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S&Sさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2374
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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561.  レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ 《ネタバレ》 
とんがりリーゼントとブーツ、あのレニングラードカウボーイを画面に出すだけで反則技です。そしてあの独特の間、なんでおかしいのか自分なりに分析してみましたが、カウリスマキ以外には使えない技術であるという結論でした。レニングラードカウボーイの演奏レパートリーが、どんどん広がっていくのが楽しいです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-23 22:48:34)
562.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 
前作よりも、断然こっちの方が好きです。ブライドが子供と出会うシーンは、思わずほろりとしてしまいまいた。タランティーノの映画で泣かされるとは予想外です。キル・ビルシリーズは出てくる女性が皆やたら強くて凶暴ですが、デヴィッド・キャラダインとマイケル・マドセンのキャラが対照的に描かれているのが面白い。マイケル・マドセンの落ちぶれ方と、なんか惨めな死にざまは良かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-23 10:26:45)
563.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
スピルバーグらしい残酷描写を堪能させていただきました。“こんなもの見せなくてもよからうに”というようなシーンが幾つもあり、それは通常不要で映画の質を落とすものなのですが、かえってスピルバーグタッチとして受け入れられるのが面白い。この映画は決してイスラエルの作戦を容認しているようには思えません。暗殺のターゲットとなる「黒い十月」のメンバーたちがみんな中年のおっさんで、見た目は普通の中産階級の様に描いているのは、「プライベート・ライアン」でドイツ兵を坊主頭の野蛮人として登場させていることと対比して興味深かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-08 00:34:27)
564.  マーズ・アタック! 《ネタバレ》 
トレーディング・カードからこんな作品を創造しちゃうティム・バートンは、やっぱり天才です。自分にはこれはツボにストライクでした。出演交渉されて、「どの役がやりたい?」と聞かれて「全部!」と答えたジャック・ニコルスン、さすが良く判ってらっしゃる。よく観ると、本作はスピルバーグの「宇宙戦争」に影響を与えていますね。冒頭で印象的な「暴走炎上牛」のシーンは、「宇宙戦争」でも似たようなシーンが思いださせてくれますよね。あとラストシーンなど、結構ニヤリとさせてくれました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-26 23:30:01)
565.  ロシュフォールの恋人たち 《ネタバレ》 
ドヌーブ・ドルレアックのたった一度きりの姉妹共演が観られて幸せです。最近出たデジタル・リマスター版DVDで鑑賞ですが、旧版のDVDが一時期中古で4万円(!)の値がついていたそうで、私も含めてこの作品のファンが多いのですね。ダンスシーンは良く観るとダンサーの手足の動きが微妙にそろってなかったりして、ハリウッド製ミュージカルでは考えられない部分もありますが、この色彩の鮮やかさはハリウッドも脱帽でしょう。「トト」が金髪で美青年なのがびっくりしました。なにはともあれ、この作品はフランスミュージカル映画の最高峰です。
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-24 21:26:48)
566.  ゲッタウェイ(1972)
この映画のガン・アクションは今観直しても色あせていませんね。初めて観たとき、「ショット・ガンってすげえー」とつくづく思いました。いまだに自分の中では、「ショット・ガンと言えばスティーブ・マックイーン」とすりこまれています。噂では、マッコイ夫妻がラストハチの巣になって殺されるバージョンがあるということですが、そんなの絶対観たくありません。
[映画館(字幕)] 8点(2009-07-20 20:23:52)
567.  キング・オブ・コメディ(1982) 《ネタバレ》 
こ、怖かったよ~。本当にこんなに怖い映画とは夢にも思いませんでした。みなさんのコメント通り、デ・ニーロとサンドラ・バーンハードの基地外演技は必見ですが、特にサンドラ・バーンハードの顔つきはちょっと演技とは思えないほどのすごさ。ところで放送させたネタの中で、「おふくろは死んだ」とデ・ニーロは言っています。ということは、劇中聞こえてくるお母さんの声は(この声の主は、スコセッシの実の母親だそうです)彼の妄想の産物では…。なんかそれもあり得るのでは、と感じてしまいました。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-17 23:01:45)(良:1票)
568.  ブリット 《ネタバレ》 
