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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1997
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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761.  記憶探偵と鍵のかかった少女 《ネタバレ》 
M・ストロングが美少女に振り回されっぱなしのナサケないおじさんになっちまってる・・。あーあ。なんでこう男の人は”魔性の”美少女に弱いかね。記憶を辿らずとも、彼女が嘘ついてんの一発でわかるじゃないですか。私は女だからこの娘の言うことより、周囲の証言の方を信用したよ。しかも、記憶を自分で改ざんできるのなら、そこへ潜る意味無いじゃないですか。物語の大前提を自己否定しちゃってる。 映像はダークで思わせぶりに妖しいのですが、話の骨格に突っ込みどころが多くてノレないです。あの娘16才で家を出たはいいけど、どうやって自活すんのかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-18 17:34:20)
762.  マイ・インターン 《ネタバレ》 
これは、ファンタジーですな。森や湖でなく21世紀の会社が舞台の。クライマックス(ハサウェイが夫の浮気に悩み、他所からCEOを呼ぶか否か決断するあたり)までは、まあ心地よい幻想に酔う勤労女子もいるでしょう。女社長としてのハサウェイのしゃかりきぶりや、専業ママらからの冷ややかな圧力などはリアルだし、デ・ニーロはいぶし銀の包容力を大放出していますから、この初老の紳士に癒されたいと思うのも、女子の抱くファンタジーのひとつではあります。 ところがラスト、ワタシは叫びました。うわー出た、ナンシー・マイヤーズ節。突然の、あり得ない大甘の展開はほんとこの人らしい。ハサウェイが「仕事を取る」ことを決意した矢先、浮気夫はなんと心を入れ替え(!)、キミを支えたい云々と彼女のオフィスに押しかけてぬかすのです。感激して涙ながらに夫を受け入れるハサウェイ。よくこんな無理な芝居ができるもんだ。 それにこの結末だと、夫は仕事に戻れないじゃん。かつてはやりがいのある仕事を持ち「バリバリ働いてた」のに。子育てするなら夫婦どっちかは仕事を諦めなさいよ、ってか。ワンオペ育児を強いられている世の女性の立場を夫に入れ替えただけです。この監督は女性の味方をしているようでいて、その実すんごく鈍感なのではないかと思っています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-16 23:33:33)(良:1票)
763.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
キングスマン、大好きです。楽しみにしながら映画館に出向いて、楽しかったー、と帰ることができました。今作もキレキレの音楽と、趣向を凝らしたブリティッシュな武器の数々にはうっとりしました。 ただ、やっぱり続編は風呂敷を広げがち。舞台は広範囲、人も格段に増えました。私は”英国風”センスが好みなので、アメリカ側にやたらと人物が出てくるのはちょっとうるさかった。チャニング・テイタムなんて、わりとすぐ冷凍になっちゃうしと思ったら、ウイスキーなんて代わりの駒が出てくる。んん?テイタム一人で押しても良かったんじゃないかい? 再会できると思ってなかったハリー、まあその無茶蘇生ぶりは置いとくとして、やっぱり嬉しいし、ジュリアン・ムーアも超絶怪演。死に際もコワイ。エルトン・ジョンの仕事っぷりには脱帽だ。どこまでが素なのやら、すごいおっさんだ。笑わしてもらったー。 主人公とその彼女のキャスティングが、個人的にぴったりこないのが前作からの難点なのですが、なんたって脇が磐石ですから。コリン・ファースにマーク・ストロング、お二方の英国紳士なスーツ姿が美麗なことに変わりなく、脚本の疾走感(と悪趣味センス)も衰えてはおりません。
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-12 00:41:31)(良:1票)
764.  ジェサベル 《ネタバレ》 
