ミュージックボックスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ミュージックボックス

[ミュージックボックス]
Music Box
1989年【米】 上映時間:125分
平均点:8.27 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-12-08)
ドラマサスペンス法廷もの政治もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-02-14)【にじばぶ】さん
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監督コスタ=ガヴラス
キャストジェシカ・ラング(女優)
アーミン・ミューラー=スタール(男優)
フレデリック・フォレスト(男優)
ドナルド・モファット(男優)
ルーカス・ハース(男優)
マイケル・ルーカー(男優)
アルバート・ホール(男優)
マーゴ・ウィンクラー(女優)
脚本ジョー・エスターハス
音楽フィリップ・サルド
撮影パトリック・ブロシェ
製作アーウィン・ウィンクラー
製作総指揮ジョー・エスターハス
配給日本ヘラルド
美術ジャニーン・オッペウォール(プロダクション・デザイン)
あらすじ
女性弁護士アン(J・ラング)の父親であるマイク・ラズロは生まれ故郷ハンガリーからの移民として第二次大戦後アメリカに移り住んできた。早くに妻を亡くし、男手で子供を育てあげた彼は暖かい家庭人。がハンガリー政府からの資料から彼が実はミシュカと呼ばれるユダヤ人虐殺に関与した戦争犯罪人である事がわかり、逮捕引渡しを求められる。無実を求める父親の弁護をアンは引き受け裁判が始まるが、無罪を立証しようと努力する彼女にだんだんと父親の過去が見えてきて...社会派監督コンスタンチン・コスタ=ガブラス監督の法廷ドラマ。
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11.《ネタバレ》 世の中にはまだDVD化されていない名作が多いのだが、このコスタ=ガブラス監督の一本もまたしかり。戦争犯罪を犯したとされる父親の為に弁護士の娘が無実を証明すべく立ち上がり、周囲の協力を経て裁判で勝利しそうなところまでもってゆく。が、証拠を集めれば集めるほど彼女には疑念がわいてくる...作品における前半~中盤に至る法廷サスペンス劇も内容の重さに気が重くなりそうなのだが、本当の衝撃は後半、彼女が戦争犯罪の現場となるハンガリーへの旅で見つけた事実と証拠品=ミュージックボックス(オルゴール)の出現によってやってくる。そして最後に彼女がとった決断。被害者がいる以上「犯罪」には結局、時効という概念は無いのだという観点もわかりつつ、「改心」という余地を全面否定してもよいものなのか、戦争犯罪の責任は国家/個人どこまで及ぶものなのか(この父親役アーミン・ミューラー=スタールの演技が上手すぎる)...まぁこのピーチクパーチク述べている私の感想の意味は、本作を見てからどうぞ皆様、ご判断下さい。「Z」「戒厳令」「告白」といった初期監督作に比べればわかりやすい+初見時の衝撃=高校生の自分に与えたインパクトを考えて+1点追加。TSUTAYAでも紀伊国屋書店でもジュネス企画でもどこでもいいから、ちゃんとソフト化してください。お願いだから。
Nbu2さん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-12 00:39:46)
10.《ネタバレ》 だんだん正体を現わしてくる怖さは、この監督お得意の世界。国家の狂気とか権力の狂気を、アーミン・ミューラー=スタールのお父さんからじわじわと滲み出させる。父が絶対犯せるようなものでない犯罪の数々、しかし誰かが確実に行なった残虐行為、証人が次々に「この男です」と父を指差す裁判の場が緊迫。身近な人が得体の知れぬ者になっていく怖さ。裏返せば、こんないいお父さんでも、そんなこと出来る人間なんだ、という怖さでもある。父の笑顔と残虐行為が重なるミュージックボックスのシーンはゾッとする。ただファシストの残虐行為を告発するだけじゃなくて、じゃあそういうことやった人間はどういう人間だったのか、その罪はどこまでその個人が負うべきなのか、ってとこまで問題を拡げてるのが偉い。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2014-01-21 09:38:43)
9.《ネタバレ》 見飽きたナチスもので、苦手な法廷サスペンスときたら、もう楽しめませんという感じだったが、コスタ=ガヴラスの圧倒的な力に、そんな先入観は吹き飛ばされてしまった。

