801. 40歳の童貞男
《ネタバレ》 タイトルを見つけた時は凄くウケた。 しかし、いくつか爆笑するシーンはあったものの、やはり日本とアメリカの笑いのズレを感じる。 主人公は童貞だがキスや会話は普通にできてしまう。そこが日本の一般的な童貞と違うところで、いまひとつ感情移入できない。 「アメリカン・ヒーロー」のテーマソングなど、70年代のなつかしい曲がたくさん流れる。40歳以下の人は「アクエリアス」なんて知らないだろう……。 似たような作品で「ウーマン・イン・レッド」があるが、私はそちらをお勧めしたい。 この程度の話しで2時間超すのはダラダラして疲れる。 [DVD(吹替)] 5点(2008-12-30 02:46:01) |
802. ゴーストシップ
映画が終わって、隣に座っていた友人に「ショボイ映画でしたね」と声をかけたら、「怖くてオシッコちびりそうだった」と顔面蒼白になっていました。その時の彼のリアクションが一番面白かったです。(笑) [映画館(字幕)] 5点(2008-12-13 03:45:38) |
803. ミスト
《ネタバレ》 最近は、パニックなのかモンスターなのか、ジャケット見ただけじゃわからない作品がけっこう多い。 いかにもスティーブンキングらしいB級映画だった。 今まで似たような作品が幾つ作られたのだろう、もはやタイトルすら思い出せない。 スティーブンキングのパニックホラーの売りはキャラクターの並べ方だと思う。 今回は、家族愛を大切にするポスターのデザイナー、現実的な目でしか物事を判断できない弁護士、全ては神様の思し召しという宗教かぶれのおばちゃんを対立させていくのが狙いだろうが、なんだかベタベタでストレスを感じた。 主人公と弁護士のやりとりは、まるでドリフのコントのようだ。「隊長~、あそこ、あそこにお化けが~」「何言ってる。そんなのいるわけないだろう!」って……この手の映画っていつもこうだ。 そして、「コイツは絶対死ぬ!」と思わせるキャラクターは必ず死ぬ。(まあ、死んでくれないと、よけいイラつくけど……) こういうジャンルの映画って、閉鎖された場所で恐怖心を仰いだ後、主人公は必ずそこから脱出して展開を変えていくが、この映画、その後のオチはちょっとガッカリ……。 町自体は、これで平和になったってこと? あんなデカイ怪物、戦車数台で倒せるなら、もっと早く解決できただろうに。 主人公と敵が最後に対決しないのは、物語の作り方自体に問題があるのではないかと思う。そういった点が、キング作品が批判を浴びているところだと思う。 でも鑑賞して、アッという間に終わったような気がする。 面白かったって事かな? そう! いかにも肉食のアメリカ人らしい、他人をさしおいても自分だけは助かろうというする精神は痛いくらい伝わってきた。 これと似た作品で、ジョン・カーペンター監督の「フォッグ」がある。 [DVD(吹替)] 5点(2008-12-11 17:46:02) |
804. カクテル
トムクルーズ自身、歴代ワースト4に挙げているらしいけど、ホント、そんな映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-06 01:24:35) |
805. グレムリン
主役やってる俳優の演技力が酷い。 これじゃ仕事干されるわけよね。 親父の発明品も全く笑えないし……。 公開当時、劇場でも見たけど、その時もつまらなかった記憶が蘇った。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-12-29 06:57:54) |
806. 透明人間(2020)
犯人は始めからわかっているし、テンポは悪いし、私には退屈でなりませんでした。 そもそもエリザベス・モスって女優さん、どこが魅力的なのか全くわからないし、夫がどうしてそこまで主人公に執着するのか疑問でした。 [DVD(字幕)] 4点(2021-12-06 02:58:40) |
807. 知りすぎていた男
若い頃、「サイコ」とか見て面白いなとは思ったけど、21世紀にもなってヒッチコックというのは古びたものなんだという印象が強くなってしまったのは否めません。 きっと、こういう作品を教科書にして、三谷幸喜なんかは映画を作るんでしょうね。 でも、現在、娯楽として通用するかというと、もっと面白い映画は沢山あったりするんです。 先日も「裏窓」を見ましたが、またしても冒頭30分、何も事件が起こらないシチュエーション、もうウンザリです。 テンポも悪すぎます。 伏線を張り巡らせた脚本は私には計算されているのがわかりやすくて、逆に自然体に見えないんです。 この作品を最後に、ヒッチコックは卒業したいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-05-07 16:39:54) |
808. 必殺仕掛人 春雪仕掛針
前作と立て続けに見たせいか、すごく退屈だった。 見終わってすぐレビューを書いているけど、岩下志麻以外、全ての記憶が完全に消え去っている。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-02-13 01:41:08) |
809. 心の旅路
《ネタバレ》 まるでジェーン・オースティンの作品を見ているような気分でした。 鑑賞前にレビューの多くが「ご都合主義」「でもラストが感動」と書かれていたので、私はラストに期待したんです。 ですが、正直、このリアリティのない「ご都合主義」展開にどこまで許容範囲があるのか試されるようでしたね。 ラストで記憶が蘇ったリチャードが、マーガレットを「ポーラ」と呼ぶシーンはよかったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-02-04 23:14:33) |
810. ヴィランズ
評価は高いのに制作されない脚本を「ブラックリスト」と呼ぶんだそうです。 そのブラックリストに挙がっていた一つが本作らしいんです。 でも蓋を開けてみると、いかにもコンクールで佳作を取りそうな内容で、一つ一つのアイデアが、どこかで拾ってきたものじゃないかって思うものばかりなんです。 タランティーノ、ティム・バートン、ヴィンセント・ギャロ。 数えたらキリがないくらいで、物語に新鮮味が感じられません。 コンビニ強盗から逃亡中のカップルが、とある家にたどり着いたら、地下室には少女が監禁されていた…。 サスペンスをやりたいのか、コメディをやりたいのか、全くわかりません。 ドキドキさせる展開なのに、中途半端に笑いを入れるせいで、緊迫感が失われてしまっています。 80分で終わったのが、せめてもの救いでした。 おすすめはしません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-11-03 20:40:09) |
