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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1872
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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61.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
これって撮影中に映画の神様が舞い降りて来たんじゃないのだろうか。っていうくらい完成度の高い名作。無駄なシーンが一切ないし、テーマも多くの人々の心を打つ〝希望を信じること〟という直球勝負な軸が一切ぶれていない。主演俳優の抑えた演技も完璧だ。オチの爽快感といったら他に類をみないほど。そして、何よりこんな完璧な映画のなかにあって、「結局、真犯人が捕まらず冤罪が晴れていない」という唯一の瑕疵すらも、さらなる物語の予感を感じさせてくれるという奇跡的な名作。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-26 14:14:17)
62.  12モンキーズ 《ネタバレ》 
『未来世紀ブラジル』で悪夢のような未来社会を見せてくれたテリー・ギリアム監督が、その路線を踏襲しつつちゃんと一般的な娯楽性も手にすることが出来た記念碑的名作。もう、冒頭のあの独特の12匹の猿マークがフォークダンスを踊るように回転する映像に、不気味にかぶさってくる音楽が見事過ぎてそれでもうハート鷲掴みです!そして話が進むに連れてどんどんと深まっていく謎、ぶっ壊れたブラット・ピット、相変わらず救いようのないオチ。どれもこれもが斬新で唯一無二なギリアム監督の傑作の一つ。大好き。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-21 19:58:36)
63.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
悪夢のような未来社会の描写、意味不明な登場人物、徹底的に救いようのないオチ。もうテリー・ギリアムの魅力全開です。まるでサルバドール・ダリの絵画のなかに迷い込んだかのような強烈な超現実世界。そこでは意味なんか無意味です。二時間強の映画が終わるころには、目くるめく悪夢にうなされたような心地良い疲労感を味わえます。まぁ、「そんな体験味わいたくないわ!」っていう人には理解不能だろうけど(笑)。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-21 19:36:09)
64.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
ずっと自分とは合わないと思っていたデビット・リンチ監督。でも、この作品だけはかなり嵌まった。それまで雰囲気ごり押しの思わせ振り映像だと思っていたものが、この作品では見事に全てが意味を得ている。当然、1回観終わったときは意味も分からず「なんだか知らんが凄いものを観たかも」と興奮で胸が震えたことを今でも覚えている。そして2回目いろいろと予備知識を仕入れて観れば、ナオミ・ワッツの体当たりの熱演も相俟って、とても切ない少女の願望と挫折が難解な映像とストーリーの間に垣間見えてまた胸が打ち震えた。そして、いつかもし3回目観たとき、今度はどんな発見をさせてくれるのだろうと思えるリンチ監督の奇跡の傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-21 18:57:29)
65.  トレインスポッティング 《ネタバレ》 
最高にエネルギッシュで下世話でくだらなくて、そして最高に格好良い!!駄目な人間たちの駄目駄目な日常をこんなにまでスタイリッシュに描いた映画はかつて無い。イギー・ポップをバックに疾走する冒頭のレントンたちから、スコットランドで最高に汚いトイレに潜り込むレントン、禁断症状に苦しむ彼がベッドのなかで見る幻覚とか、もう映画史に残る名シーンになってるんじゃないかなー。音楽も雰囲気もセンスもどれもが最高っす!「自分がどうしようもない駄目人間で、そのせいで今がどうしようもなく悲惨な状況になったとしても、それでも生まれたからには、死ぬまで生きてかなくちゃしょーがないじゃん!!」全編に満ちる、そんな根源的だけど力強いメッセージが今でも大好き!!
