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民朗さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1317
性別 男性
ホームページ http://minrou.seesaa.net/
年齢 36歳
メールアドレス baker221b@live.jp
自己紹介 全体的に甘めの評価になりがちです。
当然映画のジャンルによって評価にバラつきがあります。以下参考までに……。

評価が高くなりやすいジャンル:ミュージカル、B級アクション、ロマコメ、バカコメディ
評価が低くなりやすいジャンル:ミステリー、サスペンス、ラブロマンス

基本的に過激な映画が好きです。暴力的な意味でも、性描写的にも、人間性の描き方でも
どれだけ感動的な映画であっても尖った所が無い映画より、過激な表現がある映画の方を評価しています。

13.4.27(追記)……TOHOシネマズが6月1日から高校生料金を1,000円にするとのこと。
今は若い方が映画館に少ない状態なので大変素晴らしいと思います。
(日本の料金はそもそも海外に比べて高すぎる。価格も一律で決められているから劇場間の競合も生まれにくい)
でももうちょっとシネコン自体が上映する映画のラインナップを改めた方が良いのでは。
客が集まる邦画をバンバンかけるのは経営としては正しいけれど、いつか必ずしっぺ返しが来るのは判り切っていることなのに。

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1.  夜と霧 《ネタバレ》 
中学生の時に古書展で一冊の本に出会いました。題名は『夜と霧』~V・フランクル著。実存主義者であり心理学者でありユダヤ人だった彼は、チフスが蔓延し処刑が繰り返される強制収容所で、自身の感情を抑制し観察者に徹することで生き延びることができました。その体験を綴ったのが同著です。衝撃的な内容に私は途方もなく打ちのめされました。それからユダヤ人の歴史書やユダヤ人虐殺に関する本を読み、大学生の頃にポーランドのオシフェンチム(ドイツ名:アウシュヴィッツ)を訪れ、3日間かけて強制収容所を見学して回りました。そんな私にはこの映画は10点以外にありえません。ハッキリ言ってこの映画が描く32分の映像では、とてもアウシュヴィッツでのユダヤ人虐殺を全て把握できるとは思いません。例えば、行われた人体実験。実際には映画で描かれていたより更に凄惨な光景が広がっていました。SSのメンゲレ博士が固執した双子の研究、ゲルマン系に変化させるという名目で行われた瞳の色を変えるための眼球注射、フランケンシュタイン博士の様な常軌を逸した四肢転換手術など、枚挙にいとまがありません。ですからこの映画は強制収容所で起きた悲劇の骨子として観るのが良いと思います。但し、この映画は最後の最後に非常に重要なことを述べています。「どうすれば戦争を防げるのか。~(中略)~私たちはある国の、ある時期における特別な話と自分に言い聞かせ、まだ消えぬ悲鳴に耳を貸さない。」この一文がこの映画が伝えたかった全てでしょう。画面で行われた凄惨な行為を二度と繰り返さないようにするには、自身も胸に虐殺の種を秘めていることを自覚せねば意味がない。他国の一出来事ではなく、自国にも起こり得ることなのだと。テレビのドキュメンタリーの様な内容の映画ですが、この一文があるだけでもこの映画の価値はあると思います。
[DVD(字幕)] 10点(2012-04-22 09:27:44)(良:1票)
2.  4分間のピアニスト 《ネタバレ》 
心を閉ざした少女と老婆の交流というと聞こえは良いですが、この映画で描かれるのはそんな生易しいものでは無い。老婆は基本的に最後まで芸術でしか何も評価できない人間ですし、主人公も悲惨な境遇に只管抗うのみです。しかしその過程で垣間見える、老婆の慈愛の眼差し、そして老婆のトラウマが自然と発露し氷解するシーンの感動は筆舌に尽くしがたい。老婆の既存の芸術観を覆すほどエモーショナルな少女のピアノ演奏に関しては最早言うまでもないでしょう。最後の4分間の演奏に全てが収斂し結実する。素晴らしい映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-30 07:25:14)
3.  40歳の童貞男 《ネタバレ》 
映画に出てくる全てのキャラが光っている。これだけの上映時間内にコメディを入れつつも一人ひとりのキャラクターを立たせる手腕には驚きました。ただアラブ系の従業員との絡みやセフレが欲しい店長さんなんかは別にいらない気もしましたが……(しかし「ヤギとヤれ!」には大爆笑してしまった。アラブならではというか)。主人公が40歳でも童貞であることを安直にバカにしないで、彼が真に大人に成長する試練としてセックスを描いている辺りが、非常に丁寧な作品だと思いましたね。アメリカ特有の下品なギャグが苦手な人にはキツいでしょうが。
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-22 14:40:32)
