五人の突撃隊のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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五人の突撃隊

[ゴニンノトツゲキタイ]
1961年上映時間:118分
平均点:8.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1961-04-26)
アクションドラマ戦争ものモノクロ映画
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タイトル情報更新(2023-11-23)【イニシャルK】さん
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監督井上梅次
キャスト本郷功次郎(男優)野上少尉
川口浩(男優)橋本上等兵
藤巻潤(男優)杉江一等兵
川崎敬三(男優)庄司一等兵
大辻伺郎(男優)小林一等兵
大坂志郎(男優)野上大隊長
山村聡(男優)曽根少将
田宮二郎(男優)野上俊夫
友田輝(男優)稲垣中尉
安部徹(男優)宮口伍長
藤山浩二(男優)高木兵長
石黒達也(男優)大田黒大将
見明凡太朗(男優)師団長
村上不二夫(男優)近藤大尉
石井竜一(男優)木村少尉
北原義郎(男優)旅団参謀
中田勉(男優)髯面の一等兵
須藤恒子(女優)婆や
弓恵子(女優)則子
花布辰男(男優)橋本の父親
山口健[男優](男優)拘置所所長
潮万太郎(男優)落語家師匠
浜田ゆう子(女優)雪子
此木透(男優)役場助役
伊達正(男優)村長
守田学(男優)第一中隊長
小山内淳(男優)第二中隊長
脚本舟橋和郎
星川清司
音楽鏑木創
撮影中川芳久
製作永田雅一
企画原田光夫
配給大映
特撮築地米三郎(特殊撮影)
編集鈴木東陽
録音飛田喜美雄
照明渡辺長治
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 1944年のビルマ戦線を舞台にした井上梅次監督による大映の戦争映画。大映の特撮は東宝のそれに比べて一歩劣るという印象があるのだが、本作は本物の戦車が出てきたりしてかなりリアリティと迫力のある映画になっていて、音楽のまったくない終盤の戦闘シーンもリアル。主要人物の五人も故障した敵の戦車を修理・操作するために集められるのだが、この五人それぞれの背景のドラマが回想形式で語られていて、これが本作に深みを与えている。ピンチに陥った部隊に旅団長の少将(山村聰)とともに派遣された野上上等兵(本郷功次郎)。その部隊の隊長が野上との関係がうまくいっていない父親(大坂志郎)である。この親子のドラマをはじめ、出産を控えた妻がいる青年や、結婚式の真っ最中に招集令状を受け取った青年、なかなか上達しない落語家といった様々な人生模様が描かれているが、やはり夢も希望もある登場人物たちが後半、戦場で命を散らしていくのは見ていてつらいし、とくに妻とのこれからの平和な生活を戦争によって破壊された二人はいたたまれない。五人の中で唯一生き残るのが不良あがりの橋本(川口浩)というのも、戦争の矛盾と皮肉を感じさせていて印象的だ。ラスト、その橋本の悲痛な叫びが心にいつまでも残る。また、ドラマ部分だけでなく、娯楽活劇としても見ごたえのある作品になっていて主要人物五人の背景のドラマをきっちり描きつつ、そのドラマと並行して活劇としてもしっかりと見せ、その両者をバランスよく両立させることに成功している井上監督の手腕は確かなもので、素直に面白いといえる戦争映画で、あまり知られていないのは残念だが、じゅうぶんに傑作だと思う。ついでにもう一言つけ加えさせてもらえれば、チョイ役だが野上上等兵の兄役でブレイク直前と思われる田宮二郎が出演しているのはけっこう貴重かもしれない。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2016-07-21 22:13:34)
1.《ネタバレ》 舞台は太平洋戦争のビルマ戦線、インパール作戦が開始される直前の頃という設定みたいです。日本軍は河を挟んで英軍と対峙していて、河を渡って攻撃にむかった大隊が進めなくなって孤立している。軍司令官は旅団長を督戦のため前線に派遣するが、現地の大隊長は大損害を受けて補給もない状況では撤退するしかないと強硬に主張している。 大映製作の戦争映画なんですが、これがけっこう良く出来ていて面白い。邦画にしては珍しく実物の戦車が多数出演しています。これは英軍戦車という設定で当時の自衛隊で使っていたM24戦車で、もちろんビルマ戦線で使用されたことはないですけどもともと大戦中に開発されたロートルなので雰囲気は良く出ていました。撃破した1両を修理して日本軍が使うというアイデアはなかなか秀逸で、埋められてトーチカになり後半で活躍します。その戦車を操作するために5人の戦車兵が集められ、この連中がそれぞれ個性なキャラなのがイイですね。旅団長を演じるのが山村聡、この人が陸軍の将軍を演じるというのは珍しい。紳士的で豪胆な将軍という役柄はこの人の個性によくマッチしていました。 妊娠した妻がいるインテリ画学生、新婚初夜の最中に赤紙が来た田舎の青年、修行中の落語家、留置所から召集されたチンピラ、士官学校出たばかりのヤル気満々の少尉、という5人の娑婆での生活の回想シーンが交えられている脚本も良く考えられています。日本の戦争映画はどうしてもお涙ちょうだい的シーンが前面になるのですが、この映画アクション・シーンもしっかり撮られていて、両者のバランスが良くとれているのが良かったと思います。 今までまったく聞いたこともなかった無名の映画ですが、隠れた秀作と呼ぶにふさわしい一編です。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-03-02 23:00:39)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
82100.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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