821. 映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史
《ネタバレ》 思ったより楽しめました。個人的にはリメイク元より好きです。私もモリーナは必要ないと思いますが、リメイク元のラストが余りにも危機感に乏しい展開だった為、今回は終盤で時空を飛び越える展開にもっていく為に彼女が配置されたと思い納得しました。それでもモリーナに関して余りにも放ったらかしな感は否めないのも確かですが……。 あとクレム役にアヤカ・ウィルソンのキャスティングは無いでしょ。片言過ぎて彼女が話すたびに申し訳ないのですが笑ってしまいました。「ノヴィタサン、キテクレルカスィラー」。お前は外国人の養子か何かなのか。 [地上波(邦画)] 6点(2010-03-19 21:58:16)(笑:1票) |
822. それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき
アンパンマン映画を観たのは初めてだったのですが、バイキンマンの極悪非道っ振りには普通にビックリしました。血も涙もない素晴らしい悪役です。ゲストキャラが勇気を手に入れる事で女王に成長出来るというラストも凄く分かりやすい。退屈はしませんでした。 [DVD(邦画)] 6点(2010-03-14 14:45:34) |
823. 眠狂四郎 無頼剣
《ネタバレ》 二転三転する展開や敵が円月殺法の使い手という展開は面白いのですが、西部劇嫌いの私には、こういう一匹狼が悪を倒して万々歳という話は少し辛かったです。あと作中最強の眠狂四郎が落とし穴に引っかかる場面はちょっとダサ過ぎ。 [地上波(邦画)] 6点(2010-03-13 11:13:13) |
824. ウォッチメン
《ネタバレ》 「300」でザック・スナイダーに打ちのめされた私としては、かなり期待して観たのですが、率直な感想は普通でした。コメディアンの殺害シーン、ボブ・ディランの"時代は変わる"から始まるオープニングの画面の美しさはザック・スナイダーらしくて素晴らしい。スローモーションとバイオレンスが入り混じる画面作りは相変わらず面白かったです。 しかしこの「ウォッチメン」という作品はウォッチメンに所属しているヒーローが何人もいる上に、各ヒーローがそれぞれ重大な役割を持っている為、3時間弱の上映時間の長さであってもまだヒーローの描写が不十分になっていたと思います。ザック・スナイダーは前述したとおりスローモーションを多用する監督なので、どうしても一つ一つのシーンの長さが伸びちゃってるのが問題だったのではないでしょうか。 それでも"絶対的な力を持った者を誰が見張るのか(Who watches the watchmen?)"や"平和の為なら人を殺しても問題ないのか"などのテーマに真正面から挑んでくれた勇気には拍手を送りたいです。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-07 10:59:58) |
825. 映画 レイトン教授と永遠の歌姫
《ネタバレ》 ロンドンの街から漂うゴシックな雰囲気とオカルティズムな様子が、物語と良く合っており思ったより楽しめました。オープニングから中盤にかけては「インディ・ジョーンズ」的な謎解きアドベンチャーとなっており、同作品が好きな人は面白く観れると思います。奇妙な古城の中の様々な罠や構造も面白かった。また、犯人の悲しくも、狂った犯行動機には結構驚かされましたし、子ども向け映画としてはお話もそれなりに良く出来ていたかと。 それだけに終盤からの展開にはかなーり残念な気持ちにさせられました。流石にあれだけ前近代的な雰囲気を漂わしといて、巨大ロボットはないでしょう。またラストは宮崎駿の「ルパン三世 カリオストロの城」と全く一緒の展開、台詞なのはいただけません。本当に全てそのままなので、丸パクリに見えます。 一番残念だったのは、子供向け映画なので仕方が無いのかもしれませんが、ゲームに失敗した人達が普通に生きていた事。そこは殺さないと物語の緊張感が一気に削がれてしまう。まあ大人の事情というやつですね。 [映画館(邦画)] 6点(2010-01-04 11:37:54) |
826. パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻
《ネタバレ》 幼児向け短編映画なので、大人が見ても少しツライ部分が多かったです。洪水で街が水没するのは画としては面白いですが、それを見て"ステキだな~ぁ"は無いだろうと思ってしまいました。結構人とか動物とか死んでると思うんですが……。 [DVD(邦画)] 6点(2009-12-22 15:35:48) |
827. ONE PIECE FILM STRONG WORLD
