ウルトラセブン 太陽の背信<OV>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ウ行
 > ウルトラセブン 太陽の背信<OV>の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ウルトラセブン 太陽の背信<OV>

[ウルトラセブンタイヨウノハイシン]
ビデオタイトル : ウルトラセブン誕生30周年企画 ウルトラセブン 太陽の背信
1998年上映時間:75分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アクションSFシリーズもの特撮ものモンスター映画
新規登録(2017-10-09)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
キャスト毒蝮三太夫(男優)フルハシ
南条弘二(男優)シラガネ・サンシロウ
古賀亘(男優)ミズノ・タクマ
鵜川薫(女優)ハヤカワ・サトミ
あだち理絵子(女優)ホンジョウ・ルミ
森次晃嗣(男優)モロボシ・ダン
相馬剛三(男優)イナダ・エイジロウ
音楽冬木透
作詞円谷一「ウルトラセブンの歌」(ペンネーム「東京一」)
作曲冬木透「ウルトラセブンの歌」
編曲冬木透「ウルトラセブンの歌」
主題歌尾崎紀世彦ジ・エコーズ「ウルトラセブンの歌」
製作円谷プロダクション
企画円谷一夫
特撮神澤信一(特撮監督)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 1967~1968年に放映された特撮TV番組「ウルトラセブン」の続編のようなものとして、1994~2002年にTVやOVで断続的に16本が制作されたいわゆる「平成ウルトラセブン」の5作目で、1998年の「ウルトラセブン誕生30周年記念3部作」の最終回である。著名な過去作を都合よく使って次々続編を出す類の企画は嫌悪するしかないが、前2作を見てしまってレギュラーの面々にも多少愛着がわいて来たので見ないわけにもいかなかった。

この回も普通に事件が発生して解決した後は、3部作の最終回としてラストを一応締める形になっている。
まず前半ではドタバタ部分がかなりの減点要因である。また中盤で明かされる宇宙生命の意図も極めて荒唐無稽だが、そこでまともに頼みごとをされてしまった人類側が悩んでしまうのは面白い。最終的に上層部が下した決定では結局、人類の自決権の問題として捉えられていたようで、地球人類が自らの意志で(自己責任で)という点は前回含めて一貫していたらしい。
また今回はレギュラー隊員それぞれの個性の表現が見所になっているが、特にハヤカワ・サトミ隊員(演・鵜川薫)の見せ場が多く、良心的で真っすぐな姿勢が非常に好印象で、これでこの人がますます好きになった。この人だけでなく、登場人物の誰もが抱えていたはずの罪悪感が最後にうまく解消されたのは都合よすぎの展開だが、題名に「背信」とあるにもかかわらず、サトミ隊員の良心が踏みにじられることがなかったのは幸いだった。
ほか科学的なところでは、180光年先に見える恒星は180年前の姿だ、といったような知識を主にサトミ隊員が何気なく披露していた。外見は女の子風でも、さすが隊員は意識が高いということの表現になっている。

なお今回はダンとフルハシがまともに再会する場面がクライマックスだったが、ここでフルハシに孫ができたという話は何気に感動的だった。これに続くダンの台詞は、ウルトラセブンと人間の寿命の違いに関する見事な説明になっている。ラストでは、すでにウルトラセブンの姿になっているのにフルハシがダンと呼びかけていたのも旧作のポイントをちゃんと押さえており、基本的には続編など認められない立場だが、こういう場面が感動的と思うのは世代のせいもあるので仕方ない。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2017-10-17 19:28:28)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS