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ゴジラ(1954)

(ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版)
GODZILLA:KING OF THE MONSTERS
1954年【日】 上映時間:97分
平均点: / 10(Review 174人) (点数分布表示)
ドラマSFラブストーリーシリーズものモノクロ映画パニックもの特撮もの小説の映画化モンスター映画
[ゴジラ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-07-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(1954-11-03
レビュー最終更新日(


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監督本多猪四郎
円谷英二(特殊技術)
助監督梶田興治
竹林進
キャスト宝田明(男優)尾形秀人
河内桃子(女優)山根恵美子
平田昭彦(男優)芹沢大助
志村喬(男優)山根恭平
堺左千夫(男優)萩原(新聞記者)
村上冬樹(男優)田辺博士
山本廉(男優)政治(漁夫)
鈴木豊明(男優)新吉
馬野都留子(女優)新吉の母
高堂国典(男優)老漁民
小川虎之助(男優)南海汽船社長
中島春雄(男優)変電所技師
菅井きん(女優)大沢婦人代議士
恩田清二郎(男優)大山代議士
瀬良明(男優)代議士
勝本圭一郎(男優)代議士
藤木悠(男優)栄光丸無線技師
佐原健二(男優)新聞記者/遊覧船の乗客
手塚勝巳(男優)新聞社デスク
今泉廉(男優)海上保安庁係官
牧壮吉(男優)海上保安庁係官
岡部正(男優)田辺博士助手
向井淳一郎(男優)新聞記者
緒方燐作(男優)対策本部員
佐田豊(男優)対策本部員
広瀬正一(男優)代議士
三田照子(女優)松坂屋前で死を待つ母親
榊田敬二(男優)大戸島村長 稲田
橘正晃(男優)テレビ塔のGHKアナウンサー
池谷三郎(男優)しきねのGHKアナウンサー
加藤茂雄(男優)自衛隊員
川合玉江(女優)大戸島の娘
記平佳枝(女優)看護婦
堤康久(男優)大戸島村民
津田光男(男優)
岡豊警戒警報のアナウンス
原作香山滋
脚本本多猪四郎
村田武雄
音楽伊福部昭
作詞香山滋「平和への祈り」(ノンクレジット)
作曲伊福部昭「平和への祈り」(ノンクレジット)
撮影玉井正夫
有川貞昌(特殊技術)
富岡素敬(特殊技術)
高野宏一(特殊技術 撮影助手)
逢沢譲(撮影助手)
円谷一(特殊技術 撮影助手)
製作田中友幸
配給東宝
特撮向山宏(合成)
作画育野重一(絵コンテ)
美術中古智
北猛夫(美術監督)
渡辺明(特殊技術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
大橋史典(造型)
録音下永尚
照明石井長四郎
岸田九一郎(特殊技術)
小島真二(照明助手)
スーツアクター中島春雄ゴジラ
手塚勝巳ゴジラ
あらすじ
太平洋沖で漁船が次々に沈没するという事故が起こった。遭難地点に近い大戸島では、暴風雨の夜に建物が崩壊。何か巨大なものに踏み潰されたとしか思えないと、古生物者の山根博士(志村喬)一行が調査に出かける。彼らが見たのは、島を練り歩く巨大な怪物だった・・・。本作はあらゆる怪獣パニック・ムービーの元祖であり、世界中で大ヒット。特撮史に「Godzilla」の名前を轟かせた。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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154.60年程前の映画とは思えない完成度。素晴らしいです。ゴジラ登場時の音楽!「ダ・ダッダン、ダ・ダッダン、ダ・ダ・ダ・ダ、ダ・ダッダン♪」も素晴らしい!!、が、横にいる妻よ、頼むからこの音楽に合わせて「亀田、亀田、亀田のあられ、亀田、・・♪」と歌うのはやめてください。
あげどんさん [地上波(邦画)] 10点(2014-07-16 12:47:55)
153.その後も世界的に続編が作られることに敬意を表して6点。人間ドラマや特撮も現代ではちょっと苦しすぎる。
nojiさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-07-13 23:43:56)
152.なるほど、怪獣映画の元祖と言える。
これが戦後10年で上映されていたのだから今考えれば驚きだが、当時はどうたったのだろう。
思ったよりもメッセージ性もあり、観られる映画。それでもまあそれなりか。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-07-11 21:43:01)
151.リアルタイムで映画館の大画面で見てたらそれなりの迫力だったろうな。ただ宝田明と河内桃子、平田明彦の三角関係など人間ドラマの部分は全部不要。オープニングで海上保安庁賛助のテロップがあったが、それよりも『この映画の製作において、動物に危害は加えられていません』のエンドクレジットが必要。それほどラストシーンはゴジラが可哀想だった。
Q兵衛さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-10 15:18:08)
150.《ネタバレ》 何度も劇場やDVDで見ている傑作だが、この度デジタルリマスター上映で鑑賞。
作品の評価は揺ぎないが、このリマスターは映像も音声も少々「やりすぎ」に感じた。
巨大に見えていたゴジラのディティールが鮮明になることで2メートルの着ぐるみの質感やギニョールの仕掛けなどが、生々しく感じられ演出の意図を崩してしまったようにも思う。
ビルの壊れ方、ピアノ線、重そうなゴジラの動き、所々の無理なカットつなぎ、合成の揺れなど、常に絵の外側にいるスタッフを意識してしまう。
しかしその反面、日本で初めて怪獣映画を作るにあたって当時のスタッフがどれほど試行錯誤して汗を流して苦労したか、スタッフが写っていないメイキング映像のようにも感じられるという、穿った見方ではありますが、そういう面白さを感じました。
作品そのものの感想ですが、若い頃見ていた時より、今のほうがよりドラマに説得力を感じました。「戦争」「核」「科学の誤った使い方」この映画の製作当時から半世紀以上を経ても解決されない問題だからだと思います。
どっぐすさん [映画館(邦画)] 10点(2014-07-01 16:06:35)
149.《ネタバレ》 劇場で、デジタルリマスターで、遂に観た!
初めて観たのは「ゴジラ対ビオランテ」で、映画館で観る迫力に興奮し、以来ゴジラというと年に一回必ず映画館で観るのが恒例でした。したがって白黒のゴジラ作品は観たことが無く、今回60周年記念で第1作を見れるという貴重な機会なので行って参りました。

