81. ぼくのエリ/200歳の少女
主人公の金髪の少年オスカーと、ヒロインのエリ。 どちらも美男美少女で、それだけで映画が成り立っている部分もあるかと思います。 エリの声が低いので少年にも思えましたが、調べてみると監督が両性的に描きたかったため吹き替えにしたとのことです。 ヴァンパイアものだとは知らずに見ていたので、ちょっとあっけに捉えてしまいました。 どんどん前に突き進んでいくストーリーなので退屈はしませんでしたが、なんだか消化不良ですね。 ここのシーンは何を言っているんだろうと思う箇所が多かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-10 23:12:21) |
82. シャイニング(1980)
上映時間が長いし、長回しが多様だけど、テレビで放送されるたびに見てしまう作品です。 この映画に影響を受けて「ヘレディタリー/継承」は作られたんじゃないかと個人的に思いました。 万人におすすめはできませんが、思い入れのある作品です。 三輪車を漕ぐ男の子が可愛いです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-10 00:07:06) |
83. スクリーム(1996)
なんかね~…。 冒頭のドリュー・バリモアの出演シーンはよかったです。 「13日の金曜日」の殺人鬼の名は?で笑ってしまいました。 でも、続く物語があまりにチープ。 この映画作った人は確かにホラー映画相当見てるって感じました。 でも、あまりにアホすぎる登場人物たちの行動についていけず。 伏線のない犯人登場に何も語ることが出来ず、正直見ていて疲れました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-07 21:02:38) |
84. 15時17分、パリ行き
《ネタバレ》 欧米では一大ニュースだったんでしょうね。 目玉は本人たちによる5分間の再現ビデオ。 それ以外は…う~ん。 90分で終わってくれたのが救いです。 ところでクリント・イーストウッドが監督とのことですが、彼はどういう仕事をしたのでしょうね。 ローマでのロケや列車内の撮影に本当に携わっていたのでしょうか? 90歳のご老体で、あの現場に立っていたとは私には思えません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-06 04:10:20) |
85. フォックスキャッチャー
《ネタバレ》 恐ろしい映画を見てしまいました。 オリンピック金メダルを目指すために悪魔に身を捧げてしまったレスリング選手の話しです。 フォックスキャッチャーと呼ばれる養成所にいるのは、終始冷酷な表情のジョン・デュポンという資産家。 その資産家の母親に対するコンプレックス。 欲望に対する完璧主義。 レスリング選手たちをまるで愛犬のように扱う態度。 全てが得られる瞬間を味わった時の絶望感。 登場人物の全てに見事感情移入できました。 これほど素晴らしい映画に出会ったのは久々です。 今はあの世にいるデュポンにとって、この映画は「事実とは違う」と言われるかもしれませんが、人間のエゴを描ききった傑作だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2020-06-06 04:04:25) |
86. ロケットマン
《ネタバレ》 全く予備知識なしで見ましたが、冒頭のミュージカルで「ああ、ララランドやマンマ・ミーアがやりたいのね」って印象がしました。 全体的に暗い内容ですが、父親にハグされたい気持ちやゲイである苦悩があまり伝わってきませんでした。 それより一番ムカついたのは、エルトンが死んでも収入が入ると言ったジョンリードではないでしょうか? エンディングのテロップで、その語のエルトンについて語られますが、ジョンリードとの関係がどうなったのかは説明がなく、なんだか、こんな終わり方でいいのかなって思いました。 ジョンリードとの関係がどうやって終演したのか、ネットではなく映画で知りたかったですね。 個人的には私はエルトンジョンのファンなので点数は甘めです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-03 16:40:44)(良:1票) |
87. 死刑台のエレベーター(1958)
《ネタバレ》 ラスト、現像室で、タベルニエとフロランスの写真がにじみ出るシーンに、ドキッとしました。 全体的にゆるゆるな映画ですが、マイルス・デイヴィスの演奏が重い雰囲気を醸し出していると思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-03 16:31:07) |
88. 五人の軍隊
《ネタバレ》 CSの町山智浩さんの映画紹介で鑑賞しました。 相変わらず、この人は映画紹介が上手い。 正直言って、映画は古すぎて、21世紀に映画を楽しんでいる人間にとっては退屈な映画でした。 一言も喋らない丹波哲郎。 スタントなしの列車襲撃。 一度列車から落ちた丹波哲郎が走って走って列車に飛び乗ってしまう。 いろいろなことがてんこ盛りでしたが、損も特もしない作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-30 13:04:26) |
89. ティーン・ウルフ
いかにも1980年代の映画。 ストーリーは単純だけど頭を使わずに見ることができる作品です。 見ていてスッキリしてるし申し分ないです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-29 17:39:10) |
90. ベティ・ブルー/インテグラル<完全版>
収納から未開封のDVDが見つかったので鑑賞しました。 昔見たときは、自分も若かったので、二人の強烈な個性に興味を持ちましたが、今見直してみると、自分が歳を取ったせいか、人生経験を積んだせいか、こういうニートの男と、すぐキレる女を見ても、正直ウザイだけなんですよね。 私の周りにも、おかしな人間がいましたが、なるべく近づかないようにしています。 そんなおかしなカップルの物語を3時間見せられてても退屈でなりませんでした。 因みにブルーレイソフトはヘア修正版だそうですが、DVDは男のイチモツまで無修正で、修正版に怒っている人もいるみたいですが、ホント、ど~でもいい話です。 [DVD(字幕)] 6点(2020-05-27 19:11:15) |