テレビアニメ(特に少年バトル漫画原作)の劇場版としては、それなりに面白かったです。原作のファンなら結構楽しめるのではないでしょうか。劇中に山ほど出てくる怪獣たちのデザインが面白く、序盤から中盤はまるで怪獣映画を観ているようで、私は少年時代に戻ったような気持ちで楽しめました。心配していた竹中直人も思いの外に頑張っていて、今回のボスキャラである"金獅子のシキ"の威厳とサディズムが良く出ていたかなあと。 問題はこの手のアニメに良くありがちな、"テーマの不在"でしょう。ルフィ達は「力こそ正義」と信じる敵と戦うのですから、その考えを打ち砕く結論が必要だと思うのですが、そこは普通に力で強引に解決してしまうのにはかなりの違和感を感じました。そして何故か終盤でラピュタを思い出すような展開とメッセージ性を半端に出してしまって、話の結末が余計にややこしくなっています。 私は尾田先生の描くワンピースがとても好きですが、映画にするときにはどんな作品にも伝えるべきテーマが必要不可欠なのを知ってから映画のシナリオを書いてほしかったと思いました。しかし純粋な冒険ものとして観ればそこそこ面白いことは間違いないでしょう。 [映画館(邦画)] 6点(2009-12-20 23:52:35) |
828. アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
《ネタバレ》 とにかくリップスとロブの芸歴二十年のお笑いコンビの様な、堅い絆で結ばれた友情がとても良い。ケンカして決別しかけるんですけど、お互いの不満点を吐露して仲直りする所とか、同じ男として結構泣けます。 が、しかしドキュメンタリーとしても、あれ程までにケンカや和解の場面にカメラがあって、それを一部始終撮っているという構造には少し違和感を感じてしまいます。全て見せてしまっているから、彼らがカメラの前で演技をしている様に、ちょっとだけ思ってしまうんですよね。そこが唯一の残念でした。 [映画館(字幕)] 6点(2009-12-20 10:36:10) |
829. キング・コング(2005)
《ネタバレ》 映像の美しさや迫力は数年前のVFXとは思えない出来で、一体どれだけ金を掛けたのか邪推してしまうほどです。しかしピーター・ジャクソンが苦手なのか、未見のオリジナルでもそうなのか分かりませんが、キャラクターの個性の付け方がとっても淡白です。唯一まともにキャラが立っていたのがプロデューサー(監督も兼任?)でしょう。乗組員の一人一人なんか何の為に微妙な設定を付けたのか分かりません。ジミーと黒人さんの件なんか心底どうでも良い。 一番気に入らないのはヒロインであるアンの描き方です。自然保護というテーマの映画だと思えるので、彼女が自然の象徴であるコングに惹かれていく事が話の筋になるのは分かるのですが、どうも彼女が自然を愛する女に見えないんです。夕日を見て「美しいわ……」とか言ってますが、そんなこと台詞で言われてもねえ。そもそも、どんな女性だって普通はあんな化け物見たら逃げ出すでしょうし、アンは始めに攫われた時に頭がおかしくなったとしか思えなかった。 映像9点、お話3点、で間を取って6点くらいが妥当かと。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-13 11:14:30) |
830. スターゲイト
《ネタバレ》 ここまで全編にわたりハッタリをかましてくれると、細部の事なんて気にならなくなります 笑。エメリッヒの作品群の中では好きなほうです。 [地上波(吹替)] 6点(2009-12-01 00:45:40) |
831. インデペンデンス・デイ
友人とギャハギャハ騒ぎながら観るとすると、この映画ほどおあつらえ向きな映画も無いですね。素晴らしいボンクラお馬鹿映画。 [地上波(吹替)] 6点(2009-12-01 00:43:35) |
832. ユニバーサル・ソルジャー
《ネタバレ》 木曜洋画劇場で何回観たかわかりません。適当に観れて、かつ飽きない。エメリッヒはB級映画を撮る才能はあると思うんだよなぁ。 [地上波(吹替)] 6点(2009-12-01 00:34:24) |
833. 2012(2009)
監督本人が言っていましたが、このクオリティはエメ公のキャリアの集大成といっていいでしょう。例によって、映像で魅せてくれますが、人物描写は下手クソです。今回はその二つの要素の差が非常に大きかったかと。大都市が次々と崩壊してゆく様は圧巻の一言。現代のCGのクオリティに合ったVFXだと思います。終盤にかけてダレて来ますが、それでもここ最近のディザスター映画の中では頭一つ抜けているでしょう。対照的に人間の描き方が酷い。画面上に出てくるキャラクターの家族を全員出すので、映画の中の感動シーンが、わんこそばの様に連続します。これはハッキリ言って観ていて詰まらないし、単純にそう云うシーンに飽きてくる。ジョン・キューザックの一家と、科学者の周辺と、ネパール人の助っ人ら辺でコンパクトに纏めた方が良かったと思います。 重ねて言いますが、映像100点、ドラマ0点です。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-30 21:19:57)(良:1票) |