4.  用心棒
映画史的に見れば"西部劇の舞台をまるまる時代劇に持ち込んだ功績"という風に語られるのでしょうが、その挑戦的な設定を古典的なエンターテイメントとして成立させているのには感嘆しました。とにかく主人公、三十郎の振る舞い方(殺陣も含めて)がカッコいいですね。「荒野の用心棒」は苦手なのに、何故かこちらはとっても楽しく鑑賞できました。
[DVD(邦画)] 7点(2011-03-14 00:29:11)
5.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
ドラマの映画化作品としては上手く出来ていたと思いました。しかもジャンルは映画化しにくい本格ミステリと呼べるモノですし。原作を既読の方なら誰しもが共感してくれると思うのですが、この作品のキャストが発表されてから石神役に抜擢された堤真一の事が非常に気になっていました。だって石神は余り容姿は優れていない設定ですから。でも堤真一が石神の性格面や表情面で熱演していたので観ているうちに「こういうのもアリかな」と感じました。 しかし工藤役のダンカンだけは完全にミスキャストでしょう。どう考えても工藤が石神より容姿が整っていた方が物語に説得力が生まれる筈です。まあ大人の都合というヤツがあったのかもしれませんが……。
[映画館(邦画)] 7点(2008-11-01 10:49:13)
6.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
様々なシーンで繰り返される反復表現。薫と希和子は真に親子としての生活を送っていたことを鮮やかに表現している点は素晴らしかったです。美しい物語だと思う。気になったのが、いくつものカットが余りにも綺麗に切りだされ過ぎなことです。いくつもの場面で画がキマり過ぎていて、監督が「どーですか?上手く撮れてるでしょ?シネマスコープ完璧でしょ?」って自慢している様な感覚に襲われました。確かに上手いんですけど、ここまでされるとどうも完全に作り物であることを意識してしまいます。なんか大林宣彦監督の「時をかける少女」を見た感覚と似ていましたね。あと許せなかったのが、ライターを演じた小池栄子です。好演と言われていますが、私にはまるで大根役者にしか見えなかった。勿論彼女が抱える心の傷を表すための演技なのかもしれないですが、明らかにやり過ぎでしょう。しかもこのライターの役は無茶苦茶で、過去に誘拐された女の子を取材するときに、いきなりバイト先を訪問して彼氏をストーカー呼ばわり。その後も執拗に追いかけまわして、仕舞いには女の子の家に入って酒盛りを始めようとする。この映画ではスルーされていましたが、こんな女に自分の過去を明かしたくなるでしょうか?お前の方がストーカーだろ。この一連の流れが私には不自然に思え、非常に悪印象でした。
[映画館(邦画)] 6点(2011-06-13 01:12:16)(良:1票)
7.  夜のピクニック 《ネタバレ》 
前半は観ていて単調だし只の青春ロード・ムービーかと思っていると、後半でかなり面白くなってきます。特に夜になってからの高見のキャラは中々良くて要所要所で笑ってしまいました。当たり前のことをサラッと云ってくれる映画です。ベタさの加減も丁度いい感じで好感が持てます。 しかしアニメの部分や杏奈の弟の部分は特に必要無いように思ってしまうなぁ。
[地上波(邦画)] 6点(2009-05-24 09:58:39)
8.  夜の女たち 《ネタバレ》 
何ともエゲツナイ人間描写は溝口健二らしく良い。しかしストーリーに捻りが余り無く、気分が乗ってこないのには困った。上映時間が短いのが唯一の救いでしょうか。
[DVD(邦画)] 5点(2010-12-23 23:18:31)
9.  喜びも悲しみも幾歳月 《ネタバレ》 
2時間40分という比較的長尺な上映時間の中で延々と山場が連続する、個人的にはNHKの朝の連続ドラマを映画用につなげた様な印象を受けました。なので各エピソードに纏まりがなく、「はい次はい次」と兎に角忙しなかった印象です。各灯台毎に泣きのエピソードが挟まれるのですが、これも正直泣けないシーンが多かった。特に東京に行った息子を亡くす場面では、今夜が山と言われているにも関わらずこの息子が喋る喋る。どう見たって今際の様子じゃありません。観客を泣かせようとする余り、色んな物を犠牲にしている気がしました。 ラストの灯台と客船の汽笛でのやりとり、耳に残る主題歌など、素晴らしかった点もあったのが心残りです。
[DVD(邦画)] 4点(2013-09-15 11:09:38)
10.  よなよなペンギン
余りにもレベルの低い脚本、演出、声優、CGの技術の連続でハッキリ言って映画を観ている間は相当苦痛でした。監督には子ども向けと子供だましの違いをしっかり判って映画を撮って欲しい。またキャラクターの声が酷い、一部は酷すぎる。そろそろ俳優さんに声を当ててもらう風習は止めにした方がいいと思います。
[映画館(邦画)] 1点(2010-02-21 14:12:36)
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