まず、戦後10年足らずでこんな作品を作ってしまうそのパワーに驚かされる、そして反戦映画でもあり、戦争の悲惨さ水爆の恐ろしさをゴジラに置き換えて描いていると思いました。勿論エンターテイメントとしても面白く、人間のドラマ部分もしっかりしているのでこの評価なのだなと感じました。
何より良かったのは、ゴジラが怖いという意見が多い中、私はカワイイ!と思わず叫んでしまうほどゴジラに親しみを覚えました。初登場シーンの山の向こうからひょっこり覗いているところとか、ミサイルの集中攻撃にあうもマイペースに、ちょっと踊りながら余裕で海に帰って行くシーンとか、最高にチャーミング!
なので、ラストの海底で何も知らずに興味津々の様子で兵器を持った人間に近づいてくるゴジラを観た時、ダメー!こっちに来ちゃダメー!と夢中で叫んでいました。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2014-06-24 15:37:08)
148.《ネタバレ》 この度デジタルリマスター版で劇場鑑賞してきました。逆襲から昭和、平成シリーズは全作VHSで、vsキングギドラからミレニアムまでは劇場で鑑賞してきたファンですが1954年版はレンタル屋の棚にも置いていない非道ぶりで、鑑賞までにはようやく念願叶った形です。私が知っているゴジラは敵性怪獣と戦い、最後は海に帰って行くヒーローでしたが本作の鑑賞にあたり改めて、ゴジラは人間への戒めであり、自然界に君臨する神なのだと深く印象付けられました。顔も全作の中で一番不気味で恐怖を感じました。勝手に生み出され、勝手に殺されて行くゴジラに同情をせずにはおられません。放射能を撒き散らし、街を破壊し尽くすゴジラは戦後間も無い当時の人々の目には一体どう映ったのでしょうか。半世紀以上昔の作品なのに、特撮に笑える様な「粗」が無い事にも驚かされます。これぞ世界に誇るディザスタームービーの先駆けであり、傑作だと思います。夏にはアメリカ版が公開されますが楽しみです。かれこれ20数年、ゴジラを愛し続けてきて良かった。
Kの紅茶さん [映画館(邦画)] 9点(2014-06-15 16:23:26)(良:1票)
147.《ネタバレ》 60周年記念デジタルリマスター版を鑑賞。ビデオ、LD、DVDなどでさんざん見ていたけどスクリーンで見るのは十何年ぶり。傷もなく、音声もクリアー。そのおかげで、劇場サイズでの鑑賞にふさわしいクオリティの特撮映画であることを再認識。作り込まれたミニチュアとぬいぐるみで表現されたゴジラの重量感。モノクロ画面だからこそ表現できた、まるで悪夢に出てくる具象化された恐怖のようなゴジラの真っ黒い姿。この先も映画史に残り続ける作品でありましょう。
こんさん99さん [映画館(邦画)] 8点(2014-06-15 10:00:55)
146.《ネタバレ》 私は特撮というジャンルに興味がなく、ゴジラ映画は保育園児の時に見た「ゴジラVSモスラ」だけ。仮面ライダーにも戦隊モノにも興味がございませんでした。そんな中、2014年版ゴジラのためにゴジラ作品をある程度観ておこうと思い、その取っ掛かりに初代ゴジラを選んだのです。
私の想像以上にホラー映画でした。夜の東京を暴れまわるゴジラの質感は、白黒映画でこそ出せる素晴らしい物でしたし、なにより目が怖い。ちびっ子のヒーローとして愛嬌をふりまくゴジラにはない、怪物の目でした。
最近、某ネットメディアにて「初代ゴジラは反戦・反核映画か?」という記事が公開されました。ゴジラが反戦・反核映画と評価されたのは1980年代のリバイバル時で、公開当時はゲテモノ映画として庶民に親しまれたから、一概に反戦・反核映画とは言えません!というレベルの低い記事でしたが、どっからどう見ても反戦・反核の映画だろうこれは!ゴジラが東京を荒らしまわった後、被害者の子どもにガイガーカウンターを向け、反応を示したことに愕然とした表情を浮かべる医者。ラストシーンで水爆実験を繰り返せば別のゴジラが現れると予言した志村喬。序盤の電車内での、長崎の原発から生き延びた女性と疎開の可能性にげんなりする男性の会話。大量破壊兵器である水爆を象徴するゴジラを倒すために使われた「オキシジェン・デストロイヤー」という名の大量破壊兵器。露骨に反戦・反核じゃないすか。勘弁してほしいさね。
集団的自衛権がどうのこうのと騒がしい昨今ですが、そんな時期だからこそ、評判の良いハリウッド版ゴジラがやってくる今だからこそ見て価値のある映画ですよ。本当に素晴らしい。
カニばさみさん [DVD(邦画)] 9点(2014-06-05 01:03:09)(良:1票)

