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小原一馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 181
性別 男性
ホームページ http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kazuma.Kohara/jversion.htm
年齢 54歳
自己紹介 最近は録画した映画を見るだけで目いっぱいになってしまいましたが、学生時代に購入したテレビがとうとう壊れ、やっと買い換えた液晶テレビとHDレコーダーのおかげでそこそこ映画生活も充実しています。ここでみんなの映画評を確認するのも習慣になりました。

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21.  ベニスで恋して
2分に1回はちょろっとつっこみどころが用意されて、くすっと笑える、 そういうのが続きながら、ヒロインとそのまわりの人物がどんどん好きになっていく、 そして共感をひきこみながら、最後にはみんながハッピーなエンディング、と 地味に楽しい映画ですね。 映画館で他の観客の笑いに一体化しながら楽しむ、という、そういう意味でちょっと昔風な映画ですが、次はどうなるのだろう、という展開はとても個性的で新しもの好きにもきっとうけると思います。 イタリア映画って、舞台くさい濃ゆい演出のものが多くて、僕はどちらかというと苦手にしていたんですが、これはよかったです。
9点(2004-11-12 15:31:37)
22.  マグダレンの祈り
アイルランド旅行の後で、その余韻に浸ろうと思って借りてきたDVDでしたが、旅では見られなかった別の側面を見させられた思いです。ヨーロッパの辺境に位置するあの国は、一方ではイギリス・プロテスタントの圧制に苦しみつつ、おそらくその反動で、強烈な愛国心とカトリックの影響力のもとにあったんだなと感じさせられました。大好きなアイルランド音楽もこうした性の抑圧も、その副産物なのかなあと思うと複雑な気分です。 すっかり「テス」の世界が、20世紀にそのまま残っていたというのはかなりショックでした。  映画としては、ぎりぎりの世界の中に、微妙なユーモアと生きていく強さ、弱さを感じさせる、すばらしい演出と演技でした。バーナデッド役のノーラ=ジェーン・ヌーンが大変魅力的です。 
9点(2004-10-30 02:00:44)
23.  千年女優
東京ゴッドファザーズがよかったんで、こちらも思い出して投稿しました。 褒めてるみなさんが書いているとおり、スピーディーで奇想天外な展開の楽しい映画でした。 
9点(2004-07-27 19:56:50)
24.  スパイダーマン2
映像的に前作で不満を感じた点はかなり改善されていた。トビーの表情の作り方には少々ワンパターンかなあという感じも受ける。ストーリー的には前作のひきをよく回収していると感じた。全体的にはよくできているのでは。悪役も今回は子供だましっぽい感じはせず、「エイリアン」程度にはリアルだった。全体的にはとても楽しめた。
9点(2004-07-04 18:01:35)
25.  ゲロッパ!
みなの評価がなぜこんなに悪いのかわからない、というのは普通の感覚を持ってないっちゅうことなんかなー。みんな芸達者やし、おもろない、という理由がようわからんわ。ちなみに私は太郎が「おまえにはわからんやろうけどな」っておやじさんの思いを代弁するところで泣きました。
9点(2004-05-13 20:54:59)(笑:1票) (良:1票)
26.  ハッピー・フューネラル
