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小原一馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 181
性別 男性
ホームページ http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kazuma.Kohara/jversion.htm
年齢 54歳
自己紹介 最近は録画した映画を見るだけで目いっぱいになってしまいましたが、学生時代に購入したテレビがとうとう壊れ、やっと買い換えた液晶テレビとHDレコーダーのおかげでそこそこ映画生活も充実しています。ここでみんなの映画評を確認するのも習慣になりました。

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41.  クィーン
現実の事件や登場人物を借りつつ、それを見事に物語的構造に落とし込んだ、良質な中篇映画という印象です。ただ、「ここであげて、ここで落として」みたいな構造があまりにストレートなので多少きれいすぎる印象はあります。また女王だけが格好よくて、それ以外はほとんど全て全員引き立て役というのは、ちょっとやりすぎなきらいもありますが、わかりやすく楽しく見られました。 必ずしもイギリス王室を描いたストーリーとしてみなくても、「社会的役割をきちんとまっとうしてきた高齢の女性の、一見厳しく冷たいように見える気高さを、より若い男性が(はじめは対立しつつも)次第に理解し認め、最後には協力者になっていく・・・というストーリーとしてもみることができるのでは?  僕にはそんなふうなお話として、素直に楽しめました。
[地上波(字幕)] 8点(2009-12-17 22:14:51)
42.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》 
予備情報なしに、「意外に豪華なキャストなのね」くらいのつもりで見たんだけど、岩井さん脚本ということで、納得。『Love Letter』以来の原点回帰で、ストレートなラブロマンス。自分で撮るにはいまさらってことで、熊澤さんに任せたんだろうなぁ。 何もわかっちゃいない男の子の期間限定のうぶい感じが好きになってしまった、女の子のせつない思いを、純粋にとりだすのに、ヒロインを殺してしまって回想っていうのは、そういえば『Love Letter』と同じ手ではあるけれど、この距離感のとりかたは絶妙で職人芸の域に達している。 役者たちの演技も見事なんだけど、観客をお話に100%入り込ませるというよりは、あくまで「上野の芝居」「蒼井の芝居」「小日向の芝居」を見せるというスタンスも良かった。相田翔子もあてがきの芝居で、彼女の果たすべき役割を十二分に果たしていたと思う。あの章があれだけの長さがなくて、そのままエンディングになだれこんじゃっていたら、ラストの盛り上りはなかったはず。冒頭のシーンにふたたび戻ってきたときに、相田との不思議な関係で一息ついてという距離感があってこそ、「ああ、あの冒頭の携帯メールのシーンはこういう状態だったのね」という発見があり、またコーダとしておかれたエピローグが生きてくる。 さらに、劇中劇をはじめから最後まで全部見せちゃうという、ふつうなかなかやらない暴挙にでるんだけど、「ああ、このシーン、あそこで撮ってたんだよなぁ」とか、「練習してたこのセリフこうなったんだ」とか、「クランクアップのあのシーンはこういうことだったんだ」とか、ちらりちらりと見せ続けていた予備情報がうまくここでつながるっていうように作っていて、それにはすっかりやられた。 しかもこの劇中劇、死んだヒロインの元気なところをエンディング近くの、しかも通夜葬式の真っ最中で見せるっていうんだから、ふつうなら間違いなく、泣き落としにくるところが、するっと流して、盛り上りを最後の最後までとっておくというのも心にくい演出だった。ホルスト「惑星」の妙に平坦な素人くさいシンセのBGMの使い方も見事。 最後に死んだ彼女の手書きのメッセージが見つかるっていうのも、『Love Letter』の焼き直しではあるけれど、やっぱりいいね。小津にとっての父娘ものみたいなストーリーなんだろうな。 
[地上波(邦画)] 8点(2009-10-03 01:30:05)(良:3票)
43.  ブラックブック
サスペンスが苦手なので、主人公らが戦争後に再会する場面ではじまり、この大戦を生き延びることがわかっているので、安心して見られるのが良かった。そんなサスペンスがなくても、十分ハラハラドキドキ感が最後まで続くし、「スピード」のときみたいに、ハリウッドにありがちな「そりゃあしつこくない」的な駄目押しもなく、戦争を純粋なエンターテイメントのための舞台として、上手に使い切っている。特にムンツェとの逃避行に心奪われた。チョコレートはやはり非常食ですね(!)。