145.《ネタバレ》 日本が誇る完璧な破壊神、今観てもこの迫力、緻密な仕事ぶりに日本のクラフトマンシップの神髄を感じて涙ぐんでしまうほどの出来栄えだ。21世紀の今、破壊される東京の街を観て私は模型だと感じなかったもの。唯一、叩き落されたヘリだけはどうしても模型だったけど。国会議事堂をバックに、燃えさかる帝都にそびえ立つ黒いゴジラのシルエット、この1シーンの見事さ、怖ろしさ、禍々しさ。当時戦禍の焼け跡をリアルに知る世代の人たちは悪夢の記憶をまざまざと呼び起こされたのではないだろうか。
ゴジラ、完璧だ。悪役だけど完璧さの美もあって、やっつけたくないという気持ちにもなるほどだ。宝田と河内が下手でがっくりくるんだけど、ゴジラが補って余りある。「皆さん、さようなら!」の絶叫とともに殉死したテレビクルーとゴジラと心中した芹沢博士、そして一度聞いたら忘れられない音楽に敬意を表して満点を献上いたします。
tottokoさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-05-01 00:09:51)
144.60年前の映画とは思えない映像の迫力とメッセージ性に脱帽です












pillowsさん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 03:40:26)
143.●元祖怪獣映画を今頃鑑賞。面白いを通り越して衝撃を受けました。今年見た映画で間違いなく一番です(まだ3月ですが)●ゴジラが怖い。容赦なく町を破壊し、人間を殺す。まごうことなき恐怖の化身として描かれている。白黒画面で見えにくいのが却って良い。
●娯楽作品というより核兵器が存在する世界へ警鐘を鳴らすための手段ですね。それも大真面目。芹沢がゴジラを殺しうる超兵器を持ちながら使用をためらう理由などアインシュタインら核物理学者の苦悩をなぞったものではないでしょうか。山根博士の「最後の一匹とは思えない・・・」も深さを感じる。核兵器競争を止めない限り人類は滅ぶしかない・・・。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 10点(2014-03-25 20:55:12)
142.久しぶりに見ました。この頃の映画の常として、時間が比較的短い(その中では長い方かも)。なので特に前半はポンポン話が進みます。このテンポ感がいい。ムダな説明を省いて観客にちゃんと話を理解させるところが、本多演出の真骨頂でしょう。
内容的には改めて言うことはないですが、一部大仰な演技のところがあり、全体がリアルなタッチで描かれているだけに、妙に浮いてしまっていたのが残念でした。しかしそれ以外は、今見てもよく作ってあるなぁと感じさせます。