834. 荒野の用心棒
この手のウエスタン映画としてはお手本のような映画。お決まりの拷問シーンがあり、話のテンポが良く、対決シーンではハッタリをかます。正にマカロニ、これぞマカロニ。 しかしアクションシーンに迫力さが無いのが残念でした。まあ時代が時代なので仕方が無いですが、撃たれたら血くらい出してくれと思いましたね。あとエンニオ・モリコーネの音楽が超有名ですが、私としては褒めるほどでは無い気がしました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-28 22:31:13) |
835. 16ブロック
《ネタバレ》 エディの存在が映画を少しダメにしていたと思う。彼の持つ「面白黒人」のテイストは、ラッシュ・アワーの様なドタバタアクションで活きるのであって、本作の様なシリアス目なサスペンスとは食い合わせは良くないだろう。私がジャックだったら劇中で3,4回は殴ってしまう気がした。そのエディが終盤画面上から消えたとたんに画面が締まること締まること 笑。監督はキャリアがある人なので、全体を手堅く纏めている。それを昔撮った影響なのか、リーサル・ウェポンの様なバディ・ムービーにしてしまったのには、普通に残念です。普通のクライムサスペンス映画として撮っていたなら、佳作にはなっていたと思う。 あとデヴィッド・モースの悪役っ振りが様になっていて良かった。今後、お気に入りの悪役俳優になりそうな予感。 [地上波(吹替)] 6点(2009-11-24 12:19:24)(良:1票) |
836. バグダッド・カフェ
映画全体に漂う独特の心地よさは良いものでした。でもこういう雰囲気で形作られている映画はあまり好きにはなれません。良い映画だと思いますよ? [地上波(字幕)] 6点(2009-11-24 00:45:39) |
837. イン・ディス・ワールド
世界の現実を知ると云う意味では教育効果もあり、価値のある映画だったと思います。ただ観終わったあと、振り返ると少し冗長過ぎた点も無視できません。もし上映時間が二時間を超えていたらキツかったかも。 [地上波(字幕)] 6点(2009-11-20 15:16:32) |
838. シリアの花嫁
《ネタバレ》 シリアでの結婚式の一日を国際問題を絡ませて描いた作品。扱いにくいテーマを物語に添わして行く、その手腕は非常にスムーズで上手いなあと思ったのですが、その他の部分が微妙でした。お姉さんの話はあれで解決しているとしたら余りにもタンパクだと思うし、お父さんの話ももう少し余韻があっていいかと感じました。 一番気になったのが、終盤での出国審査。この物語の胆になる部分ということは分りますし、ここを丁寧にくどいくらいに描かなければテーマ的にダメということは分りますが、それにしても長すぎ!せめて二回くらいにしてくれませんかねぇ。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-08 23:21:14) |
839. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 たとえ真面目なヒーロー物を描いても、ポール・ヴァーホーヴェンは何処までいってもポール・ヴァーホーヴェンですね。それがまた良いんですけども。 主人公のかつての記憶の翳りと、現実でのロボコップとしての存在との折り合いをキチンと描いていたら、もっと点数が上がったかもしれません。尺が二時間くらいになっても、そこはちゃんと描いて欲しかったかな。 [地上波(字幕)] 6点(2009-10-04 23:35:04) |
840. サブウェイ123 激突
《ネタバレ》 全体的にトニー・スコットらしさが満点の本作。彼らしいスピーディな展開、撮り方をしているのでリメイク元のサブウェイ・パニックに顕著だった"ダラけから来る緊迫感の無さ"を感じなかっただけでもリメイクした甲斐があるというものでしょう。乗客が容赦なく銃殺されるシーンなどもキチンと画面が引き締まっていた。しかし話と大きくは関係しない、派手なカークラッシュシーンやヘリコプターの空撮シーンなどは無かった方が、上手く小品として纏まりが良かったと思う。トニー・スコットらしい意味の無いカメラの回転も少々鬱陶しく感じてしまった。この人ホントに意味無くカメラをグルグルさせるの好きですよね。なんというか、中学生が好きそうな映画です。映像も含め。 [映画館(字幕)] 6点(2009-09-09 01:37:58) |