ホラー百出の昨今、ちょっとのことでは”どれかにそっくり”となりがち。その点、今作はエポックメイキングとはならずとも、一生懸命「新しいこと」を考えた跡が伺えます。 まず、ヒロインは怪我をしていて避難能力を低く設定する。”ビデオ”というクラシックな装置もなんとなく怖がらせに一役買う。なんでいつも暗い中でそんなコワイ物を見るのか、とは思うが。 ビデオに洗脳されてヒロインは自死してしまうのか?と思わせておいて、魂が乗っ取られました、というオチ。なかなかオソロシイではありませんか。 ヒロインがいつも胸元の大きく開いたサマードレスを着ているのも、”これはいたいけな若い女性です”と常に客に意識させる狙いがあるのかな。単なるサービスですかね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-08 23:58:02)(良:1票)
765.  ナチュラル 《ネタバレ》 
いやいや・・野球モノとしても、一人の男の人生復活ドラマとしても浅い出来です。未来洋々たるはずのスタートからつまづいた、そこの部分とその後数年はすぱーっとトバして、天才中年ルーキーとして活躍するあたりから丹念に描き出すんだけど、これがご都合主義でねえ。気の毒なのはマドセンだよ。ワタシなんかはサスペンス好きなので、あの謎の銃撃事件の全容がいつ明らかになるのかと、ずーっと待ち続けるハメになりました。誰の陰謀なのか、黒幕はこいつか、など見事に私の予想は全部外れました。何もないんかい。なんじゃそりゃ。 それにせっかくの野球の試合の、見せ方が下手です。照明が壊れるとかじゃなくて、展開で盛り上げてほしい。タメる部分が違うし。例えばラストのレッドフォードのファウル、あれはいらんと思う。 ただですね、こんな二流の脚本で客を最後まで引っ張ったロバート・レッドフォードのスター力は思い知りました。知的で端整で説得力がある。他の役者だったら、すっかり埋もれた野球映画のひとつ、に今頃なっていたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-06 00:42:01)
766.  2 days トゥー・デイズ
ああ、シャーリーズ・セロンもこの業界にデビューしたての頃はこういう役割を期待されていたのだね。モデル上がりのスタイルに金髪ですから、まあ順当というかベタというか。ところが”可愛い子ちゃん”キャラで収まろうなどとは彼女全然考えてなかったわけで。後に眉なし小太りの殺人犯になったり、丸刈り頭のギャング団の隊長として砂漠をタンカートレーラーで突っ走ろうとはこの頃誰が想像したでありましょうか。つくづく感無量の思いでワタシはこの映画を、というかセロンを観賞したのでした。 で、セロンと薄気味悪さ満点の殺し屋スペイダーの二人に引っ張られて最後まで観ましたが、話はどうもとっ散らかりっぱなしでうまいこと収束できていない感じです。各々のドラマをもっと丁寧に描いてくれたら、それぞれのストーリーが活きて来て、収斂してゆく様もぎゅっと締まったのでは、と思うのですが。つまらんギャグを入れる暇があったら他に描くべきことがあったはず。巧い収束劇はもっと脚本が良いですよ。人物が何人出ようと、個性が炸裂しているものです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-12-31 16:55:39)
767.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 
爺さん名優の二人がさすがです。どっからどう見てもニコルソンとM・フリーマンなんだけど、すぽんとその役に入れる技術は玄人の熟練技を見ているようで、全く安心して見ていられる。ただ、物語はわりと深みに乏しく、重鎮二人のネーム負けしています。 人生の辛酸を経て、終盤に差し掛かった二人が最後にやりたいことが世界各地の名所巡り、とはちょっとがっくりしますよ。インドやらピラミッドやらに行きたいって若者の自分探しか。 観光名所をつなげるのは尺稼ぎにはなるでしょうが、”やりたいことリスト”は話の肝なのですからここは脚本家にもっと考えて欲しいところ。 でも主演の二人とニコルソンの秘書がとても良いのです。”猫のフン”コーヒーで爆笑してるシーンと、山頂に遺灰を持ってきたのが秘書氏だった、という意表を突くラスト。この二場面は、他のアラを補って余りあるものでありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-31 00:49:16)
768.  動物と子供たちの詩 《ネタバレ》 