アン・リーの「恋人たちの食卓」と共に、今年見た映画のベストを分かち合いそうな作品。 あらすじは配給のソニーピクチャーのHPで見ることができる。 http://www.spe.co.jp/movie/worldcinema/happyfuneral/top.html 上記のサイトで監督のフォン・シャオガンは「日本映画で例えて言うならば『男はつらいよ』的な国民的人気を持っている」と紹介されているが、ここから中国映画にありがちな大げさな演技と泥臭い演出、人情芝居を想像すると、それがすでに偏見でしかないことを冒頭の数カットで知ることになるだろう。すきのない完成度という点では、アン・リーに今一歩及ばないかもしれないが、この映画が中国で大ヒットを飛ばしたということに、今後の中国映画全体の可能性を感じさせる。「単なる人情劇でない」と書いたが、この映画の魅力の核となっているのはやはり、主要登場人物であるハリウッド映画監督タイラーと中国人カメラマン、ヨー・ヨーとの、常識的なモラルを超えた相互の敬意の交換だろう。そうした高次のヒューマニズムを、全ての役者の確実な演技力と美しい映像、劇中劇の効果的な使用とで見事に描ききっている。 
9点(2003-11-15 16:32:50)(良:1票)
27.  言の葉の庭 《ネタバレ》 
クライマックス、はだしで追いかけるシーンは良かったなぁ。 そうじゃなくっちゃ。「秒速5センチメートル」があまりにの、エンディングだったので これも同じかと思ってたら、ちゃんとしっかり追いかけてくれて、うれしかったです。  ただ靴職人を目指す上での覚悟みたいなものとか、病んでいるはずのヒロインの追いつめられた 感みたいなものは薄かったなあ。リアリティを犠牲にして、美しさを選びすぎている気はした。 また、ライティングの効果とかはちょっとやりすぎで、2Dアニメの絵をむしろそこねているように 感じた。
[インターネット(邦画)] 8点(2017-03-26 15:45:15)
28.  ボビー・フィッシャーを探して
子どもを育てる上で、一つのことを成し遂げることを優先するのか、その楽しみを優先するのか、あるいはそのどこかにバランスがあるのか。 この映画を作った人たち(監督や原作者など)は、バランス派で、そのバランスがくずれる瞬間、それをいかにとりもどすのかをとても劇的に描いている。お母さんが先生を追い出す場面には強く胸を打たれた。そのほどよいバランスがどこにあるのかということは、きっとそれぞれの人、それぞれの人生ごとにあるのだろうけれど、少なくともそのバランスが失われた状態については、多くの人が納得するような合意点があるだろうと思う。この映画が選んでいる中庸の結論は、論理的な結論を出すことからの逃避のようにも、いい加減なハッピーエンドのようにも見えるかもしれないけれど、僕は真実はやはりそうした中庸の中にあるのだろうと思う。自分もやはりこの父親のように極端にはしりがちなところがあるので、妻ともよく話し合いながら正しいバランスを失わないように気をつけたいと思った。
[地上波(字幕)] 8点(2016-11-21 01:31:14)
29.  おっぱいバレー
タイトルからしてあまり期待せずに見たのだが、意外にきちんと作られた佳品だった。オープニングの、手の動きから、エンディングのバレーボールを胸にいれた男子中学生までいっかんして恥ずかしげもなくストレートにおっぱいを追求しているのが、良かった。ほぼ同年代ということもあり、時代設定にも懐かしさを感じた(物語的な必然性はなさそうだったが)。
[地上波(邦画)] 8点(2012-12-31 01:33:43)
30.  ワン・モア・タイム(1989)
シビル・シェパードが、大好きだった夫の生まれ変わりと主張する娘と同い年の男の子との出会いからの心の揺れを好演しています。みなの説得力ある演技で、スーパー・ロマンティックな物語に芯がしっかりと入り、最後までとても楽しく見られました。
[地上波(字幕)] 8点(2012-03-06 00:57:17)
31.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
