パラサイト・バイティング 食人草のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パラサイト・バイティング 食人草

[パラサイトバイティングショクジンソウ]
THE RUINS
2008年上映時間:90分
平均点:6.46 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ホラーサスペンス小説の映画化
新規登録(2011-06-04)【8bit】さん
タイトル情報更新(2017-06-18)【イニシャルK】さん
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キャストジョナサン・タッカー(男優)
ジェナ・マローン(女優)
ローラ・ラムジー(女優)
ショーン・アシュモア(男優)
ジョー・アンダーソン〔男優・1982年生〕(男優)
坂詰貴之(日本語吹き替え版)
佐久田修(日本語吹き替え版)
音楽グレーム・レヴェル
撮影ダリウス・コンジ
製作クリス・ベンダー
スチュアート・コーンフェルド
ドリームワークス
製作総指揮ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
ベン・スティラー
美術グラント・メイジャー(プロダクション・デザイナー)
衣装リジー・ガーディナー
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【クチコミ・感想】

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1
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13.《ネタバレ》 典型的な低予算B級ホラーと舐めてかかってはいけません。製作はドリーム・ワークスでエグゼクティブプロデューサーはベン・スティラー、音楽グレーム・レヴェル・撮影監督ダリウス・コンジとスタッフも一流です。『シンプル・プラン』のスコット・スミス書いた小説が原作ですけど、ピラミッドの頂上というほぼ限定された空間は、独創的な映像アイデアだと思います、予算も節約できますしね。この映画の上手いところは、必要最小限の情報しか観客に与えないことでしょうね。ピラミッド自体はマヤ文明の遺跡らしいけどなぜその周囲にだけ食人草が生えているのか、原住民たちは若者たちをすぐに殺さずにピラミッドの頂上に追い詰めたのか、そもそも連中は何者なのか?こういう不条理とも言うべきストーリーテリングは自分の好物です。モンスター・ホラーと言っても食人草自体は積極的に攻撃してくるわけでもないのですが、着信音を音声模写(?)して獲物をおびき寄せるところなんか、はっきり言って荒唐無稽ですけど昆虫が使う擬態が連想されてゾッとします。けっきょく本作で怖いところは食人草よりもドツボにはまって自滅してゆく五人の運命で、これはほんと文字通り痛々しい。“石で骨を粉砕してナイフを使って両脚を切断”なんて、良くこんなこと考えつくなと感心してしまいます。この映画は、食人草よりも極限に追い詰められた人間がとる痛々しい行動に恐怖する種類のホラーなんです。B級ではありますが、掘り出し物と言えるホラーなんじゃないでしょうか。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-12-21 19:41:10)
12.《ネタバレ》 予告編に釣られて鑑賞。
案の定痛い展開。
しかも食人草か噛み付くわけではなく、食人草から逃れるために自ら脚を切ったり皮膚を切り刻むという救いのない痛み。
これは激しくメンタルをやられる。
女の子のおでこに蠢く食人草を見た仲間たちの絶望感がなんとも切ない。
遺跡を見守る村人たちの言葉が理解できないのも絶望感に拍車をかけているし、村人の行動について余計な説明を一切しない潔さもやり切れない閉塞感を高める効果をあげている。
難点は、食人草の知能と能力が高過ぎる点。
携帯の着信音まではゾッとしたのだが、声色を真似る所ではちょっと興醒めしてしまった。
何事もほどほどが肝心。
とはいえ、ラストもなかなか好感が持てる良作。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-01 14:56:40)
11.これは「痛い」。痛がる役者と一緒に「イテててて」と言っちゃう。この手の映画には珍しく男性陣が身勝手な行動をせず好感が持てる。かなり良作です。
真尋さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-02-07 22:07:42)
10.《ネタバレ》  『怖い』というより『痛い』。そして『気持ち悪い』。恐怖感より嫌悪感のほうを強く感じちゃいますね。
 外では村人たちが武装して、一歩でも外に出れば射殺。水も食料も残り僅かで助けが来る保障もない。唯一の望みは遺跡から鳴り響く携帯だったわけですが・・・。いやいや。その携帯の正体がそれじゃあちょっと八方塞がりすぎるなあ。
 ここまで手も足も出ない状況でひたすら消耗していく様子を見せられると、気が滅入ってしまいます。
 ホラー映画に求める、ハラハラとか、ドキドキとか、たまに訪れる反撃のカタルシスとか、なんかそーゆーのが全然ないんですよね。
 食人草は良かったと思います。パックリ口開けてガブっとかじゃないのが良い。なんか本当にこーゆー植物いそうですよね。寝ている間に傷口から侵入するとか、なかなかいい感じです。
 舞台もいい。こじんまりした遺跡というのが好み。ただ、低予算のためか、ほとんど遺跡の外の話ってのは物足りなさを感じます。
 この舞台設定と、アグレッシブな若者を揃えた割りには、ホラーに寄りすぎている感じはします。もうちょっとだけアクションアドベンチャー的要素もあれば、また評価は違ったかもしれません。
 主人公がひたすら篭城を主張し、友人は脱出を主張する。保守派と革新派。結果保守派が勝利し、映画はひたすら陰鬱で地味なものへ。その割には極端に痛い描写、生々しい描写あり。うーん。微妙に私の好みからずれていて残念でした。
たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2020-04-13 21:33:12)(良:1票)
9.《ネタバレ》  面白いんだけど、それ以上に「痛い」映画。