いつの時代にもいる”生きづらさ”を抱える子供たち。うん、みんなクラスカーストの下の方にいそうだもんなあ。私もそうだったよ。ほんと、キミらには共感する。だって正しい感性ではないか。撃たれるがままのバッファローに心を痛めるのはまっとうな人間性の証。キミらを否定する大人がいても気にするな。向こうが間違っている。 救いの無いラストはいかにも70年代の作品ぽい。ドライな描き方はニューシネマの定番だ。 今ならばおそらく死者は出さないだろうな。その代わり、逃がしたバッファローが大人によってまたあっさりと柵の中に収められて、自分らの非力を痛感するといったオチが用意されそう。だって生き抜いてほしい。彼らには。いつかその非力を克服できるように。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-26 00:46:51)
769.  かくも長き不在 《ネタバレ》 
静かな映画である。1960年、パリ。スマホはおろかFAXだって無い、今よりずっと社会全体がゆっくりだった時代。さらに季節はバカンスを迎えて通りに人がいなくなり、静まり返った日常にふいと現われた行方不明の夫。 妻は一人必死に記憶を呼び覚まそうと奮闘する。性急にならぬよう、自制しながら。レコード音楽がゆるゆると流れ、妻の激しい一念とは裏腹に、何もかもがスローにおっとりと描写される。1カット固定でじっとしているシーンも多いし、オペラを一曲聴かされるのも退屈で苦痛に感じる人もいるだろう。 だけど、それまでのどっちつかずのもやっとした空気がラストシーンで一変するのだ。妻の努力が、周囲の気遣いが無に帰すあの瞬間。どんなに必死に思いをかけても、彼の脳裏に甦るのは収容所での苛酷な記憶なのだ。 かくもかくも、その不在の長きことに胸を衝かれる、非情のラストなのでありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-18 23:45:52)
770.  運命の逆転 《ネタバレ》 
いやあー、やっぱりJ・アイアンズはヨーロッパ貴族系なスノッブを演らせたら天下一品。すごいすごい。この作品がこうも強烈な気色悪さを纏っているのはこの人演じるクラウスの一貫した”得体の知れなさ”のおかげである。ハリウッドアクション映画でTシャツ姿のテロリスト役なんか似合ってなかったもんなあ。グレン・クローズも負けじと富豪の鬱屈おばさんを見事に仕上げてますけど、アイアンズに持っていかれ気味ですね。 真相は藪の中だし、本格的な法廷ドラマを期待するとがっかり必至。圧倒的に不利なクラウスの一発逆転を狙う、大学教授チームの論理も分かりづらい。 豪奢な邸宅のその内側のささくれた人間関係に、お金ありすぎるからだよーとやっかみのこもった感想を抱きながらの観賞でありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-17 23:49:46)
771.  ブリッジ・オブ・スパイ 《ネタバレ》 
さすが大物監督だけあって、いつものことながら画が重厚で時代考証も怠り無い。旧東ベルリンの光景などはセットとは思えないリアリティで、これもまた「スピルバーグ謹製」の信頼感は揺るがない。ああ、映画を観た!という充足感を常に提供し続けるのだから、やっぱりスゴイ人であろう。 ただお話はちょっと舞台セット負けの感がある。 常連のトム・ハンクスは安定の演技力で、こちらを不安にさせることはないのだけど、脚本が実在の弁護士その人の考えに迫り足りない感じです。 旧ソ連と東ドイツを相手に一人で、しかも米国政府の後ろ盾の無い「民間人」としての立場で交渉に臨むのである。こりゃ不安ですよ、普通。よっぽどの戦略家であるか、交渉の切り札を持っているか。いつその手管が炸裂するかと期待したけど、なんかトム・ハンクスは一貫して頑なに「二人対一人」の交換を言い続けるだけなのだった。これでは巧みな交渉術というより、頑固者である。 「もっと何かあるはず」と観続けて、結局何も無かったという、ちょっと肩透かしの展開でありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-16 13:39:10)(良:1票)
772.  ワタシが私を見つけるまで 《ネタバレ》 
”シングル”であることがアメリカではそんなに肩身の狭いことなのかどうか知らんが、あっちの人たちは全力で「寂しくないぞ」とアピールするんですね。もっと普通でいいのに。・・でもこの人たち、「孤独」ですかね?皆積極的に他者と関わりを持ち、コトに及ぶまでの時間もすごく短い。もちろんコメディとしての脚色もあろうけど、なんだかなあ。空疎だなあ。 ヒロインの周囲に姉・友人・元彼・男友達、と色々置いて群像劇にも見えなくもないけど、浅い。黒人の同級生とその娘のエピソードは不要にも思う。 そもそも、ヒロインの「彼氏はいるけどちょっとの間別れて、好きに遊んだあとヨリを戻したい」というしょっぱなの行動からして意味不明なことこの上ないぞ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-12-16 00:38:03)(良:1票)