音声コメンタリーを聞いてあらためて思ったが、ギリギリのシビアなバランスでできあがったストーリーラインが見事だった。 保育園の外に出るまでのところは気持ちの良い脱出劇だったけれど、そこからごみ収集車、ごみ集積場、ごみ処理施設へとどんどん状況が悪くなっていく展開に、4歳のうちの子は怖くて涙うるうる。 監督曰く、ごみ収集車の中でも一度ごみをぎゅうぎゅうに固められる中、捨てられたドールハウスの中に退避して危機一髪というエピソードがはじめあったらしいのだが、外して正解。しかしその分、ごみ処理施設では、ベルトコンベアで焼却場にどんどん流されていく、という定番の流れになるのだが、ウッディたちが助けてやったロッツォが改心し、今度はベルトコンベヤを停止させて、他の仲間を助ける側にまわると見せかけて、素通りさせてしまったのには唸った。単なるお子様映画ではないんだということを強く感じさせた瞬間だった。もう絶対助からないというような状況で、溶鉱炉の赤々とした日に照らされ、皆が手に手をとるシーンには深い感動があった。 それから最後の、ウディの謎のメッセージを見たアンディが、おもちゃを女の子に譲ることにするという展開がまた見事で、やりすぎにならないよう気をつけたと監督が語っていたけれど、ここも最高のバランスでできあがっていたように思う。おもちゃ箱に最後に残ったウッディをアンディがやっとの思いで譲る決心をし、最後に一緒に遊ぼうというところ。この表情の変化がじつによく描かれていた。リアルすぎる人間を描くのは、かなり危険な冒険だったはずで、だからこそピクサーはおもちゃやら車やらモンスターやら魚やらの話を中心に選んできていたはずなんだけれど、ここにきてその賭けに勝ったんだなと思った。 テーマに関していえば、〈おもちゃからの卒業=子どもの自分からの卒業〉という図式がまずあって、おもちゃへの感情移入が成り立つのかなとも思うので、子どもと一緒になっておもちゃで遊ぶ毎日の現在の自分からすると、この映画を実感を持ってみられるのは、アンディのお母さんと同じような立場になったときなのかなと思った。今この映画は、子離れってこんな感じかも、という予行演習的なものだったかもしれない。
[DVD(吹替)] 8点(2012-02-15 23:45:13)(良:1票)
32.  アフタースクール 《ネタバレ》 
途中まで、出てくる人物それぞれにそれぞれのもくろみがあって、5つどもえみたいな、複雑な設定で、いったいどんなことになっちゃうんだろうと思わせながら、ラストでいっきにそれを単純な設定におとしこむという手腕は見事でした。キャストでみたんだけど、それぞれの役者が説得力のあるいい芝居をしてました。ただ、この「状況」のなかに外からまきこまれた格好になった○○が、最後にぐちを言うと、隠れ主人公に罵倒されておしまいというのが、ちょっとかわいそうな感じがしましたね。ここをもう一つ工夫すると、ずいぶん後味が変わってきたのではないかと。でも楽しかったです。
[地上波(邦画)] 8点(2011-01-21 10:04:11)(良:1票)
33.  ストレンヂア -無皇刃譚-
この殺陣の見せ方は、これまでのアニメーションがたどり着いた最高の表現ではないか。素早い動きでありながら、どのように動いているのかちゃんとわかるように見せて体感させ、また実写におけるワイヤーアクションのような不自然さがない。脚本にしても、エンディングに向かって徐々に盛り上げ、登場させたたくさんのキャラクターを最後まで使い切っているのも見事。ただし仔太郎の声には僕も何度も違和感を覚えた。長瀬さんはよくやっていたと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2010-12-05 01:07:31)
34.  夫以外の選択肢
邦題どおり、職場の同僚で親友同士の夫が家族ぐるみでつきあっている相手の女性と互いに不倫関係に入るというお話。ただしいわゆるスワッピングではない。 雰囲気はいかにもヨーロッパ映画という感じで、意味ありげで詩情あふれるカットが多く挿入されるところもそんな感じ。特に二人の女優の演技が、真に迫りすばらしかった。複数の解釈の可能なようなエンディングも納得できる。
[地上波(字幕)] 8点(2010-12-04 23:04:34)
35.  ボルベール/帰郷
説明的なセリフなどがないので、しばらくは状況設定や人間関係の把握にとまどうが、ある事件が発生した後は「ああこういう話なんだな」とわかる。わかった気になる。 しかし実際には、物語の大きな流れは、実はそこではなく、それはより大きな流れの過去が、繰り返されていることを示す伏流のようなものでしかないことが徐々にわかっていく。 とにかくストーリーラインは独創的で、ひとりひとりがやることは常識では理解できないほどぶっとんでいるのに、全体としては、納得させられてしまうところがすごい。ひとりひとりの芝居に説得力があるというのも大きいだろう。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-12-04 22:44:15)