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-20 20:31:17)
66.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
毎年、夏になると全国の小中学生を恐怖のどん底に叩きつける反戦洗脳映画。と、世間では思われている作品だけど、僕はちょっと違う気がします。この作品は単純な反戦映画ではなく、戦争が本当に壊してしまうものを冷徹に見つめた作品だと思います。戦争が本当に壊してしまうもの、それは人間の社会性です。この主人公の少年は、今でいう不良少年なのです。盗んだバイクで走り出す現代の若者となんら変わりない。そんな少年でも、社会性がしっかりしていれば、相応の大人たち(例えば教師や警察や少年院)がちゃんと矯正させて、少なくとも餓死させるということなど絶対にさせない。この世界から戦争がなくなることなど絶対にあり得ないなら、せめてそれが壊してしまうものから目を逸らさず、多くの人たちから残酷で悪趣味だと非難されようとも徹底的に冷徹に描こうというこの監督(および原作者)の勇気には敬服せざるを得ません。そして、今でもアメリカはイラクやアフガンで社会性を壊し続けている。この映画が偽善にまみれた単なる反戦映画と一線を画した普遍性を持っているのは、ますます混迷する現代に通じるテーマを持った作品だからだと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-20 19:16:45)(良:4票)
67.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》 
まさに小学生のころに観てしまってドハマリしてしまいました。もう、小学生男子の心を鷲掴みにするネタが次から次へとジェットコースターのように展開して、もうたまりません!わー、猿の脳味噌食ってるし!ひぇぇ、虫が大群じゃー!おっさん、心臓ほじくり出してるし!!トロッコだ!洪水だ!吊り橋落としちゃってるし!!!ひぃぃ、も、もう止めてー!!!映画の楽しさをこの作品で初めて教えてもらいました。当時、録画したビデオテープが擦り切れるほど何度も観てしまった思い出の一作。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-12 13:31:08)(良:3票)
68.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
ちゃんとした回答のない、観た人間それぞれの感性にそれは委ねられるという芸術性を得ることが出来た恐らく最初の映画ではないだろうか。ピカソの「ゲルニカ」がその難解さゆえに人々に記憶されるように、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」がその深淵さゆえに忘れられない印象を残すように、この映画もその多様な解釈のゆえに恐らくこれからも永遠に人々の記憶に残るだろう。映画を芸術にまで高めた天才・キューブリックのエポックメイキングな傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-10 12:45:37)
69.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
アクション映画の古典的名作。初めて観たのは、恐らく小学校六年か中一のころ。この作品と『ターミネーター』によって僕は完全に映画中毒にさせられてしまいました。さらりと平凡に始まるオープニングから、徐々に混乱が大きくなってそれがどんどんとビル全体に広がっていく。炙りだされる人間関係、テロリストや警察や人質たちの交差する思惑、そして人間味溢れる主人公の活躍によって映画は中盤に最高の臨界点を迎えます。まるで徹底的に考え抜かれたビルの設計図を見せられているような完璧な脚本!アクション映画としては、僕のなかでは最高峰に位置する大好きな作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-04 12:31:57)
70.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