773.  プレイス・イン・ザ・ハート 《ネタバレ》 
余程ひねくれていない限り、ああふつうにいい話だ、と思うのではないでしょうか。女手ひとつで家を切り盛りしなければならなくなったエドナと周囲の人たちの人生ドラマですが、これがキレイすぎず、クサくも無くシンプルな描き方で好感が持てました。 画が明るくて清潔なので悲愴感は漂わないですが、借金が発覚したり、大陸規模の激甚災害に襲われたりで、自分だったらどうしようと思っちゃうほどスポルディング夫人の状況はキビシイ。おまけに身内である姉夫婦の内実は不倫が進行中で、それを知らされるこちらは胸がざわざわします。 エドナをサポートすべく配されたのが綿花栽培に詳しい黒人の流れ者と、白人の傷痍軍人。マルコヴィッチ演じる盲目の白人を一人入れたことで、この家に絶妙なバランスが生まれます。KKKが根深く活動するこの地域では、モーゼスを守るのに夫人一人では難しい。傷害があっても、元軍人である白人の立場は絶対的に強いですし、綿花栽培を手伝えなくてもミスターウィルは夫人の支えになっているのでした。モーゼスだけで脚本的に充分なのでは、と当初思っていたワタシはこのキャラ配置の綾に唸りました。 そして祈りのラストシーン、いつのまにかその祈りは観る者のそれと重なり、思わぬ仕掛けが施されています。脱帽です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-13 00:21:48)
774.  ノック・ノック 《ネタバレ》 
ちょっとこれ、「サスペンス・スリラー」と名乗るのも図々しすぎやしませんか。客をばかにしてんのか。人に語って聞かせるだけの物語性はゼロ。通り魔な女二人にキアヌと観客が不快な目に遭わされる、ただそれだけ。 理不尽という得体の知れない恐怖を語るジャンルのスリラーもありますが、その前提となる「狂気」すら無い。小娘二人のもたらす「災い」が、これ低俗に過ぎませんか。人を陵辱して動画サイトにアップする、これは「イジメ」というのだ。家の写真へ落書きとか小学生か。 こいつらに何らかの目的があったわけでもなく、幼稚に話は投げ出されて終了し、首だけキアヌは阿呆面をさらして俳優生命は風前の灯である。こんなのに出たのはキアヌの自傷行為なのか。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2017-12-12 00:10:50)
775.  ブルースチール(1990) 《ネタバレ》 
いやあ、ノレない。ヒロインの行動パターンがオカシイというのもあるけど、脚本のせいばかりでもなくて、J・L・カーティスという中性顔の女優に「オンナ」をやらせる、ってのが見ててしっくり来ない。周りの男たちが熱を上げるほどの「守ってあげたい」タイプでは決してない。ラストなんてもう男の顔だった。雄雄しいったら。 相方に手錠までかけてシリアル・キラーと一人で対決ってのも無謀だし、隣室に犯人がいるのに刑事二人でベッドで始めちゃうって、どうだコレ。その上犯人のアイツ、なんでその最中に襲撃しないわけ。ことが済んで、刑事(男)が風呂場に来てから発砲、ってずっと待ってた意味何かあるのか。 犯人がやたらしつこく、ターミネーターばりにやられない。ラストもかなり引っ張った方と思う。この不死身のしつこさ描写はなかなか出色だけども、なんせアメリカは銃社会、あんなに銃を見て陶酔しちゃうような奴はコンビニでたまたま拾うよりもっと先に、何丁も所持してそうなものだけど。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-12-10 23:25:35)
776.  ジュピター