それにしても、子供の放射能を本当に測定するような時代が来るとは、考えてもみませんでした。最後の山根博士の台詞にあるように、21世紀のゴジラもあれが最後の一匹というわけではなさそうです。そう考えると、この作品の存在意義は60年経った現代でもあるというか、ある意味時代がゴジラに追いついてきたと言えるかもしれません。なんという予見性か。〔レビュー600本目〕

[2014年06月13日追記]劇場で「60周年記念リマスター版」を鑑賞してきました。映像はもちろんのこと、音声が非常にクリアになっていて感動的でした。現在では機器の性能が向上していますから、音に関しては初公開時以上かも。リマスター版制作に拍手を。
アングロファイルさん [DVD(邦画)] 9点(2014-03-15 21:27:52)
141.《ネタバレ》 今見ても古さを感じさせない、なんて言いません。
やはり今みたら古い。さすがに特撮は稚拙に感じられる場面が多かったです。
ただ、その古さが絶妙にゴジラのイメージにはまっていたように思います。
オープニングなんかメチャメチャ古いのに物凄くゴジラにマッチしています。
ゴジラが街を破壊するシーンを見るに、モノクロ映画がこれほど似合う映画があるかと思うくらい・・・いっそのことハリウッドの最新版もモノクロでやったほうがいいのでは。
テーマもシンプル明確で、最後の必殺兵器を使うまでの経緯を非常に大事にしているのが印象的でした。
安易に核兵器で収束を図るハリウッド映画は見習ってほしいものです。
もう本作のゴジラの後にゴジラなしとしか言いようがありません。
後世のゴジラは何か余分なものを付け足して自滅しているように思います。
牛若丸さん [DVD(邦画)] 9点(2014-02-03 00:13:43)(良:1票)
140.《ネタバレ》 ティリティ、ティリティと有名なBGMバックに始まるオープニング。なんだかテンションが上がります。このBGMは「ジョーズ」のようにゴジラ登場シーンにのみ使用されると勘違いしてまして、実際には様々なシーンで使われてました。古い作品ですので、着ぐるみが模型を壊しているあたりは無視して鑑賞。水爆とか言われても子供には難しく、話の内容もシリアスで青年からを対象にしているような作品に仕上がっています。ラストもあっさりしていて、エンディングもありません。口からの光線は、時代のせいか迫力がなく、破壊というより火事を起こさせる霧吹きのようでした。CG慣れした現在っ子には見向きもされないでしょうが、歴史映画としての価値はありそうです。
マーク・ハントさん [DVD(邦画)] 5点(2014-01-18 11:47:48)
139.《ネタバレ》 ゴジラシリーズの中でも記念碑的な第一作目 以前見た時は画質がいまいちでこんなものかと思ったが、今回高画質版で見直すとこれがけっこうイイ 怪獣映画としてはもしかして史上最高シリアス その後の怪獣映画にかならず有るギャグパートがまるでない 原子力あるいは水爆実験を具体的な例を出して警鐘を鳴らす作りになっている 終戦から10年も経っていないし、国際法上の終戦(サンフランシスコ平和条約)からはわずか2年後だ まだまだ当時は気持ち的に原爆怖いの図式が濃かったのではなかろうか ゴジラが銀座で暴れた直後の凄惨な惨状の中で、ガイガーカウンターを一見健康に見える少女に向けて、哀しげに首を振るドクターの姿には正直衝撃を受けた 崩れ行く松坂屋デパートの片隅で、3人の子供を抱えてうずくまる母親が「もうすぐお父さんの所に行くのよ」などと言うが、最近のデストピア映画の表現すら軽く越えていると思った 3人の子供だぞ、心底ゾッとした 銀座を破壊するゴジラの特撮もその後のゴジラシリーズと比べても遜色無い出来だ ゴジラのテーマ曲もシリーズを通して50年も使われている奇跡的な名曲としかいいようがない シリーズとしてというよりもモンスターSFとしても世界的な傑作だと思う
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2013-12-24 12:48:06)
138.《ネタバレ》 こんなにも有名なのになぜか敬遠していて今まで見ていなかったのでついに鑑賞。ううむ、確かに単なる娯楽映画でも怪獣映画でもないし、邦画として世界に名だたる理由も分かる。