マックイーンって生涯刑事役はこの作品だけなのですね。この作品のマックイーンは確かにクールですが、想像以上にいろんな表情を見せてくれるのが楽しいですね。バーの店内で演奏するベーシストや空港で射殺された犯人を見る乗客たちの表情など、独特のスタイルが感じられる撮り方です。元祖カーチェイスは、古さを全然感じさせない迫力でした。ラストの空港敷地内での追っかけこは、「ヒート」を思い出しました。「ヒート」はオマージュだったのですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-12 01:37:19)
569.  トム・ジョーンズの華麗な冒険 《ネタバレ》 
アルバート・フィニーが実に若々しく生き生きとトム・ジョーンズを演じているのが楽しい。いま観ても、古さを感じさせない演出なのは見事です。アルバート・フィニーとジョイス・レッドマンが宿屋で肉をむさぼり、牡蠣をすすりながらお互いに色目を使って誘惑するシーンは確かにこの映画の見ものです。あと地主ウェスタンのヒュー・グリフィス、ほとんど怪演と言っていいほどの存在感でした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-09 23:16:50)
570.  エクソシスト 《ネタバレ》 
昔話になりますが、この映画は公開当時の騒ぎが本当にすごかった。当時中学生だった私は友人たちと日曜日に銀座に観に行ったのですが、午前中に着いたのにすでに劇場を3重に取り囲む行列で観るのをあきらめました。そしてその週の平日に授業が終わってから部活をさぼってまた銀座に行き、ようやく観られたという思い出があります。当時メディアでは大々的に取り上げられていて予備知識は豊富に持っていたのですが、実際に観ると想像をはるかに超えた内容で、劇場内も自分を含めて観客みんな体がかたまったような反応だったのを覚えています。見直してみて思ったのは、意外と悪魔の能力が慎ましい(?) ような感じを受けます。カラス神父から母親の旧姓を言ってみろと要求されても答えなかったり、神父から聖水だと言ってただの水道水をかけられてもだえ苦しむなど、本当にこいつは悪魔なの?と感じる部分もあります。CG全盛の最近の映画は、この手の悪魔や悪霊がやらかす悪事が映像的にどんどんエスカレートしており、かえって怖さがなくなっているのではないでしょうか。冒頭で悪魔が復活したことを暗示するシーンの場所はイラクの遺跡発掘現場ですが、そもそもイラク近辺は成立以来キリスト教がもっとも普及しなかった地帯でしょう。つまりこの映画では悪魔を宗教的な存在として語るよりも、普遍的に存在するがそれまで人類が認知できなかったエイリアンのような(?)ものとして表現する意図もあったのではと思っています。悪魔払いをする二人の神父はカトリックのイエズス会所属ですが、米国ではカトリック信仰自体がマイノリティで時には差別の対象でもあることも忘れてはなりません。そういうことがこの作品を単なるホラー映画をはるかに超越した傑作にしていると思います。
[映画館(字幕)] 8点(2009-07-05 02:26:15)
571.  ロイ・ビーン 《ネタバレ》 
純情一筋のポール・ニューマンが良かったですね。悪党をつるしまくったロイ・ビーンをファンタスティックに描いていますが、ひげもじゃでむさ苦しいながらもカッコよくてかわいいロイ・ビーン像はジョン・ヒューストンの実像とだぶるところがあります。ジャクリーン・ビゼットは私にとっての「リリー様」なので、全盛期の美しいビゼット様を拝めて感無量です。それにしてもクマのブルーノ君、信じられないような名演技でした。ブルーノ君のお墓が立派なのも爆笑でした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-03 23:18:57)
572.  薔薇の名前
ウンベルト・エーコのあの衒学的な大著を、正統派サスペンスとして要領よくまとめています。原作はそのまま映像化したらとても娯楽映画にならない「言葉と実在」という哲学的な思考を背景としていますが、ジャン・ジャック・アノーは中世の時代背景と雰囲気を忠実に再現し、また登場人物の造形を異形の人間集団のように描くことで私たちのような異教徒にも観て楽しめる映画に仕上げています。ショーン・コネリーの「バスカヴィルのウィリアム」は、彼以外の配役は考えられないほどの好演でした。しかし、この映画で描かれているヨーロッパは、「暗黒の中世」という呼び名にふさわしい状況ですね。同時代の日本はもう室町時代が始まるころですから、文化や政治の面でヨーロッパは世界的にも遅れた場所だったのです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-06-21 16:50:03)(良:1票)
573.  007/カジノ・ロワイヤル(1967)
記憶では中学生ぐらいのときにTVで放映したのを観たのが初見ですが、そのころは007シリーズとは関係ない番外編とは知らずに観はじめ、途中から開いた口がふさがらない状態になりました。人によって好き嫌いがはっきり分かれる作品ですが、実は私この映画がすっごく好きなんです。こんなに格のあるスターが集まり、しかもことごとくバカバカしいことを勝手にやってる映画ってそうないと思うのです。今観直してみても、本当に豪華なゲスト・スターとスタッフですね。主題歌「恋の面影」は今やすっかりスタンダード・ナンバーとなった名曲ですが、他にメインテーマもそうですがおバカ映画のために書かれたスコアとは思えませんね。個人的にはマタ・ボンドを演じたジョアンナ・ペテットが良いのですよ。この後ほとんど映画出演していないのが残念です。
[地上波(吹替)] 8点(2009-06-17 22:45:59)(良:1票)
