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三度目の殺人

2017年【日】 上映時間:124分
平均点: / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス法廷もの犯罪もの
[サンドメノサツジン]
新規登録(2017-07-13)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2017-09-02)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-09-09
レビュー最終更新日(


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監督是枝裕和
キャスト福山雅治(男優)重盛
役所広司(男優)三隅
広瀬すず(女優)山中咲江
満島真之介(男優)川島輝
市川実日子(女優)篠原一葵
松岡依都美(女優)服部亜紀子
橋爪功(男優)重盛彰久
斉藤由貴(女優)山中美津江
吉田鋼太郎(男優)摂津大輔
原作是枝裕和(原案)
脚本是枝裕和
音楽ルドヴィコ・エイナウディ
撮影瀧本幹也
製作フジテレビ
ギャガ
配給東宝
ギャガ
美術種田陽平(美術監督)
衣装黒澤和子
編集是枝裕和
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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11.硝子越しの表情に己が重なる。
或る殺人犯の深層に、自分自身の存在を見つける主人公。
果たして、十字路に立ち、彼はどの路を進むのか。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-22 23:59:36)★《更新》★
10.《ネタバレ》 三隅は本当は殺したのか?殺していないのか?その真実は最後まで語られず、視聴者の心に委ねられます。これはいつもの是枝節で、観る前からはっきりと予想していたので、スッキリしないといった感じはなかった。彼は殺していないと思う。でも本作の焦点はそこではなく、今回ばかりは裁判という茶番劇なのでしょう。関係者が真実を述べるべきその場所で、弁護士は親族に虚偽の証言を施し、検察官は裁判官の顔色を伺い妥協をする。最終的に真実や被告人の命の重さよりも、裁判官の"鶴の一声"が全てならば、司法制度の精神は死んだ、と言いたい。弁護士(福山)や検察官(市川実日子)の悔しがる姿が心に残ります。おそらく素人よりもむしろ、司法に携わる者ほど、このデタラメは本当に大丈夫か?と強く感じているはずです。司法制度は行き詰まり、もはや抜本的に見直すべきところまで来ているのではないか。三度目の殺人はもう起きてしまった。だから早く、司法制度による殺人がまた起きる前に。
タケノコさん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-22 19:00:22)★《新規》★
9.《ネタバレ》 ○随分と余白の多い映画で、かつ隠喩的なシーンが続くため、気を抜けない二時間であった。○三度目の殺人の意味こそわかったが、最後の接見での「器」は直前に示唆する表現やシーンがないのでちょっと置いてきぼり。考えてなんとなく理解できたが。○日本語らしい曖昧な表現や忖度と取れる言い回しなど邦画ならではなのかもしれない。
TOSHIさん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-21 13:43:17)《新規》
8. 実は封切り第一回で鑑賞したのですが、異例に遅いレビューになりました。どうしてもきちんと理解し確信を持ちたくてその後二度、つまり三度目まで(別にこれが言いたかったわけじゃないw)観に行ったわけですが結局、理解したという確信を持つにいたらず。
 実は、本音を言うと最後の接見が非常に残念です。少女を演じてる女優に異常なまでの思い入れがあるため、少女を救い、そして少女を守るという流れにどっぷり感情移入し直前まで目頭が少し熱くなりかかってたわけで。
 だけど、あの接見がなあ、ある意味ちゃぶ台返しですから。もちろん、あれは少女の負担を減らすためにわざとああいう風に振舞ったんだという見方もありますが、そうするとあまりに浅くなってしまう気がして安易に組する気にもなれない。
 幸いまだまだ上映が続くようですが、これ以上何度観ても映画館での理解は無理という結論に達し、広瀬すず出演映画としては少な目の3回にとどめ、あとはブルーレイ発売を待ちます。原作ならともかくノベライズを読むというのもいまいち気がすすみませんので。
 とりあえず今日のところは、広瀬すずの素晴らしい表情演技に8点。今まで観たことがないようないろんな表情を観れたことで自分的には、ある意味満足してるのですが
rhforeverさん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-20 19:09:28)《新規》
7.《ネタバレ》 うん。よく出来てます。及第点はやれる。が、それだけに真相は曖昧にして欲しくはなかった。私はミステリー要素だけに集中して見てたんで「おっ、これはいよいよ◯◯◯◯真犯人か?」と思ったが。市川実日子は相変わらず硬い役が似合っている。広瀬すずは笑わん方が美人。原作もの大流行りの中、オリジナル脚本で勝負する是枝監督はもっと評価されて良い。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 7点(2017-09-20 15:52:25)《新規》
6.《ネタバレ》 難解、あまりにも難解だ。
鑑賞後解説サイトを読んでなんとなく理解したが、
納得はいかない。結局この映画は何を伝えようとしたんだろう。

法廷の腐敗?
聖書的神話?
それともただのサスペンス?