■なかなか姿を見せないのはパニック系の鉄板だが、容赦なく船が沈められるのに姿は一向に見えない。そして出現が白昼いきなりで、しかも山の向こうからというかなりの不意打ちで上手い。

■ミニチュアのセットなどはいま見るとあまりにお粗末であり、むしろ可愛らしいぐらいだが、その辺は時代を割り引いてみるべき。それでも、東京中が火の海になるのは、戦後間もない映画としては相当に衝撃的だったはず(他のレビュワーさんによると、ゴジラの通った経路は東京大空襲のそれと同じらしい)。撮影の裏話はプロジェクトXで以前やっていたが、相当苦労したらしい。

■しかし何と言っても最大のジレンマは、大量破壊兵器(水爆)の生んだ怪物は、大量破壊兵器(オキシジェン・デストロイヤー)で倒すしかないというあたりか。メッセージは明確に反戦ではあるが、それへの対抗としては武器をもってするしかなかったという苦渋さが感じられる。最後は科学者の良心が自らを投げ打って日本を救うわけだが、全くすっきりはしない終わり方。
θさん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-31 00:17:47)
137.《ネタバレ》  それまで怪獣バトルの映画シリーズとしてしか、ゴジラを知らなかった私は、今から約30年前、高校を卒業した頃にやっと、これを見て驚いた。怪獣映画ではあるが、一般のパニック・サスペンス映画として、たいへん優れていると。

 発端の事故から、次第に事の真相が明らかになってきて、その正体を現す厄災。船なんか3回も沈められて、まだ姿を現さない。この焦らし方、ゾクゾクさせるやり方は、サスペンスの定石だ。どう結び付くのかわからないサイドストーリーが、解決に結び付くさま。そして、何と言ってもゴジラの銀座での大暴れ。俯瞰のショットを巧く使っているとはよく言われることだが、もう一つ、計算ずくなのかどうか不明だが、黒つぶれで、全てをくっきり見せるわけではない画面、それによる恐怖。実に見事なパニック映画だ。
 そして、ゴジラが評価されている最も大きな理由、ゴジラの精神的柱とも言える、核兵器への批判、反戦・平和への主張。長崎から逃げてきた女や、戦争によってお父さんを失った家族などを巧みに描写して、戦争・原爆の記憶を引き出し、その恐怖とダブらせて、巨大生物を見せる手管。全く見事だという他ない。
【訂正】俯瞰ではなく仰観でした。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 9点(2012-10-31 22:54:00)(良:2票)
136.SF怪獣パニック映画だが決して子供向け、マニア向けというわけでもなく、大衆娯楽作品とも分類されない至高の社会派作品。

そもそもどういうコンセプトでこの作品が誕生したのかはわからないが
一見突飛なSF色を持ちながらもものすごく真面目に作ってありスタッフの気概が感じられる。
善悪とか恐怖とかでは語りつくせない無常さ。
正に金字塔。
Arufuさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2012-09-02 05:40:36)
135.《ネタバレ》 目が肥えた今観ると粗が見えなくもないですが、間違いなく怪獣映画の金字塔。
神格化され過ぎとの意見も解らなくもないが、これこそ神格化して良い映画だとも思う。

どんなに最近のCGが素晴らしかろうが、この映画の特撮には味がある。
言うならば、高級レストランのカレーは確かに美味いかもだが、バーベキューで皆で飯盒と鍋で作ったカレーが美味いみたいな・・・(たまに失敗もあろうが。)

また、ゴジラ出現の際のテーマ曲が物凄く秀逸。
これほど映像と曲がマッチするのって、なかなかないと思う。

世界に誇れるのは黒澤や小津でもなく、この映画では?とすら思える映画でした(勿論、黒澤や小津も素晴らしいですよ、念の為)。

ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 9点(2012-07-07 07:19:04)
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【点数情報】

Review人数 174人
平均点数 8.29点
000.00%
110.57%
200.00%
300.00%
421.15%
584.60%
62011.49%
72011.49%
83017.24%
93620.69%
105732.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.18点 Review16人
2 ストーリー評価 8.50点 Review24人
3 鑑賞後の後味 8.52点 Review21人
4 音楽評価 9.40点 Review32人
5 感泣評価 7.75点 Review16人

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