574.  パルプ・フィクション
この脚本にこの出演陣、そりゃあ面白くないはずはない。これから先、タランティーノは本作をしのぐ脚本を書くことはないでしょう。個人的にはトラボルタとS・L・ジャクソンのTシャツ短パン姿が好きです。何度観ても笑ってしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-08 20:24:54)
575.  ブレージングサドル 《ネタバレ》 
おバカ映画なのに、この力が入った主題歌はなんなんだ!フランキー・レインが歌っているのですよ。確かにお得意の下品ネタや差別ネタは炸裂してますが、メル・ブルックスの最高傑作コメディですね。ラスト20分のドタバタは、30年以上前の作品とは思えない破天荒ぶりです。この映画、全米映画協会かなんかが選出したアメリカ喜劇映画ベスト100でなんと第6位にランクされているのですよ。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-03 01:20:01)
576.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 《ネタバレ》 
これ、予想以上に面白かったです。最後の精子のお話し、広末涼子の焼きそばCMだけでなくいろんなところでパクられていますが、ウッディ・アレンがオリジナルだったとは。このストーリー、アレンのオリジナルかと思ったら、原作本があるんですね。相当アレンジしているでしょうが、一度読んでみたい。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-30 17:57:11)
577.  スローターハウス5 《ネタバレ》 
時系列をいじくるという演出は最近では珍しくなくなっていますが、この映画ほど詩情あふれるタイムスリップものは他にないのではと思います。というか、戦時中の場面は単なる回想と言えなくもないですが。この主人公(ヴォネガットの分身)はドレスデン空襲に遭遇して心に深い傷を負い、時空を超えてさまよいながら「死」の意味を求めるのですが、その傷を癒してくれたのは結局トラルファマドール星だったのでしょう。映像化するのが難しいと言われたヴォネガット作品ですが、さすが名匠ジョージ・ロイ・ヒル、心に沁み入る名作に仕上げています。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-27 21:29:58)
578.  長距離ランナーの孤独 《ネタバレ》 
この物語のエンディングはあまりにも有名で、その後の映画や演劇に多大な影響を与えています。改めて鑑賞してみて、これは青春映画の傑作だと思いました。なんか主人公の心情が痛いほど伝わってくる映画なのです。50年近く前に制作されたとは思えない、21世紀の現代に時代設定を変えても十分通用する普遍性をこの作品は持っているのです。トニー・リチャードソンは、あえて押さえた演技と、早回しを使ったコミカルな演出を使っていて、それが主人公コリンの心象をうまく表現しています。院長は長距離競走に出場する選手たちにまるで競走馬を調教するように接していますが、彼は同世代であるコリンたちの親たちを象徴したカリカチュアなのでしょう。閉塞感に苛まされているのは若者たちだけではなく、社会全体の問題なのだということなのです。本当に良い映画でした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-09 00:16:22)
579.  黒猫・白猫 《ネタバレ》 
クストリッツァワールド炸裂で、観終わったあと頭の中にもジプシーブラスが鳴り響いていました。ほんと、癖になります、クストリッツァの映画は。ダダンも良かったけど、個人的にはあの尻で釘を抜く芸をするサングラスの歌手がツボでした。結構素人を使っているみたいだけど、こういうテンションの映画にしてしまうとあまり違和感ないですね。ちなみに、ゴッド・ファーザー役はただの靴屋さんだそうです。そしてラストにはクストリッツァ映画には欠かせないミキ・マノイロヴィッチが出てきて嬉しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-27 19:06:36)
580.  父親たちの星条旗 《ネタバレ》 
アメリカ人にとって“Iojima”は今や苦戦の代名詞になっていますが、「苦痛を背負うヒーロー」を描いてきたイーストウッドには最適の題材だったのではと思います。確かにやり過ぎとしか思えないほどショー化した戦時国債募集キャンペーンには誰もが嫌悪を感じるでしょうが、アメリカが戦費調達にこれほどまで苦労していたとは意外でした。命を危険にさらす兵士が戦争では絶対に必要とされますが、大衆を扇動してでも国債を買わせて財政を運営しなければならなかった官僚も近代戦では必要な存在なのです。しかし、硫黄島の3人に銃後での道化役までさせたのは、あまりに残酷なことでした。「手紙」で描かれているように、日本兵は家族を守るために日本領土である硫黄島で死んでゆくのですが、攻める米軍にはもっと抽象的な「大義」が必要になっているのが対照的で面白いです。でも戦場の地獄の中では「大義」などけし飛んでしまい、海兵隊兵士も疑似家族である戦友を守るために戦うのです。ラスト死の床で主人公が硫黄島の海岸で戦友と泳いだことを思い出すシーンに、イーストウッドのメッセージが込められていた気がします。
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-24 00:43:01)
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