[地上波(字幕)] 8点(2009-10-03 00:42:55)
44.  まあだだよ
退屈だという人も多いが、僕にはエピソードの一つ一つが楽しくて、退屈する場面は一つもなかった。凡人にない感性を持つ人をみんなが大事に守ろうとする気持ちプラス「師」に対する敬愛の念が一緒になってこの作品を支えている。その分、先生自身は「天然」な存在に仕立て上げられていて、それはそれで物語としては成立しているように思う。内田百閒は未読だが、彼自身が自分をどのように語っているのか、この映画を見て読んでみたくなった。映画で気になったのは第一回まあだ会で、スピーチの代わりに延々と釧路から鹿児島まで鉄道の駅の名前を暗誦していた人。宮崎映画だったら、あのあたりみんな一山まるごとひとくくりという描写で済ませそうなものだけれど、一人一人あんなふうに話しをさせて、しかもかつお話のメインの流れの外においてしまうというのが、物語の物語を犠牲にしながら現実とのリンクを保とうという意識を感じた。
[地上波(邦画)] 8点(2009-03-10 22:52:49)
45.  プレイス・イン・ザ・ハート
白人の女性の顔って髪型や化粧がちょっと変わるだけでなかなか誰が誰だかわからなくなり、しかも主人公が一人だけというわけでもないので、しばらく人間関係の把握にとまどった。でもそれがわかってくると、しみじみよい映画だったと思う。白人と黒人の間の対立と和解、女性の自立といったテーマを、無理なく十分にリアリティがあり、それでいてドラマッチックなストーリーにまとめあげている。役者たちも好演。エンディングのシーンでは、黒人と白人、女性と男性との間に、偏見や対立もあるけれど、同じコミュニティーの中で一緒に生きていかなきゃいけないんだという課題に立ち向かおうとする覚悟を感じた。それはもしかしたら僕自身のものだったかもしれない。
[地上波(字幕)] 8点(2009-03-10 22:24:50)
46.  グエムル/漢江の怪物
人と怪物のパワーバランスのリアルさと予測できない展開、ラストの微妙な落とし所も含め、最後まで楽しめました。
[地上波(字幕)] 8点(2008-09-11 23:10:03)
47.  私家版
よくあるストーリーに飽きた人、フランス映画好きに。予備知識なしで見る事をお奨めしたい。
[地上波(字幕)] 8点(2007-09-02 21:03:42)
48.  ウェルカム!ヘヴン
ビクトリアってアタメの女の子だったんですねぇ。彼女の出演作リストを見ていて知りました。 あんまり歌が上手なんで、本職は歌手なのかって思っちゃったくらい。セクシーな歌とダンスと、天使のときのまじめな妻役とのギャップが楽しいです。そういう意味ではやっぱりすごい女優さんなんだなぁ。 ペネロペの映画は結構見てるんですが、この男前な演技もいいですねぇ。彼女の演技力を再認識しました。 この監督、女性の魅力を引き出すのが本当に上手ですねぇ。ストーリーや演出は確信犯的にB級スタイルでありながら、うまくずらしてくるのがいいなぁ。 ちなみにロラが夫のボクシングをやめさせようとしているのは、単に、それまでの悪行をカバーするに十分な善行を積む前に死んでもらったら困るからだと思いますよ。その善行の一つのポイントが「母親に謝罪すること」って言うのは確かに、お母さんが偉いラテンの国ならではという感じはしますね。ラテンの女性は働き者ですよー。スペインの街をあるいていると、昼間からバルでのんびりだべってるのは男ばっかりですしねぇ。
[地上波(字幕)] 8点(2007-06-15 22:30:02)
49.  いつも上天気
ストーリーはご都合主義的な調子よさが否めませんが、ミュージカルはダンスが素晴らしければそれでご機嫌です。アステアの上品なステップとはまた違った、ケリーのパワフルなダンスも良いですが、この映画の見所はなんといってもシド・チャリシー。タイトなスカートで、よくぞここまで踊りきっています。ザッツ・エンターテイメントで見て以来ずっと気になっていた彼女の踊りを、この映画では存分に楽しめました。
[地上波(字幕)] 8点(2007-04-27 22:51:26)
50.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
不器用で力まかせな、若さの演出が良かったです。007の伝統をうまく生かしながらずらしてくる戦略にすっかりやられちゃいました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-22 13:31:57)
51.  悪い男
いかにもな展開をあえて裏切る長々しいエンディングはちょっとどうかと思ったが、「魚と寝る女」ほどシュールではない。オールドボーイとともに、「韓国映画らしい」力強い作品。
[地上波(字幕)] 8点(2007-03-22 12:48:40)