この作品、何度観てもワクワクさせられてしまう。特に、この設定とストーリーを考え付いたスタッフに拍手。子供たちの悲鳴を集めるためにモンスターたちが大企業にサラリーマンしてるって!いったいどうやったらそんな発想が湧いてくるんだ!?(笑)それだけでも素晴らしいのに、見てるだけで心が浮き浮きしてくるようなユーモラスなモンスターたちの造形の素晴らしさといったらない。一つ目お化けのマイクがコンタクトを着けていたり、モンスターたちがアフターファイブにお寿司屋さんで食事したり、そんな細かい演出もツボ。そして後半にかけて一気に盛り上がり、最後はちゃんとほろりとさせられるストーリーも最高!子供のころに観たかったなー。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-03 12:43:25)(良:1票)
71.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
もう映画の神様が現場に舞い降りてきたんじゃないかってくらい、奇跡の完成度を誇るサイコ・サスペンスの古典的名作。それまでシュワちゃんやスタローンやインディジョーンズとかのアクションエンタメ、あるいはゾンビ系のホラー映画しか観てこなかった当時の僕に、ガツンと強烈な衝撃を与えてくれたことを今でも鮮烈に覚えています。主人公は、まだ幼さが残りながらもその心に抱えたトラウマから強い正義感を持ったFBI訓練生、クラリス。そんな彼女に、女性を次々とさらってきてはその皮を剥ぎ、死体を河に捨てるという残虐な猟奇殺人犯バッファロウビルの捜査の過程でとある指令が廻ってきます。それは、かつて自分の患者7人を無残にも殺しその肉を喰らったとして獄中にあるかつての天才精神科医レクター博士の意識調査をしてほしいというもの。軽い気持ちで引き受けたクラリスでしたが、暗鬱な地下牢の奥深くに待ち受けていたのは、社会のちっぽけなモラルや常識など一切通用しない恐るべきモンスターだった…。画面の端々にまで横溢する不穏な空気感がとにかく素晴らしく、おどろおどろしいそんなストーリーを見事に盛り上げてくれています。そして、何より特筆すべきは、やはり“クラリス=ジョディ・フォスター”“レクター博士=アンソニー・ホプキンス”という奇跡とも呼べる見事なキャスティングでしょう。特に、レクター博士という強烈な〝悪〟を体現してみせた、希代の殺人鬼を見事に演じきったホプキンスは映画史上屈指の名演!これ以降、似たようなサイコ・サスペンスが量産されるのですが、いまだレクター博士を超えるようなキャラクターは一向に出てきていません。この世の中には、世間では常識と信じられているモラルなど一切通用しない暗い世界が隠されていて、そこには必ずといっていいほど男の歪んだ性欲が絡んでくる。もしかしたらこの社会を形作る源泉なのかも知れないそんな男たちの性欲に決然と立ち向かうクラリス、彼女を父のように見守りながら勝利へと導く社会から超越した存在であるレクター博士…。正義と悪の定義を根底から覆してみせるその深いストーリーは、混迷する現代社会にあっても一向に色褪せることはありません。映画史に残る唯一無二の名作として語り継がれるのも納得の素晴らしい出来だとあらためて思います。
[DVD(字幕)] 9点(2013-03-29 14:39:31)(良:1票)
72.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
個人的に恋愛映画ってあんまり好きじゃないんだけど、そこはやっぱりジェームズ・キャメロン、もちろん優れた恋愛映画ではあるのだけど、ちゃんとそれだけとは言い切れない要素もたくさんあって、あまりにも有名過ぎていまさら言うのも恥ずかしい面もあるけれど、やっぱり好きです、この赤面必死の超有名ラブストーリー。いまさら僕ごときが言うのもあれだけど、やっぱり名作っすよ、これ。社会が抱える矛盾や不条理を――親から子へと連綿と連なる貧富の格差に翻弄される一般庶民たちやプライドと外聞をもっとも重んじる偽善に満ちた富裕層という、当時の英国社会の病理を丸ごと積み込んだようなタイタニック号の船内で繰り広げられる若いエネルギーに満ち溢れたジャックとローズの燃え上がるような恋…(いま、自分で書いてて恥ずかしくなっちゃいました笑)。そんな人間の機微やきらめきや懊悩など構わずぶち壊してしまう自然の猛威を、後半の怒涛の展開で見せきるキャメロンの見事な手腕には今観ても圧倒させられます。そんな中で、悲劇を運命付けられながらも必死に抗おうとする2人の姿に、当時のまだ純真な心を失っていなかった僕は素直に感動させられてしまいました。