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夜の鼓

[ヨルノツヅミ]
1958年上映時間:95分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1958-04-15)
時代劇モノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2012-11-17)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2023-06-29)【イニシャルK】さん
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監督今井正
キャスト三國連太郎(男優)小倉彦九郎
有馬稲子(女優)お種
森雅之(男優)宮地源右衛門
雪代敬子(女優)お藤
中村吉右衛門(二代目)(男優)文六(クレジット「中村万之助」)
金子信雄(男優)磯部床右衛門
殿山泰司(男優)政山三五平
日高澄子(女優)おゆら
毛利菊枝(女優)お菊
松本染升(男優)成山忠太夫
東野英治郎(男優)黒川又左衛門
菅井一郎(男優)太田四郎兵衛
柳永二郎(男優)米林外記
奈良岡朋子(女優)おりん
浜村純(男優)和久田市之進
原作近松門左衛門「堀川波鼓」
脚本橋本忍
新藤兼人
音楽伊福部昭
撮影中尾駿一郎
製作山田典吾
配給松竹
美術水谷浩
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1.橋本忍の脚色臭がモロに出ている。『羅生門』を思わせるし、今井との組で考えれば『真昼の暗黒』、前半の冤罪もの風に進んでいくところ。こういうふうにストーリーを分解してみると、事件がリアリティを持ってくる。近松を跳び越えて、モデルとした事件に迫っていく感じ。金子信雄の悪役を除けば、わざとらしさがない。妻のほうから鼓師に寄っていくところが怖い。口封じという名目を得て、情動が高まってくるというか、生臭いものが感じられる。夫の帰国が遅れることがきっかけになる、なんてのもある。妻が自分から告白していくのは無茶に見えるが、留守をする夫への、またそういう体制への怨みが感じられ、そこが怖い。死を覚悟し本人はただただ詫びているのだろうが、やはり怨みが底にあるのではないか。ラストの仇討ちを、原作通りにみなでドカドカやったのは疑問。その滑稽さを描いたという感じでもなかった。殺したあとの呆然とした表情を捉えたかったのではあろう。社会派監督としては、憎む対象を上部に操作されている愚かしさを出したかったのだろうな。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-19 10:09:36)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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