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リボルバー(1988)

[リボルバー]
1988年上映時間:115分
平均点:7.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-10-22)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2004-06-07)【onomichi】さん
タイトル情報更新(2023-05-24)【Olias】さん
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監督藤田敏八
助監督竹下昌男
キャスト沢田研二(男優)清水信彦
尾美としのり(男優)永井新
柄本明(男優)蜂矢圭介
小林克也(男優)阿久根康男
山田辰夫(男優)石森慎二
我王銀次(男優)工藤保
長門裕之(男優)伊地知
南條玲子(女優)山川亜代
手塚理美(女優)尾崎節子
佐倉しおり(女優)佐伯直子
高部知子(女優)
原作佐藤正午「リボルバー」
脚本荒井晴彦
撮影藤沢順一
製作日活
プロデューサー山田耕大
美術徳田博
編集井上治
照明金沢正夫
あらすじ
清水巡査の拳銃が盗まれた…。バラバラに暮らしていた様々な種類の人間が、一丁の拳銃を巡って、引き寄せられる様に関わっていく、傑作群像劇。
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【クチコミ・感想】

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8.これは面白い。群像劇というとキャラが紋切り型になったり、クビの皮一枚の関連性で無理やり1つの物語に仕立てたりする傾向がありますが、こちらの登場人物はいずれも個性的で魅力的。それぞれこんなはずじゃなかった感を背負っています。筋立てとしてはけっこう強引でしたが、いろいろ絡み合っていてよく練られている感じ。
終盤まで見ていると忘れそうになりますが、個人的にもっとも共感したのは中盤に唐突に現れて中盤に消えた小林克也。中年の悲哀や焦燥、嫉妬、そして諦観、自暴自棄を見事に表現していたように思います。こんなオッサンにはなりたくないと思いつつ、気がつけばこんなオッサンになっているんですよねぇ。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-06-06 23:55:48)
7.《ネタバレ》 これはびっくりしました。序盤のビーチのシーンで手際よく登場人物を整理し、しかもその時点で全員に個性と背景を与えている。そこから相互に徐々に絡みながら展開し、最後には自然に一点に収斂。実に洗練された脚本です。●そして何より、役者陣の充実ぶりが際立っています。まずは、手塚理美さんの出番多めなのが嬉しい(水着シーンまで!)。20代の頃の彼女の映画出演作は貴重です。しかも、ジュリーとの共演シーンも多いんだけど、この2人って、その4年前のNHK大河「山河燃ゆ」では、チャーリー田宮&マリー田宮の兄妹だったわけじゃないですか。もうニヤニヤが止まりません。一方で、柄本明&尾美としのりの、コメディアンとしての息の合い具合にもびっくり。ぴりぴりした登場人物も多い中で、この2人が絶妙なタイミングでほっとさせます。高校生の彼も、大げさではないけど無表情でもないという難しい役回りをこなして、話の流れ三本柱の一角を支えています。高部知子がちょっとだけ出てくるのも見逃せません(実に今さらですが、この人、演技凄く巧くないですか?)。●そして、エンドクレジットに乗せて、台詞もナレーションも字幕もなしで登場人物のその後を全部描き切る、という演出も凄いね。●唯一のキズは、南條玲子の扱いが今ひとつなこと。あんな「ずれた人」設定にするよりも、むしろ大人しい控えめな一般人キャラにしておいた方が、ラストのインパクトもあったと思いますし、少なくともあの変な眼鏡はいらなかったと思います。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2023-05-24 00:14:38)
6.ご都合主義的な部分はあるが、人間のどうしようもなさみたいなものは伝わってくる。その後鹿児島も変貌したので、88年当時はこんなんだったんだと思うと感慨深い。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-17 12:58:41)
5.アメリカで話題になっている某作品から、この作品を思い出しました。笑えます。見て損は絶対にありません。名作です。
オドリー南の島さん [ビデオ(邦画)] 10点(2007-02-26 19:21:11)
4.様々な人間模様がラストに向って終結していく、そうパルプフィクションかマグノリアかといった趣です。でも敏八ワールドはそんな洋画チックなオシャレさや軽快さはなく、ジメッとした割り切れない沈み込む重さを心の中に残してくれる。
亜流派 十五郎さん 5点(2005-01-27 23:29:49)
3.いいですよねえ、この映画。何度見ても楽しい。年に一度くらいは見ています。ここの柄本明はほんとかっこいい。ああいう生活にあこがれますね。この映画には、ところどころにちょっとクサい言葉がちりばめられているのですが、映画に自然に溶け込んでいて、まったくクサく感じないというか、むしろかっこよく感じられます。
コウモリさん 10点(2004-08-21 17:05:53)
2.佐藤正午の同名小説の映画化作品。これは映画を先に観た(のが良かったかな)。わりと雰囲気のある作品だったと思う。柄本明と尾美としのりのコンビはなかなか味があって、スリリングな展開中にも妙に間の抜けた空間を創り出し、事件に知らず知らずに関わっていく過程においても彼らの日常性には全く変化がないことによって、事件そのものを相対化してしまう。それは突然やってきて、すぐに去っていくのである。事件を柄本・尾美コンビの横において見てみると、事件そのものすら間の抜けた喜劇のように思えてくる。この辺りは原作と同様の展開だが、ある意味で確信的な物語のずらしであり、事件と傍観者の関係を実に正確に捉えた作品であると思う。ただ、如何せん、全体的に力が抜けすぎたきらいが無きにしもあらず、それは原作の味なのか、藤田監督が永遠に捉えられた「やりきれなさ」の終着なのか。確かに藤田敏八氏の最後の監督映画作品でもあるか。<あ~ん、先にレビューされてしまったw。哀しい。。。←冗談ですw>
onomichiさん 8点(2004-06-19 11:14:31)
1.あらっ、誰もレビューしてないぞ。この映画、中々隠れた名作ですよ。出てくる登場人物が結構みんないろんな人生背負っていて、まあ一種のロードムービーなんだけど、尾美としのりと柄本明のコンビなんて最後どう絡んでいくのかと思っていたら、意外な結末で笑わせてくれます。あんまりヒットしてないんで、レンタルも難しいかもしれないけど見てください。
きつまさん 8点(2004-06-13 23:39:48)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.62点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5225.00%
600.00%
7112.50%
8337.50%
900.00%
10225.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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