811. クイール
お年寄りが孫と一緒に見るような映画です。 出演者の中で、犬が一番いい演技をしていました。 「オレ、何やらされてるんだろう……」とか思っていたんでしょうかね。笑 脚本はシナリオの学校を卒業したばかりの人が書いたような、チープなレベルです。 これを見る数ヶ月前に、リチャード・ギアのハチ公の映画を見ていて、その時、犬好きの私は号泣してしまったのですが、本作ではそうはなりませんでした。 きっとハチ公の映画より先に見ていたら、点数は違っていたかもしれません。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-08-12 14:42:04) |
812. 愛の勝利(1939)
《ネタバレ》 なんとも薄っぺらい映画でした。 ある日突然不治の病に陥り、担当の医者と恋に落ち、「愛の勝利よ」と陳腐なセリフを並べて、なんとなくジ・エンド。 ハンフリー・ボガートやドナルド・レーガンも登場しますが、ベティ・デイビスに恋心を寄せる過程が全くなくて、シナリオが散慢としています。 4000円払って購入しましたが、完全なハズレ映画でした。 レビューが少ないのも頷けます。 [DVD(字幕)] 4点(2020-08-08 01:40:57) |
813. スクリーム(1996)
なんかね~…。 冒頭のドリュー・バリモアの出演シーンはよかったです。 「13日の金曜日」の殺人鬼の名は?で笑ってしまいました。 でも、続く物語があまりにチープ。 この映画作った人は確かにホラー映画相当見てるって感じました。 でも、あまりにアホすぎる登場人物たちの行動についていけず。 伏線のない犯人登場に何も語ることが出来ず、正直見ていて疲れました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-07 21:02:38) |
814. 15時17分、パリ行き
《ネタバレ》 欧米では一大ニュースだったんでしょうね。 目玉は本人たちによる5分間の再現ビデオ。 それ以外は…う~ん。 90分で終わってくれたのが救いです。 ところでクリント・イーストウッドが監督とのことですが、彼はどういう仕事をしたのでしょうね。 ローマでのロケや列車内の撮影に本当に携わっていたのでしょうか? 90歳のご老体で、あの現場に立っていたとは私には思えません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-06 04:10:20) |
815. フォー・ルームス
10代か20代の頃に見ていたら面白いかもしれないが、私は今40代。 テイストの問題かな。 第3話の子守の話は面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-21 11:55:26) |
816. デストラップ/死の罠
元々は戯曲なんですよね。 舞台劇が好きな方なら楽しめるかもしれませんが、如何せん、セリフのやりとりが団長でつまらないです。 どんでん返しといっても使い古されたものばかりなので、リアルタイムで見たとしても点数はこのくらいかと思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-25 10:03:53) |
817. ソウル・キッチン
《ネタバレ》 私は日本映画ってあまり見ないんです。 っていうか、今の日本映画は外れが多いので海外映画からは日本にはないものを求めてしまうんです。 そういう意味で言うと、この映画がやっていることは既に日本映画でやり尽くされているような気がするんです。 伊丹十三、三谷幸喜、周防正行。 こういう人の作品と比べると、本作は日本映画のレベルには達していないと思います。 ラストまで腰痛持ちの主人公、馬鹿な兄貴、全く笑えないギャグ。 正直1時間くらいでギブアップしそうでした。 店も自宅も失い、どん底に落ちたと思ったら、悪者の不動産業者はあっさり刑務所へ。 土地は競売、元カノから金を借りて、即、心機一転。 あっさりしすぎです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-22 12:45:01) |
818. タリーと私の秘密の時間
《ネタバレ》 結局タリーというベビーシッターは過去の自分だったっていうオチなんですよね。 正直ピンと来ませんでした。 これってコメディって言えるの? この監督の作品調べて、改めて自分には合わないって思いました。 無料だったので視聴しましたが、女性のために作られた映画だったようです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-22 06:09:11) |
819. ヘイト・ユー・ギブ
全く予備知識なしに鑑賞。 恋愛ドラマかと思ったら男友達が警官に発泡されて死亡。 そこから人種差別を問題にした映画なのかと思ったけど、 全てがお約束の展開というか物語自体に重厚さを感じませんでした。 おまけにヒロインの吹き替えがヘタクソというか、これがラブコメや普通の青春モノだったら 問題ないのですが、如何せん、シビアなモノローグが棒読みでゲンナリしました。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2020-01-20 06:35:47) |
820. ロード・トゥ・パーディション
久々にポール・ニューマン出演の映画を見ましたが出番が少ないですね。 ダニエル・グレイグとジュード・ロウの使い方も中途半端だし。 完全にトム・ハンクスの独り舞台でした。 親子の絆はよく描かれていますが、あんまり面白いとは思えませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-18 23:14:13) |