冬構え<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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冬構え<TVM>

[フユガマエ]
1985年上映時間:100分
平均点:8.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマTV映画ロードムービー
新規登録(2003-12-27)【ロイ・ニアリー】さん
タイトル情報更新(2024-02-14)【イニシャルK】さん
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演出深町幸男
キャスト笠智衆(男優)
岸本加世子(女優)
金田賢一(男優)
谷村昌彦(男優)
藤原釜足(男優)
沢村貞子(女優)
小沢栄太郎(男優)
せんだみつお(男優)
脚本山田太一(作)
音楽毛利蔵人
企画NHK
制作NHK
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 山田太一+笠智衆コンビによるNHKドラマ三部作の二本目は、人生の晩年に付きまとう「老いと孤独」に対してどうしたら「冬構え」できるのか考える一本。自死する場所を求め遺書を携え東北を彷徨う老人だが、私が思うにこれは彼にとって死への旅程ではなく「老齢に向き合う=生きてゆく為の活力を再び見いだす」為の確認作業ではなかったか。ふとした事から知り合う寒村の老人(藤原釜足)が呟く「人間生きてることが一番ええって言えと。だけども生きてることが一番だと、そんなことは言えねぇ...」ほんとうそのとおり。ただ絶望の内に終わらせるよりも今日よりも違った景色が見えるかもしれない明日に懸けてみるというのも悪くはないのではないか、そう実感したであろうラストの笠の笑顔に救われる。それにつけても笠智衆+沢村貞子/小澤栄太郎/藤原釜足だよ...今のTVドラマではまったく望めない、「本当の」演技だよねこれ。NHKオンデマンドでも視聴可能なので機会があればぜひ。
Nbu2さん [地上波(邦画)] 8点(2015-06-19 16:46:26)
3.《ネタバレ》 山田太一による「東京物語」の換骨奪胎。永遠のおじいさんであるところの笠智衆。彼の名優が決して演じなかったおじいさんの物語。もっとたくさんの人に観て欲しい!
なたねさん [DVD(邦画)] 9点(2014-01-02 15:13:43)
2.《ネタバレ》 死ぬための旅だったのに死ぬことができたい。
お年寄りの気持ちを描く、とても考えさせられるドラマでした。

映画監督の小津安二郎さんが笠智衆さんに「泣いてくれ」と頼まれても
「熊本の男は泣かない」「絶対に泣かない方がいい」と泣かずに通された。
それで脚本家の山田太一さんが「その泣かない男が泣くくらいの孤独のシーンなので」と膝をついてお願いされた。
それで笠智衆さんは「じゃあ泣いてみましょう」と泣いてくれた。
「今思えば泣かない方が良かったと思う。」と山田太一さんは仰られていた。
確かに、泣かない方が良かったようにも思えました。でもその舞台裏の話、とてもよい話でした。
アキラさん [地上波(邦画)] 7点(2011-03-15 23:22:54)
1.NHKのドラマスペシャル。先日再放送やってました。映画を観てもめったに泣きませんが、これは泣きました。笠智衆演じる老人がこの先寝たきりになって息子達に迷惑をかけるくらいなら、自分の体が自由になるうちに自ら死を選ぼうと、全財産を持って東北に一人旅に出ます。「ああ」「いやぁ」「そうですか」そのひとことだけで彼の人生や人柄がにじみ出てきます。
ロイ・ニアリーさん 10点(2003-12-27 19:42:14)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.50点
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600.00%
7125.00%
8125.00%
9125.00%
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