91. アデル、ブルーは熱い色
今回テレビで見たものは170分のセックスシーンを削除したバージョン。 印象的だったのは主人公の家庭はいつもスパゲティ。 もう一方は生牡蠣。 食生活からお互いの生活のレベルが伺えますね。 セックスシーンを追加したバージョンを見るには市販ソフトを購入するしかないみたい。 たった10分の劇場公開バージョンを見るのに高い金を出す気はないが、絶版となると一層見たくなってしまう自分がいる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-26 20:09:10) |
92. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
タランティーノの最後の作品とのことで予備知識なしで見ました。 シャロン・テート事件は知っていました。 ディカプリオとブラッドピットのコンビがどうやってシャロンテートと絡んでいくのか面白く見ることができました。 2時間くらい経った頃から退屈な印象も受けましたが、ラストはタランティーノらしい演出で面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-26 13:14:23) |
93. HACHI/約束の犬
犬好き。特に秋田犬が好きな人間にはたまらない作品。 ツッコミどころ満載のシナリオだが最後は号泣してしまいました。 もしよかったら、ユーチューブで「HAHI約束の犬 リアクション」で検索してみてください。 この映画で号泣した世界中の子供たちのリアクション映像が見られます。 5歳くらいの女の子がラストシーンを見て号泣している姿が愛おしくなります。 [DVD(字幕)] 8点(2020-05-26 13:07:51) |
94. チェイサー(2017)
《ネタバレ》 ハルベリーって前にも似たような映画出てなかったっけ? コールセンターか何かで。 テレビで冒頭のウェイトレスのハルベリーが客のクレームに対応しているシーンが面白かったので見ることにしたが、その後は誘拐された息子を追いかけるカーチェイスが延々繰り広げられるという、タイトルどおりの作品でした。 カーチェイスの展開にツッコミどころ満載で、ハルベリーの意味不明な行動にイライラして、途中で見るの止めようかと思いました。 あまりにつまらないから途中でウィッキペディアをチェックしてみたのですが、映画の酷評ぶりがメッチャ笑えるんです。 一度、ウィッキペディアをチェックしてみてください。 その酷評っぷりがかなり笑えます。 ある意味、このショボ映画は見る価値があります。 70分くらい過ぎるとネタが尽きたようで、犯人のアジトに着いてから時間を埋めるためなのか、ペースが突然落ちます。 警官は能無し。 ハルベリーだけが頑張っている内容でした。 エンディングで母親と息子のショットが延々流れるのですが、息子が全然可愛くないです。 せめて子役くらい、可愛い子を選んでもらいたいです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-05-23 20:53:12) |
95. 幸福なラザロ
《ネタバレ》 ラザロという青年が幸福なのか、よくわからないタイトルの映画でした。 全く予備知識ゼロで見たので、途中から寓話的な物語になったのは意外でした。 最後に銀行でラザロが殺されてしまうオチは何だか腑に落ちませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-23 17:20:42) |
96. シックス・センス
《ネタバレ》 15年くらい前に職場のテレビで放送されていて、冒頭、ブルース・ウイリスが銃で撃たれたシーンだけ見ました。 仕事中だったので、帰宅してレンタルビデオで見ました。 当時、全く予備知識がなかったため、ラストの衝撃は凄かったです。 で、先日テレビ放送されたので久々に見たのですが、オチがわかってしまっているせいか、なんだかダラけるシーンが多いように感じて、結局主人公と少年のその後はどうなったのだろうかと、余計なことばかり考えてしまいました。 なんとなく中途半端に終わっているように感じました。 でも面白い映画です。 人にオススメできる作品です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-21 15:23:56) |
97. フォー・ルームス
10代か20代の頃に見ていたら面白いかもしれないが、私は今40代。 テイストの問題かな。 第3話の子守の話は面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-21 11:55:26) |
98. 課外授業
度々CSで放送されているから一度見たけど正直全然面白くなかった。 登場人物の描き方も誰が主人公なのか焦点がぼやけているし、主軸と関係ない話が多くてイマイチわかりにくい。 キャロル・ベイカーはおばさんだけど色気があっていいが、1975年のエロスって一瞬のヌードとか、そんなもんなのか。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-05-21 11:42:42) |
99. COLD WAR あの歌、2つの心
ヒロインのヨアンナ・クーリクさん、どことなくレア・セドゥ、もしくは若き日のジーナ・ローランスに似ていて雰囲気があっていいです。 冷戦時代のポーランドとフランスを舞台に民族舞踊から始まり、ジャズ、シャンソン、ロックの洗礼まであって、その中でもがき苦しむ二人の恋愛模様が88分に収められています。 カンヌ映画祭でも注目された傑作だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-20 10:08:27) |
100. ディア・ハンター
《ネタバレ》 始めの1時間がかったるいですが、中盤から見る者をぐいぐい惹きつけていく魅力があると思います。 主役はデ・ニーロじゃなくてもよかったかなと思うくらい印象が薄いです。 クリストファー・ウォーケンの病的な変化が痛々しかったです。 最後に彼の死を悼んで「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌う遺族たちの姿は、ベトナム帰還兵に対して癒しを与えるもののように感じました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-14 02:15:01) |