有名な「私、空を飛んでいるみたい」という2人のシーンよりも、僕は降り注ぐ救命花火の美しい輝きを背景に微笑みながらローズを見送ろうとするジャックの方が好きですね(若き日のディカプリオがこれまたかっちょ良い!!)。そして、沈没という残酷な現実の前に茫然自失となる船長、「金なんてもう何の役にも立たない!」と叫んで自殺する船員、子供をダシに自分だけ助かろうとするローズの婚約者…。人間て本当に弱くて愚かな生き物なのかも知れないけれど、それでも愛する人との永遠の別れという悲劇を経ながらも、アメリカという新天地で新たに奮い立ち子供たちを育て上げたローズの力強い姿に、純真な心をすっかりなくしてしまった現在の僕でもやっぱり感動を覚えざるを得ません。いやー、ジェームズ・キャメロンってやっぱ天才だわ~。うん、いまさらだけど、やっぱり良い映画です、これ。
[DVD(字幕)] 9点(2013-03-25 13:14:17)
73.  トゥルーライズ 《ネタバレ》 
こんなにお金かけた、こんなに馬鹿馬鹿しい映画はある意味貴重。冒頭から、バイクと馬のチェイスにはじまり、国家予算をフルに使った盗聴装置やヘリコプターで何故か妻の浮気調査、後半からは怒涛のアクションシーンががんがん続き、も、もうお腹いっぱい!っていう観客の予想を遥かに超えてジェット戦闘機で大暴れ。そう、映画ってなにやっても良いんです!落ち込んだときなんかに、ふと見返したくなる大好きな作品。
[DVD(字幕)] 9点(2013-03-25 12:59:18)
74.  ターミネーター2/特別編 《ネタバレ》 
初めて観たのは映画の魅力に取り付かれはじめた中学生のころ。この作品で完璧に映画中毒者にさせられてしまいました。CGなんてまだほとんど普及していなかった時代に、あの新たなターミネーター・リキッドメタルがドロドロと登場したシーンで、「えぇぇぇ!」と思いっ切り度肝を抜かされたことを今でも鮮明に覚えています。そして、そこから青を基調としたスタイリッシュな映像を背景に、冷酷無比なリキッドメタルが今までの映画の常識を覆すような迫力で暴れまくるころには、もう完全にノックアウト。それに、シュワもカッコいいし、ファーロングも男前だし、リンダ・ハミルトンのムキムキ具合もナイスだし、どれもこれもばっちりはまっちまったよ~。ストーリーの深みとしては、やっぱり一作目には劣るものの、映画の面白さを教えてくれた思い出の一作。
[DVD(字幕)] 9点(2013-03-25 12:48:01)(良:1票)
75.  エイリアン2 《ネタバレ》 
やっぱりジェームズ・キャメロンは天才であると再確認できる初期の傑作!あの一作目の考え抜かれた秀逸な世界観を継承しつつも、それを巧みな技術と圧倒的な力量でものの見事にキャメロン的アクション超大作へと昇華させてしまった。SF戦争映画でありながら、個々のキャラクター描写も丁寧で、なかでも途中から現れる両親を失った少女ニュートと、娘を失ったリプリーが二人で逃走するうちに親子のような絆が生まれ始めるところなんかホント秀逸。そして、最後、そんな2人に立ち塞がるのは、これもただ自分の子供たちを守ろうという崇高な本能に忠実に生きるクイーン・エイリアン。クライマックスで繰り広げられる、彼女たちの互いの生存を賭けた母性と本能の壮絶な戦いに否が応でもテンションがあがるって、これー。何度観ても面白いし、実際何度も観たくなる傑作っす!!
[DVD(字幕)] 9点(2012-11-21 19:14:52)
76.  ターミネーター 《ネタバレ》 
この作品を初めて観たのは小学生のころだったけれど、自分を決定的に映画好きにさせてしまった記念碑的名作。おかげで、おっさんになった今でも週に最低二本は映画を観なければ禁断症状が起こる身体になってしまった。現代に殺人ロボット・ターミネーターが送り込まれてくる冒頭のシーンに始まり、同時に送り込まれてきたカイルとの逃走劇、無敵のターミネーターが破天荒に暴れまくる最高に格好良いアクションシーン、そして次第に明らかになってくる追われる女サラ・コナーの正体……。これは今でもSFアクション映画としては、これ以上ないくらいの完成度だよ、やっぱり。そして、最後、彼の子供を宿したサラ・コナーが暗雲立ち込める未来へと立ち向かうように車を走らせて去っていく場面は、数ある映画のラストシーンのなかでも一番格好良いっす!!ジェームス・キャメロン、やぱ最高だぜ!!