うん、つまんなかったなあ。お金かかってそうなのになあ。話が面白くないですよ。勝手にどんどん展開してゆく。ちょっと待ってくれ。ミラ・クニスに奇天烈なことが次々降りかかるんだけど、彼女ほぼ動揺しないので共感もできない。テイタムの説明そんなに詳しくないにも関わらず状況理解早いなー。早すぎ。そもそもの、友人が妙な宇宙人(?)らに拉致されそうなトコでなんでパニックにならないの? CGも凄いんだけど、わあ凄いなあが50回くらいくると「凄飽き」するというヘンな退屈に陥る。 ただですね、長子王子役のエディ・レッドメインがとても雰囲気あって素敵なんですよ。冷たくて切れ者で白い肌がハンサムで。役所でのたらい回しシーンと、エディの存在この二つに本作品の意義を認めます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-12-09 01:06:24)
777.  マジック・イン・ムーンライト
曲者W・アレンが少女マンガを撮ってる!どうした年取って丸くなりすぎたのか。 男と女が意地張り合って、本音は惹かれているのに距離をなかなか詰められない。恋敵は女に求婚するし、さあ二人の行く末やいかに、ってひねりの無いラブコメの王道ですな。いつものアレン毒はどうしたんだろう。エマ・ストーンが可愛すぎなのでじじー毒気を抜かれたのか? お話はコリン・ファースも気恥ずかしかろう的にガーリーで甘甘。でも南仏の風景の力は偉大でして、映像がきらっきらで綺麗この上ない。思いっきり純情ぶりっ子しているエマ・ストーンもすんごくキレイ。 アレン好きなら物足りないかもですが、たまにはこんなストレートなのも飲みやすいかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-05 23:47:40)(良:1票)
778.  ロッキー・ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
“5”で散々な評価だったロッキーシリーズだけども、6作目に当たるこの“ファイナル”は良い。とてもとても良いです。何故って、ロッキー・バルボアがそこにいるからです。いつぞやの、全然そぐわない豪邸住まいなどではなく、古アパートの一室にやもめ暮らしのロッキー。昔なじみを無理やり思い出巡りに付き合わせ、経営するレストランでは客のリクエストに応えて何度でも同じ話をし、かつての知人の苦境にお節介を焼く。この朴訥さ、垢抜け無さ、ああかつてのロッキーその人だ。もちろん年月は過ぎていて、エイドリアンもミッキーももういないし、息子もナサケ無く育ってしまった。だけど、ここにきて、この年齢になって、欠けたピースを埋めなおすべくザ・ロッキー・ストーリーが幕を開けるのです。 息子の年ほどの現チャンピオンに勝ってはさすがに鼻白むし、かといってロッキーがダウンする姿など世界の誰も望んでいない。ここらの、客の期待のほどを巧くさじ加減した脚本はなかなかです。観終わってのこの胸の熱さは一作目にも劣らず、何枚もティッシュを浪費しながらワタシはふるふると感動したのでありました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-04 00:29:30)(良:1票)
779.  彼女について私が知っている二、三の事柄
なんでこの監督はこんな独りよがりを許されているのだろう。私は見事なまでに何の感想も抱けなかった。色彩のセンスがカラフルでこの人らしいですけど、「お話」を聞きたくて映画を観る者には不向き。「俺にだけ分かってりゃいいんだ」ということかい?少なくともワタシは90分時間を提供したのだ。ただただ困惑と退屈の90分。なんでこんな目に。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-11-26 17:28:25)
780.  別離(2011)
イラン映画は、そう、以前から人間の心理描写が巧かった。今作は、介護、教育、離婚といった洋の東西を問わない問題を抱える銀行マン一家が舞台。観ていると遠い中東の国のこととは思えない近しさを感じる。 誰の立場に最も肩入れできるかで、鑑賞者の感想はそれぞれ違ってくるだろう。登場人物一人一人の考えは、その立場に立ってみると各々ごもっともで、さらに少しずつ嘘も混じるので正悪の判断はにわかにはつけ難い。見せる脚本である。ただ、大人に振り回される中一の長女だけは一貫して可哀想だった。とてもしっかりしているので尚更。こんな年若い子に、親の選択を迫るんだねえ。厳しいなあ。決して楽しい話ではないけれど、イランの人たちの感性や日常がこんなにも我々と近いのだ、と改めて思った。日本のみんなに観てもらいたい。ついでに米国大統領にも。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-11-25 00:54:08)
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