36.  レッド・サン
三人のスターの見せ場を上手にからめつつ、不自然さを感じさせないストーリーにしたてた脚本が素晴らしい。三人の複雑な利害関係を少しずつ変化させていきながら、ストーリーを盛り上げていく手法は見事としかいいようがない。さらに峰不二子みたいな女と、圧倒的な共通の敵になるコマンチ族をうまく織り込んで、最高のエンディングまで もっていっている。もちろん当の三人も求められた役割を最高のレベルで演じており、この手の映画では必見とでも言えるようなできだ。三船のサムライは超デフォルメのできすぎで日本人にはちょっとむずがゆささえ感じられるし、コマンチやメキシコ人の描き方は例によって偏見もいいところだけれども、古き良き(?)時代のエンターテイメントと割り切れる人には、楽しく見られるだろう。
[地上波(字幕)] 8点(2010-02-28 00:34:51)
37.  ハッピーフライト(2008)
ジャンボが一機飛ぶのに、これだけの人が関わってますというお話を、それぞれのセクションがちゃんとみんな見せ場のあるように作るって、相当な技量だと思う。ただしリアリズムというよりは、「人の仕事」を見せるために、自動操縦ができなくなるように計器を壊しちゃったり、雷でコンピューターをとめちゃったり(現実にはあの程度で複数のコンピューターがダウンするなんてありえない)、ストーリーの都合に合わせてるようなところは多々あったはず。そういう意味では、シンクロの練習のためにゲームセンターのDDRで特訓みたいな、「ウォーターボーイズ」の精神はここにも生きてるように思った。
[地上波(邦画)] 8点(2010-02-04 23:02:37)
38.  キサラギ
オダユージの最初の問題発言が出るまでの十五分くらいは、何が面白いんだかと思ってみていたけれど、そのあたりのシーンでちりばめられた微妙な伏線までが、ラストまでに次々と回収されていって、ひとつの解答としてつながっていくのは本当に見事だった。 <自室に油をまいて火をつけ自殺したアイドルの女の子。 でも実は・・・> というように、設定から逆算しながら、伏線をちりばめてストーリーを組み立てていく作業がすごく面白そうで、自分もやってみたいと思わされた。傑作といっていいと思う。
[地上波(邦画)] 8点(2010-02-04 22:49:44)
39.  ウェディング・クラッシャーズ
前半テンポよく進むが、後半まとめきれず、無理に落とした感じはあるが、それでもとても楽しかった。
[地上波(字幕)] 8点(2009-12-28 00:01:29)
40.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
うちで映画を見るときは、最初の10分を見て、面白くなければ見るのをやめることにしているのだが、これは迷った。暴力的で、とても共感できないネガティヴなシーンが続くのだが、このあとどんな話が展開するのか、まるで想像できない。30分くらいみてやっと面白くなりはじめる感じで、最後まで見てみて正解だった。 脚本的にはなかなか楽しい。キャラの配置や、ストーリーのアップダウンのタイミングはとてもよくできていると思う。 ただサトエリに関しては、「ひどい演技をする女優」を演じる人の演技がひどくてもいいということには、ちょっとならないんじゃないかなみたいな、パラドキシカルな気分に、映画を見ている間ずっとさせられていた。でも、演技の間合いを読まない独走ぶりには、かえって妙なリアリティがあったのも事実。妻いわく、これはサトエリのスタイルを込みで評価するのが正しい見方のようだが、僕にはその良さがいまいち伝わらなかった。うーん、たとえば僕だったら、ドラマ「正義の味方」で見事な怖いお姉さんを演じた山田優で見てみたかったかも。手紙ネタは読めたが、爽やかでちょっと怖いエンディングは絶妙。
[地上波(邦画)] 8点(2009-12-21 00:46:36)
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