 特殊な植物の蔦が体内に侵入し、それを取り出そうと自らの身体を切り刻む女性のシーンなんて、もう画面から目を背けたくなるし、仮に背けたとしても嫌ぁ~な声と音がして容赦なく「痛み」を連想させてくるしで「そんなに丁寧に描写しなくても良いよ! 観客に痛みを伝えたりしないでよ!」と訴えたくなります。
 そんな具合に、ともすれば不快感だけを味わう事になりそうな内容なのですが……
 これが案外、しっかり楽しむ事が出来たのですよね。

 まず、冒頭「災難に見舞われる前の、楽しい旅行風景」がキチンと描かれているのが好印象。
 そして舞台となる遺跡を訪ねる際に、現地人から「あそこだけは止めておけ」という類の、お約束の台詞が飛び出す辺りが、何だかニヤリとさせられるのです。
 作り手に対し「おっ、分かってるね」と拍手を送りたくなるような演出。
 
 麻酔無しで脚を切り、これで何とか助かったかと思われたのに、その後に口から蔦が入り込んだ時の絶望感なんかも良かったですね。
 じわじわと追い詰められていく描写が丁寧なので(あっ、これハッピーエンドは無理だな……)と、観客にも自然と受け入れさせてくれます。

 そうして全滅も覚悟したところで、ヒロインだけは何とか遺跡からの脱出に成功するという結末は意外性がありましたし、途中(プレッシャーに押し潰されて、嫌な奴と化してしまうのでは?)と不安になったりもした一同のリーダー格、医学生のジェフが最後まで良い奴のまま、自ら囮になってヒロインを逃がしてみせるという展開も好みでした。
 とにかく観ていて「痛い」と感じる場面が強烈なので、再見したくなる映画とは言い難いのですが(観て良かったな……)と、素直に思えましたね。