52.  ぼくは怖くない
みなさんと同じような感想です。こんな話だとは全く想像もせずに、冒頭から判断して妻を誘って一緒に見たらちょっとすごいことになりました。予備知識なしに見た方が絶対楽しめます。レビューを読むのをやめてとにかく見てみてください。「スタンド・バイ・ミー」的なこどもの間の友情のストーリーを期待してみると裏切られますが、そのぶん別の発見があります。
[地上波(字幕)] 8点(2006-11-21 23:26:39)
53.  至福のとき
「街の灯」を見たチャン・イーモウが、「自分ならこういう話にする」というような思いで作ったのではないかと憶測します。僕にとってもそういう意味で納得できるラストでした。ちなみに中国では一人っ子政策の影響で男女比が大きく男性に偏り、男性の結婚難が加速しています。そういう事前知識があると男がどうしてあんなんも結婚にこだわるのか理解しやすいかもしれません。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8220.html それにしてもドン・ジェは、チャン・イーモウの女性趣味の一貫性を感じる起用ですね(笑)。 
[地上波(字幕)] 8点(2006-11-07 18:01:48)
54.  ベティ・サイズモア
原題の「看護師ベティ」のほうがすごみがあっていいのになぁ。サイズモアって、サイズが増えて、太っていく話かと誤解してました。先の読めない、独創的な脚本にカンヌ脚本賞も納得。いっちゃってるレニーの演技もとてもよかった。「シカゴ」みたいなのはどうかと思ったけど、こういう田舎娘の役に彼女はぴったりだなー。
[地上波(字幕)] 8点(2006-10-24 10:37:17)
55.  茶の味
試写会でお母さんの作品をみんなで見るシーンが全体を象徴しているように思う。人と人の間の距離がとても近くて好きなものを一緒に作ってる。暖かい気持ちになる映画。ここで指摘されているように暴力的なシーンも確かにあるにはあるけど、明らかにありえないように作ってあるから、冗談として見られる。一番心に残っているのは早朝の田舎のお店で開店の準備をする中嶋朋子を浅野忠信がたずねていくシーン。彼らしくないところがやっぱりいいのかな。多用されるCGは相当に違和感が残るとはいえ、全体的な雰囲気はやはり日本の田舎の風景のベースに支えられ、意外にしっかりしています。
[地上波(邦画)] 8点(2006-10-12 00:14:10)
56.  エドtv
凡庸な設定の割には展開は十分ドラマッチックで、しかもリアル。ラストまで気持ちよく楽しめる。さすがロン・ハワードというような暖かなヒューマン・ドラマです。
[地上波(字幕)] 8点(2006-10-05 22:57:30)
57.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
最初の30分間はつらいが、ホテル探偵が出てくるあたりからやっと火がついてくる。 一人一人の演技は今までのイメージをひきずっており、新味には欠けるが、脚本の面白さでみせる。エンディングへの収束はなかなかの力技。キャストのうち香取慎吾だけは変えて欲しかった。役どおり、本当にマイナーなこれからのミュージシャンを発掘してもらいたかった。篠原涼子も上手なんだけど、ちょっときれいすぎたか。YOUの歌は良かった。
[DVD(邦画)] 8点(2006-10-05 22:51:53)
58.  タイタス
演劇的な面白さを映画的言語に上手に翻訳してバランスよく描かれていると思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-03 01:00:52)
59.  ファストフード・ファストウーマン
数人の主要な登場人物に関するストーリーがばらばらに展開するスタートは少々わかりにくいが、だんだん人間関係がつかめてくると目が離せなくなる。ひとりひとりの抱えるドラマの基調は暗いが、暖かい希望がほの見えていてひきつけられる。確かにラストへの展開は夢物語だが、インパラやシマウマの場違いな画像はメルヘンとしての説得力が感じられた。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-10 22:48:20)
60.  誰にでも秘密がある
ビョンホン好きの妻につきあって見たんだけど、意外や意外、なかなか面白かったです。凛さんが言われるように、時間のずらしかたが楽しかったなあ。ラストも好きですよ。よくまとめたなあって思います。誰にでも安心して薦められる映画ですね。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-07 22:21:36)
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