後半にいくにしたがって緊張感は増していき、実の父親が残忍な獣であったと娘が知る場面は、思わず唸ってしまった。

だけど、これって少し綺麗ごと過ぎやしないか?!
今まで自分を育ててくれた父親を、いきなり死に追い込むだろうか?
確かに父親が若い頃に犯した罪は鳥肌モンの許せない過去だろうが、実際に自分に対して愛情を持って育ててくれた父親でもあるわけで、こんなにいとも簡単に死に追いやることができるだろうか?
そこには、弁護士としてのプロ根性が介在していた、と考えれば合点はいくが・・・
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-02-11 01:05:04)
8.《ネタバレ》 …ここまでやってくれれば、何も言うことはないです。
コスタ・ガブラス、あんたはすごい。
気持ちの弱い人や落ち込んでいる人は見ないほうがいいと思いますが、サスペンスとしては最高の出来です。抑えた演出や編集がニクい。やっぱり社会派作品はこうでないと。
パパが秘書の黒人女性を「ジプシー」と最初から呼んでいることで、なんとなく「クロ」であることは予想がついてしまいまして、2人目の証人の様子でもって「写真を直視することもできないほど怖い」ということなどから、「クロ」であることは容易に観客には割れてしまいます。スカーのある男の件も、伏線が少ないので「たぶんそういうことだろう」とは想像できてしまいます。
するとそのあと、事実が判明したときに娘がどういう態度に出るのか、ということが主な関心事になります。私が想像していたのとは違う結末でしたが、もちろんこのほうがすっきりします。
それにしても、ミシュカという男の凄まじさ、前半生にやったことも鬼畜なら、後半生もそれに引けを取らぬ鬼畜ぶり。
…ミシュカは生まれ変わったつもりだったのです。まっとうに生きようとした。
だから、ミシュカであることの動かぬ証拠をつきつけられても、認めない。生まれ変わって、別人になったのだから。
けれど、昔の仲間に脅されて殺してしまい、なおかつ素性がバレて戦犯で起訴され、どこまでも「ミシュカ」が追ってくる。
追い詰められたミシュカの取った行動は、「家族に頼る」と「ミシュカを否定する」であって、そのエゴイズムはとても醜く露骨に描かれています。
そして、私がぞっとするのは、孫に自分の名前からとって「マイキー」とつけていることだ。この子の本名はおそらく「マイク」か「マイケル」でしょう。
鬼畜殺人男の名前をつけられてしまった孫。なんてことだ。
マイキー役はなんと、子役時代のルーカス・ハースだったのですね。今ではラリリ演技で活動中。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-04-18 21:18:55)
7.《ネタバレ》  非常に難しいテーマを興味深い手法で描いています。

 戦争犯罪、特に罪のない市民の虐殺は絶対に許すべきものではないということは当然の事ですし、その犯罪に携わった人間は厳しく罰せられるべきであるということも十分わかっています。ただ、自分がジェシカ・ラングの立場に立ったときに同じ行動を起こせるかというと、正直なところ難しいですね。

 ただ、これはホロコーストの問題に限らず、自分が生き残っていくため、仕えている国家や企業、そして自分の家族を守るため嘘を貫き通し秘密を墓場まで持っていく人間というのは確実に存在しているということは良く理解できました。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-08-30 13:34:54)(良:1票)
6.《ネタバレ》 よくある裁判ものと違って、事件そのものが、登場人物の「語り」だけで描かれるので、異様な緊張感を生んでると思います。ガブラス監督の得意の語り口ですね。人々はみんな表情を抑えた演技に徹してるのに、薄暗い画面を通して、強烈に感情の変化を伝えてきます。そして、なんといっても、あのクライマックスでしょう!!怖いとか、驚いたとか、単純な言葉ではとても表せないような衝撃が襲ってきて、泣いてしまいました。政治的な問題でメディアで取り上げにくいのでしょうが、傑作です。
かねたたきさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-11-30 21:37:30)
5.ホント、なんでこんなレビュー少ないんですかあ?この映画。最初に観た時、真相が明らかになるクライマックス、全身粟立つような感覚を味わいましたよ。「あなたならどうする?」っていう苦渋の選択を突きつけるガブラス監督の問題提起から、観客は誰も逃れる事が出来ないはず。エンターテイメントとしても一級品!サスペンス・ミステリー映画ファンの方、是非観て下さい。でも俺だったら・・・、うーん、どうするだろなあ。
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-15 11:31:00)
4.良き父親と信じていた人物がナチ戦犯だと訴えられ、無実を信じたい娘が疑念との間で苦悩する。最初はまさかという気持ちで弁護をかって出るが法廷で生き残った証人たちが述べる証言はどれも不利なものばかり。証人たちがナチの残虐行為を淡々と告発するのがドキュメンタリーっぽい。この残虐さを聞けば時効なく罪を追求されるのも当然かと思う。見てるとどうしたって真っ黒な気がするのだけれど、どうなるのかと緊張感に満ちた展開が面白く惹きつけられる。終始疑念と情の狭間で苦悩する娘のJ・ラングが好演。頑強に罪を否定する父に同情する気にはならないが、身内とすれば辛い葛藤があるだろうと様々な感慨も湧いてくる。消えることのない罪の告発という重い話だが、娘が父の過去の謎に迫るという展開に親子のドラマを絡めて見ごたえのある作品になっている。



キリコさん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-11-27 20:00:18)
3.ナチ、ホロコースト関連の映画としてはかなりの力作なんだけど、日本ではほとんど知られてない?私が5番目とは...。役者もいいし、見終わった後ズシリとくる作品ですよ。こういうのをDVD化しなきゃいかんのじゃないですかね?(なってたらゴメンナサイ)
あおみじゅんさん 8点(2003-12-11 18:29:36)
2.《ネタバレ》 タイトルの意味がわかった一瞬、ぞぞぉ、としました。お父さんは「シャイン」のお父さんですよね。高圧的な父親役が多いのだろうか。
きなこ餅さん 9点(2003-11-04 16:43:39)
1.ハンガリー系米国移民の父親が第二次大戦中の戦犯として嫌疑をかけられ、敬愛する父の無実を信じて、弁護士である娘(J.ラング)が自ら法廷に立つという、重い重いストーリー。人道に対する功罪には時効はない。人間としていかに生きるべきか、瀬戸際に立たされた娘/弁護士を演じたラングが素晴らしかった。
ぶんばぐんさん 7点(2001-07-08 13:06:19)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 8.27点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7218.18%
8654.55%
919.09%
10218.18%

【アカデミー賞 情報】

1989年 62回
主演女優賞ジェシカ・ラング候補(ノミネート) 

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