 なお、DVD収録の別エンドでは、ヒロインも結局は死んでしまうという救いの無い結末なのですが、自分としては「何とか一人だけは助かった」という、本編の終わり方を支持したいところです。
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2016-12-22 06:52:49)(良:1票)
8.前提知識なしで邦題も知らずに見たもんだから超楽しめた!!邦題を考えた奴はちゃんと映画見たのかね?
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 6点(2016-09-18 05:19:04)
7.若者が旅行中にはしゃいだらエライことになっちゃった系の映画。襲ってくるのは植物系のモンスターと原住民。襲うって言っても、この映画はどちらかと言えばジワジワ系。ドキドキするってゆーよりはジリジリ体力と精神を消耗するのを見るって感覚。友人の足を治療のために切り落としたり、体に入った根を引き抜くために肉体を切り刻むなどのシーンは結構強烈。特に女性の一人が、「ちょっと根っこを取ってるの」と汚れを落とすような感じで、自分の体を切り刻むシーンはヤダナー感たっぷり。主役のカップルが二人ともそんなに好感度を感じないので、全滅もあるなって雰囲気がビシビシ伝わってきた。マヤ遺跡、植物の怪物、固定された場所でジワジワ追いつめられるってゆうワードにピンときたら、わりかしテンポもいいので、いい暇つぶしにはなります。
なにわ君さん [DVD(吹替)] 7点(2015-12-02 05:42:49)(良:2票)
6.《ネタバレ》 特別ハッとするようなものはなくシンプルな話だったけれど、B級ホラーとしては悪くない出来栄え。
役者もなかなか粒ぞろい。この手の作品は襲われる側に魅力がないと興ざめ極まりないことになるが、その点はクリアされている。
特にローラ・ラムジーがエロかわいくて、一瞬だけど全裸シーンもある。
そのラムジーが、侵入した食人草を取り出そうと自分の体を切り裂くさまは狂気を感じる。
魅力的だし演技もいいのに作品に恵まれていないのか、これといった代表作もなく活躍してないようなのがもったいない。
井戸に落ちた男は、運ばれる際に損傷した骨がボキボキ折れるは、敗血症の治療で骨を砕かれ足を切断されるは、呪われたかのように散々の目に。
かなりグロくて痛さが伝わってくる映画。後に何か残るかといえばなさそうだけど、退屈せずに暇つぶしには十分。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2014-12-31 21:56:05)(良:1票)
5.《ネタバレ》 まるでビデオスルー作品の様な陳腐な邦題を付けられていますが、中身は当時の全米ボックスオフィスTOP10入りした、このジャンルにおいての良作です。はっきり言ってメジャーなリメイク作の「13金」や「エルム街」なんかよりも格上だと思います。異国の地で言葉も分からない現地民に理由も分からないまま拘束状態にされる得体の知れない恐怖感に、「まさか」とも思える植物に襲われる恐怖。皮膚の下を這いずり回る蔦の描写は生々しくてショッキングである。そして水に食料の不足、苛立ち、疑心暗鬼、精神状態の悪化、気の狂い・・・。こうした状況下での描写の方が丁寧に描かれていて見応えがあります。唯一冷静に事を見ていたジョナサン・タッカー扮するジェフが最後にとる行動、恋人だけは死なせないとする自己犠牲には現地民に対する脱走成功への意地も感じられた。近年作に見る映像美にCG描写も気に障る事の無い出来で物語に最後まで集中出来る。ティーン向けB級ホラー作品は若手俳優達の登竜門的な位置付けがされているが、この作品はそれよりもずっとリアルでシリアスだし、メインの4人の若手俳優達の演技もレベルは高い。中でも若手女優の身体を張った熱演は真に迫っていて好感が持てた。今後の活躍に期待出来るし、この様な良作ホラーもドンドン作って貰いたい。
mikiさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2012-05-02 17:00:06)(良:1票)
4.《ネタバレ》 よくあるB級映画です。ただ決して陳腐な作りではなくCG等含め出来はいいです。タイトル通り食人草たる「蔦」が襲って来るのですが、映画の本筋は神殿に隔離された男女のサバイバル劇を描いています。ある場面で井戸に落ち背骨を折った男を、非力な女性二人が抱えて運ぶシーンがあるのですが、いかにその行為が恐ろしい事か…見てるこっちも痛々しくなりました。
nyarameroさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-02 12:08:08)
3.《ネタバレ》 タイトルからしてくだらないB級ホラーかと思いきや、草に浸食されてジワジワと心身ともにぶっ壊されていく描写が非常に恐ろしい。殺すならひと思いにやってくれ!ジワジワはダメ!痛いのもダメ!恐い!良作!
すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2011-11-03 23:11:41)
2.食人草そのものより、原住民からの攻撃や麻酔なしで敗血症の治療するとか、極限状態でおかしくなっちゃうとか、周辺のエピソードの方が怖いっつーの。
私を当分草むらには近寄らせない程度には、良くできていて恐ろしかったと思います。
poppoさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-08-20 20:14:38)
1.《ネタバレ》 「食人草」と聞いてザ•グリードみたいな、ハエ取り草人間版のパニックものと勝手に想像してたんですが、違いますねぇ。つるみたいなのが傷口などから侵入したり死人をかっさらってったりと、結構スローリーで地道な植物です。ストーリー的には、主要6人が遺跡に来て、遺跡を根城にする植物を極度に怖がる先住民が、遺跡(植物)に接触した主人公たちを帰してもらえず植物の餌食になる感じの話。しかしこの遺跡というのが密室脱出系の感じではなくて、ピラミッドみたいに階段で頂上へ登る感じのもので、映像的には空も森も映ってて開放的。でも行動範囲は終始その遺跡の頂上と井戸の中くらいでかなり閉鎖的。しかも餌食になると言っても状況を打開しようとしてかえってパニックになり身内同士で自滅して食われてるだけ。つまらないとはいかないけど、せっかくジャングルに来たんだし、もっとサバイバルしてほしかったです。
Jar_harmonyさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-12 18:56:13)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.46点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.69%
517.69%
6430.77%
7538.46%
8215.38%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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