鑑賞者に委ねる作品、
それもいいけどなんだか焦点が定まっていない感じがした 。

蛇足だがこの監督のタイトルのネーミングセンスは相変わらず飛び抜けてる。
鈴木さん [映画館(邦画)] 6点(2017-09-19 22:18:52)《新規》
5.《ネタバレ》 人は自分の今までの経験を通して、あらゆる物や人を、自分の常識や理解の範疇に押し込める事で型にはめて、自分なりの善悪の基準で無意識の内に物や人を裁いている。
それは映画であっても同じで、今観ている映画を、自分の知識や今までの映画体験を通して、ジャンルを分け、筋道を考え、結末を考え、物語の意図を監督の意図を知ろうとする。
そうして理解しようとしなければ、理解が出来なければ、気持ちが悪いから。自分の器に、物や相手をはめなければ怖いから。
ラストの接見室の場面。重盛は観客も予想したであろう、三隅の意図(自分が犯行を否認する事で、咲江への言及を免れ、彼女を苦しめずに済む)を彼に投げかける。重盛は自分の器に三隅をはめようとし、若しくは自分が三隅の器にはまろうとし、同一化しようとする。それは視覚的にも提示され、それまで徐々に境界を薄めていっていた鏡面は完全に姿を消す。そして二人が重なり合う寸前、また二人は離れる。
観客も重盛も三隅の真意(そもそも思いがあったのかすら)も、犯行の真実も犯人も知ることは出来なかった。
確かな事は、司法制度という器に無理矢理はめこまれて、”死刑になった三隅”という人物がいる事実。
三隅は理解も共感も寄せ付けない。
この映画は、観客が安易な物語の枠組みにはめる事も、偏狭な物差しで裁く事も、観客にとって都合のいい真実を捏造する事も、特権的な視点を持つ事も許さない。
これほど挑発的な是枝作品は始めて観た。
ちゃじじさん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-16 09:40:57)《更新》
4.おもしろかったです。 あっという間の2時間でした。 まず、ストーリーそのものがおもしろく、スクリーンに釘付けになります。 しかしながら、展開の遅さにちょっとイラつきます。 まあ、これは是枝監督のいつもの手法ですかね。 所々の細かい演出(重盛の娘の泣く演技、三隅のもったいぶったしゃべり、などなど)が、何か意味があるのかと思わせます。 あざといながらも、接見室の鏡面演出なども見事でした。 終わってみれば、テレビの2時間サスペンスの豪華版程度の作品かなあ~、って感じでした。
ミスプロさん [映画館(邦画)] 7点(2017-09-14 23:29:20)

3.《ネタバレ》 スターに対しても容赦のないロー・キーの画面設計。福山雅治をはじめ、『海街diary』で明朗な照明を当てた広瀬すずに対しても
表情の側面には常に暗い陰を落とす。福山に関しては窓を背にした逆光のポジションが圧倒的に多く相貌も定かでないが、
その分、眼に宿る光の強度が印象深い。
メリハリのついた明暗のコントラストによって単調かつフラットになりがちな法廷劇の画面を引き締めている。
次第に境目を失う接見室の鏡面の用法も期待通り。

判決後、法廷を出て夕陽のオレンジを浴びる福山の背後で裁判所は真っ黒に潰れる。
熊井啓『日本列島』の黒い国会議事堂のように。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 6点(2017-09-13 23:24:52)
2.観る人によって色んな感じ方のできる作品。
本来なら、しかつめらしく得意げに持論を展開したいところだが、まだ2人目のレビューだしネタバレはしたくないので、当たり障りのないつまらないレビューを書きたいと思います。

まず、法廷ものというと勝った負けたの激しい応酬やバトルが見物ですが、この映画ではあまりそこに重きをおいていない。
根底に流れるのは是枝監督の得意とする家族愛だったり、人間の本質といったもので、エンタメ性よりもやはりそこは作家性が前面に出ていると思うので、是枝作品のファンなら絶対満足いく出来だと思う。
また、福山と役所の演技合戦は凄い緊迫感で圧倒させられた。

余談だが、前日に「散歩する侵略者」を観たせいで、すっごい真面目な好青年役の満島真之介が、今にもふざけ出すんじゃないかと気が気ではなかった(笑)
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-13 13:28:51)
1.撮影に入ってからも脚本の変更が相次ぎ、監督自身が迷走したらしいと聞いて、期待よりも不安が上回る状態で観に行ったが、いやいや、よく出来ていた。ベネチア映画祭コンペティション部門出品作だが、それに恥じるものではない。弁護士に限らず裁判に携わる者が感じるモヤモヤを疑似体験するみたいな。日本も裁判員制度へ移行したわけだからもはや他人事ではないなと。また、この着地点に至るまでも単純に面白い。これは多分、俳優・役所広司の凄さ。被害者への憎悪を吐き出す回の接見なんて鳥肌もので、共演者の一人、満島真之介はこの瞬間を「体に電気が走ったよう」と表現している。2時間釘付けにされ、その後もしばらく頭から離れない。是枝監督の新しいジャンルへの挑戦は成功に終わったと言えよう。
リーム555さん [映画館(邦画)] 7点(2017-09-10 00:34:00)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.36点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6218.18%
7327.27%
8654.55%
900.00%
1000.00%

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