黒い狼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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黒い狼

[クロイオオカミ]
The Singer Not the Song
ビデオタイトル : 黒い狼/ローン・ウルフの決闘
1961年上映時間:132分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマウエスタン
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監督ロイ・ウォード・ベイカー
助監督アンソニー・ウェイ(ノン・クレジット)
キャストダーク・ボガード(男優)
ジョン・ミルズ(男優)
ミレーヌ・ドモンジョ(女優)
ローレンス・ネイスミス(男優)
撮影オットー・ヘラー
デヴィッド・ハーコート〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
ジョン・オルコット(ノン・クレジット)
製作ロイ・ウォード・ベイカー
美術テレンス・マーシュ(ノン・クレジット)
録音ゴードン・K・マッカラム
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 フェリーニの『悪魔の首飾り』の主人公テレンス・スタンプは“世界初のカトリック西部劇”に主演するためにローマに来ます。“カトリック西部劇”なんて奇妙な代物が実は本当にあったんですね、驚きました。主演がジョン・ミルズとダーク・ボガードという二大英国名優、舞台がメキシコ、しかも時代が現代(1950年代?)、とまあここまでくせ球を投げてくるとはさすが英国映画です。“無法者が支配する町に新任保安官が赴任してくる”という西部劇では一般的なプロットで、保安官が神父であるところが違いだと言うことです。本作のボガードは、『荒野の七人』のユル・ブリンナーみたいな黒づくめコスチュームで登場してきて実にカッコ良い。当然、“善”のミルズ神父と“悪”のボガードの対決という図式で物語は進むわけですが、ボガードを単純な悪ではなく権力や教会に不信感を持った屈折した男なのがなかなか良い。そこに地主の娘ミレーヌ・ドモンジョ(当たり前だけど、若い!)が絡んでくるのですが、神父に恋してしまい三人の三角関係がラストの悲劇に繋がってゆくところは思ったより重厚な展開です。また、どうもボガードも神父にホモ的な愛情を持っているみたいな雰囲気もあり、そういう類の演技をさせたらボガードはピカ一ですね。この映画の最大の問題は、別に西部劇みたいな設定にする必然がないということでしょう。 原題は「歌手が大事なんだ、歌じゃない」という意味ですが、これはカトリック教会に対するけっこうきつい批判でもあります。余談ですが、字幕が「神父」と「牧師」を混同しているのが気になりました。「牧師」はプロテスタントですよ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-02 23:58:30)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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100.00%
200.00%
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400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
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1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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