はとびきりハードな内容でビックリ。吉永小百合演じる主人公ジュンは18歳。カメラ工場の組み立てラインで働きながら、定時制高校に通い、大学進学の為の学費をコツコツ貯金する日々。いきなり同じ工場で働く友人の妊娠騒動から始まり、職場でのイジメ、親父の失業、朝鮮の友人との接触から政治思想を持っていると睨まれたりもする。唯一の希望に見えた幼なじみの浜田光男が興した会社も倒産し、問題ばかりが山積して行く。その底流に、貧困で子沢山な家庭が横たわっている。どうやって決着をつけるんだ、と心配していたら、ジュンは1年を残して定時制を中退し、夜も働いて家族を養う道を選びます。大学へ行き、稼ぎの良い仕事に就いて、親元を離れて自活するという夢は、つらい現実の前に霧散しました。働きながらでも学ぶことは出来る、と自分に言い聞かせ、この場所で、川口で生きて行くと胸を張ります。それは、貧困を含めた多くの問題に正面から挑むことが、自らの宿命と悟ったかのような決意でした。でも、このラストシーンに流れる音楽が不協和音を轟かせていて、ジュンの前向きな意思とは裏腹に、どうしても禍々しい運命を連想させる。自分はこの映画から、希望を感じることは出来なかった。つい最近の映画「百万円と苦虫女」では、主人公は幸せを求めて何度も引っ越します。自己実現手段の変化は時代の隔絶。遠い昔を映していました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-28 00:15:14)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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600.00%
71100.00%
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900.00%
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