イカリエ‐XB1のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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イカリエ‐XB1

[イカリエエックスビーワン]
Icarus XB 1
(Ikarie XB 1)
1963年チェコスロバキア上映時間:88分
平均点:7.50 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-05-19)
SFモノクロ映画小説の映画化
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キャストヤロスラフ・マレシュ(男優)
原作スタニスワフ・レム(ノンクレジット)
音楽ズデニェク・リシュカ
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6.《ネタバレ》 ごくコンパクトな尺ながら、内容自体にしてもソレを構成する幾つかの印象的なエピソードは意外とバラエティに富んでいる、とも思えました。そしてそれ以上に、映画の雰囲気とゆーか質感とゆーか、ソレは当然の如くにSFでありつつも、一方でごく物質的とゆーよりは多分に幻想的であったり文芸映画的であったり、更に部分的にはホラーぽくもあったりまた真摯な人間ドラマでもあったり、と非常に多様で独特なモノに仕上がって居たかと思います。重ねて、とてもユニークな雰囲気でしたし、不思議と強力に引き込まれる映画でしたね。観て損は無いかと。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-19 22:39:38)(良:1票)
5.SFの「F」は、フィクションのFなのか、それともファンタジーのFなのか。しかしなるほど、科学で彩られた世界を突き詰めれば、機能美といったものをさらに飛び越えて、幻想味を帯びた不可思議の世界となっていく。それが「SF」というものの行き着く先なんでしようか。この作品も多分に幻想性を感じさせます。
電子音楽の使用だとか、ロボットの登場だとかは、先行作品として『禁断の惑星』を思い起こさせ、さらに本作からは『2001年宇宙の旅』への影響なども指摘されているのでしょうが、それよりもコレ、『エイリアン』への影響が大きそうな。
老朽化したノストロモの描写はさすが、『エイリアン』の独自性ですが、それでも宇宙船の中の光景に、本作の影響が見られそう(水のイメージまで!)。謎の宇宙船に遭遇し、内部に乗り込むとそこには死に絶えた遠い過去が封印されている。幸い、宇宙生物に襲われたりはしないものの、元の母船に戻ると早速、食事のシーンがあったりして。まるでコチラの作品の方が『エイリアン』をパクッたんじゃないかとすら思えてくる。んなアホな。
それにしてもこの作品、何に圧倒されるって、後半の孤独感というか寂寥感というか、異様な不安を感じさせられるんですよね。これは確かに、『2001年~』に通じるものかもしれないけれど、とにかく一体、この不安感はどこから来るものなのか。未来という「遠くの世界」に来てしまった不安であるのなら、まさにこれがSFの醍醐味、真骨頂と言えるのかも知れませぬ。
それにしても、フランス六人組のなかで、この時代まで名前を残すのがオネゲルだけだったとは(笑)。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 9点(2022-04-03 22:22:15)(良:1票)
4.《ネタバレ》 後のSF作品に多大なる影響を与えたと言われる作品。
ストーリーに関しては現代の山あり谷ありの展開満載の作品からすると正直かったるいです。
ですが低体温で進む物語はどこか格調高く、途中の漂流船を発見するくだりや謎の倦怠感などに襲われる展開などはなかなか怖い雰囲気。
そして船内の美術もレトロ・フューチャー感満載ですが今観ても非常に洗練されていました。
話の展開、というよりは雰囲気を味わう作品という感じでした。
クリムゾン・キングさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-02 20:46:13)
3.《ネタバレ》 アメリカ公開時の題名は “Voyage to the End of the Universe” とのことだが、実際それほど大がかりな宇宙旅行でもない。要はお隣のアルファ・ケンタウリ系(4.3光年)が目的地とのことで、人類初の恒星間飛行にふさわしい無難なスケールである。宇宙船内では往復で2年だが、地球では15年が経過するという設定になっている。
モノクロ映画だが、白黒というより銀と黒の陰影が際立つ映像になっており、舞台装置も当時なりに洗練された印象がある。メカニックデザインもそれほど悪くなかったが、宇宙船が飛ぶ場面の操演?はちょっと感心できなかった。
SF的なアイデアとしては、ロボットというのはもともと人間全体を模したものだったが、22世紀のロボットは専門分野に特化しているという話が出ていたようだった。その考え方自体は正しいだろうが、現実には20世紀のうちから機能別のロボットは作られていたのに対し、人型のロボットは21世紀になっても普及していないので未来予測としては外している。ちなみにチェコスロバキアはロボットという言葉の発祥地である。

イカリエという言葉は意味不明だが、英題のIcarusからするとギリシア神話で太陽に近づきすぎて墜死したイカロスのことだろうから、どちらかというと不吉なネーミングである。映画自体も冒頭から不穏な雰囲気を出しており、暗めの映像や耳ざわりな未来っぽい背景音楽が心を乱す。物語が始まると乗組員の談笑風景などもあるが心和むようなものでもなく、楽しいはずのパーティ場面でもダンスミュージックが何とも奇妙で不安感を催す。
そのうち危機的な事件が続けて発生し、その場では何とかなるものの、最後がどうなるかは予想できずに気が抜けないが、やっと最後の数分間で、それまで出ていた伏線を生かして感動のラストにつなぐ形になっていた。結果としては全体を不安なサスペンス調にしておいて、最後に逆転を置く構成だったらしく、制作側が意図したであろう未来への希望を素直に感じさせる映画になっていた。

なお2163年の人々は20世紀を嫌悪すべき時代として記憶していたらしいが、その20世紀のうちにチェコとスロバキアも民主化して自由な時代が来たわけなので、全部が全部暗黒の時代だったというわけでもない(当然だ)。劇中人物が20世紀のいいところとして、スイス/フランスの作曲家アルテュール・オネゲル(1892~1955)の名前を挙げていたが、個人的に馴染みがない作曲家なので後で少し聴いてみたりした。
かっぱ堰さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-12-12 08:26:44)(良:1票)
2.《ネタバレ》 チェコの映画。1963年の映画。
2001年(68)やソラリス(72)よりも前である。
スタートレックのヒントになった映画でもある。

チェコの国立映画学校出身の人材が60年代より活躍はじめる。
チェコヌーヴェルバーグである。
この映画もそのひとつである。

ストーリーは宇宙に人類以外の生命体があり、ダークスターやなぞの星雲の
宇宙の未知の脅威より、イカリエを救ってくれることで、新たな生命体との
遭遇を果たすという話である。

最後のその生命体の惑星の都市は、まるで広島の焼け跡のようであったことは、
僕の考えすぎか・・
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2020-04-19 20:51:17)
1.「スタートレック」「2001年宇宙の旅」に影響を与えたと言われる1963年チェコスロバキア産SF。古臭さを感じさせないシャープな造形美は特筆ものの美しさ。核兵器の醜悪さが語られているものの、未知への探求心に満ちたストーリーで未来への希望を表す結末が印象深いプロパガンダ臭皆無の傑作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2019-06-16 23:34:17)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7466.67%
8116.67%
9116.67%
1000.00%

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