[DVD(字幕)] 9点(2012-11-21 18:52:06)
77.  死霊のはらわた(1981) 《ネタバレ》 
人里離れたロッジに迷い込んだ若者たち。そこにあった伝説の魔道書に書かれてあった呪文を不用意にも唱えてしまったことから、彼らは想像を絶するホラー&スプラッタ&ギャグ描写が嵐のように巻き起こる死霊たちの宴へと引き摺り込まれてゆく――。今では大物となってしまったサム・ライミ監督の伝説のデビュー作は、いま観てもその魅力はなんら衰えていません。徹底的に怖い映画を撮ろうとして、恐らく監督自身も意識していなかったであろう〝笑い〟の要素が何故だか描出されてしまったところに若き日のサム・ライミの才気が光っています。死霊に取り憑かれ、いつゾンビと化すかも知れなくなってしまった愛する女性を電気のこぎりでバラバラにしようとするものの、長い煩悶の果てに結局出来なかった主人公が、次の瞬間には躊躇なくスコップで首チョンバしちゃうという、凡人の発想を遥かに超えた唯一無二のグログロ世界に僕たち観客を誘ってくれます。他にも、森で触手プレイされちゃうヒロインとか地下室に閉じ込められたゾンビがまるで「頑張れ~!」と仲間のゾンビを応援するかのように扉をガッチャンガッチャンするシーンだとか、その後に量産される似たようなスプラッタホラーには到底到達できないだろう、恐怖と笑いが絶妙にブレンドされた名シーンの数々にはあらためて最大級の賛辞を贈りたいと思います。うん、やっぱこれ、凄いっすよ!
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-23 15:54:59)
78.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
あの、奇才ザック・スナイダーが原点回帰して撮ったかのような、もう映画なんだからこの独自の世界観に酔いしれてください(分かる人だけ笑)と言わんばかりの〝少女の妄想力〟全開映画。良いですね、この徹底的に我が道をいく監督の姿勢、僕は好きです。残酷な義父に母と妹を殺され、挙句の果てに精神病院に入れられた主人公ベイビードール。そして、その病院は常駐する医者も訪ねてくる議員も料理場のコックも、みんな揃いも揃って酷い悪人or変態ばかり。仲間となった少女たちと共に、ベイビードールは得意のダンスと、そして中2病爆発な妄想力とを武器に、そんな世界から脱出しようと図るのだった!もしかしたらこれは大傑作になるぞっとワクワクしながら観てたのだけど、残念なのは最後の試練、さすがに息切れしたのか、予算の都合なのか、ここもちゃんとしっかり妄想で描いて欲しかった。惜しい。でも、やっぱり僕はこの監督のセンスが大好きなので甘めに9点!
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-06 20:00:19)
79.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
この映画、確かに中身がない。史実を基にしたと言いながら、はなからリアリティとは無縁のストーリー展開に、あり得ないような漫画みたいなアクションシーンの数々(アメコミが原作だから当然かもだが)。それでも、この超が幾つも付くぐらいのスーパーマッチョな男たちが、その煮え滾るような男汁を無尽蔵に周囲に撒き散らしながら、スクリーン狭しと暴れまくる姿を暑苦しいまでに映像化してみせた、監督のその中2病的情熱に意味を見出さずにはいられない。やっぱり、どんなくだらないことでも、信念を持ってとことんまで極めれば、もしかしたら素晴らしいものが仕上がるかもしれないという、奇跡のようなお馬鹿映画の傑作だろう、これは。 普通の映画監督が撮っていれば、目も当てられないくらい酷いものになっていたであろう。ザック・スナイダー、大した奴だ。
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-06 19:27:25)
80.  コララインとボタンの魔女 《ネタバレ》 
ティム・バートンが大好きな自分としては、この映画かなりツボです。夢見がちな少女が迷い込む、悪夢のようなそれでいてどこか懐かしいメルヘン描写が素晴らしい。実際、これ子供が観たらトラウマになりそうな描写がてんこ盛りだけど、それでも目がボタンになった両親の、現実とは違ってすごく優しいのになぜかぞくぞくするような不気味さがあるところなど、良い意味で僕の感覚を刺激してくれました。またいつか観てみたい。あと、太った双子のおばさんのブサ可愛いところもなかなか魅力的。
[DVD(字幕)] 9点(2012-08-27 20:25:10)
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