101. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 母親役のYOUのクズっぷりの演技が最高です。 どうしようもないクズっぷりは、絶縁した私の母親にそっくりです。 どうしようもないクズほど、人間は長生きするものなんです。 しぶといんです。 純情な末っ子娘は生き延びることができません。 学校行かなくても偉くなった人……田中角栄、アントニオ猪木(?) そんなくだらないことを言って笑わせる母親がいなくなり、映画も終わりに近づいたと思って、タイムカウンターを見てみたら、まだ1時間15分!!! 長い!なげ~よ。長すぎるよ! 是枝裕和監督が編集もやっているようだけど、この程度のテーマで2時間超えは長すぎる。 編集を上手くやらなければ、マーティン・スコセッシみたいにダラダラ映画しか作れなくなるよ。 6点献上しようと思ったけど、もう一度見ることはないので5点。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-04-28 10:51:10) |
102. メン・イン・ブラック
なんだかなぁ…。 黒いスーツ着たコンビがエイリアンを殺すだけの映画って。 子供でも見れる映画だけど、笑えるシーンもなかった。 女性検視官のムチムチした脚線美がよかった。 でも彼女、続編には登場しないらしいから、このシリーズはもう見ないと思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-27 19:35:40) |
103. オルカ
《ネタバレ》 子供の頃テレビのロードショーで見た記憶があります。 冒頭のシャチが殺されたシーン、村人に見捨てられ、村人に見守られながら主人公が航海に出るシーン、ラストでシャチに投げ飛ばされ主人公が死ぬシーン、ラストの歌は記憶に残っていました。 うん十年ぶりの鑑賞ですが、シャーロット・ランプリングが出ていたのは気づきませんでしたね。 ホント、どうでもいいキャラでしたね。 子供の頃の方が感性が豊かだったので、今この歳になって見直してみて新たな感動は特にありませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-18 17:06:53) |
104. 万引き家族
今の世の中、ホント腐っているからね。 私はリリー・フランキーの心境が何となく理解できる。 この映画、公開時から半分ネタバレしていたので、途中から家族構成がわかってしまったのが難点。 この監督は「自転車泥棒」みたいな古いイタリア映画をやりたかったんだろうね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-04-12 15:16:18) |
105. マイ・レフトフット
《ネタバレ》 小児性麻痺の画家の半生を描いた実話物なんですが、なかなか面白いです。 ダニエル・ルイスが本当に障害者なんじゃないかと思うくらい迫真の演技に迫っています。 障害者というものの苦労がにじみ出てくる描写がいいです。 少年時代の主人公が必死で床に何かを描こうとするのですが、父親から見放されるんです。 それから数年後、今度は「mother」の文字を描いて家族からビックリされるんですが、とても感動しました。 彼は女医さんに恋するのですが、「愛してる」と言っても本気にしてもらえず、婚約を告げられて、逆ギレするんです。 そのレストランのシーンが痛い…イタすぎる! 障害者だってセックスしたいんです。 以前、テレビの障害者についての番組で、アパートを借り、自立した障害者たちにとって、一番の喜びは何かと聞かれて、 その障害者の人が「アダルトビデオを沢山見れる」と言ってたことを思い出しました。 酒ばかり飲んでる主人公ですが、最後はハッピーエンドでよかったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-11 19:55:41) |
106. バイス
年に一度あるかないかのハズレ映画とは、このことを言う。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2020-04-10 23:06:58) |
107. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 昔レンタルビデオで見たときは、メッチャ面白いと思いました。 今回、CSで見たのですが、今見るとちょっと長いし、シナリオにアラが目立ちますね。 でも面白かったです。 デ・ニーロが前年に「アンタッチャブル」でアル・カポネを演じたのが信じられないくらい、元のハンサム顔に戻っています。 スタントもこなしているし、全盛期でしたね。 20ドルの偽造紙幣のネタは今でも笑えました。 それからラストの「1000ドルでお釣りあるか?」のセリフ(笑) 未見の方には十分オススメできる作品かと思います。 ユーチューブでデ・ニーロが88年にニュースステーションに登場した動画があります。是非。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-10 12:56:51) |
108. ダラス・バイヤーズクラブ
まず、この映画の時代背景は1980年代半ば頃という説明が必要かと思います。 主人公がエイズにかかり、余命30日と言われたところから、彼の本当の人生がスタートします。 黒澤明監督の「生きる」や、近年ヒットした海外ドラマ「ブレイキングバッド」を思い出しました。 主人公がなぜエイズになったのか、セックスしている女性の腕にあった注射針の描写など、ディテールが細かいので見逃すと、よくわからなくなるかもしれません。 見ごたえのある素晴らしい映画でした。 マークボランの写真のネタも笑えました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-04-09 14:55:38) |
109. 波止場(1954)
《ネタバレ》 港湾の日雇い人夫、組合、マフィアと、なかなか馴染みのない設定なので、とっつきにくいかもしれませんが、善悪のつかない主人公がどうやって善良な行いをしようとしたのか、それが理解できるとラストの立ち上がって仕事場に向かう姿に感情移入できるかと思います。 映画評論家の町山智浩の映画塾の動画を参考にすると、この映画のよさが一層伝わるかと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-09 14:50:23) |
110. 身代金
《ネタバレ》 ゲイリー・シニーズ演じる悪役刑事が魅力的。 今までなかったアイデアが斬新でテンポよく話が進むが、まるでリーサルウェポンみたいな悪人の殺し方が、ちょっと軽く感じる。 でも「午後のロードショー」で放送される作品の中では傑作の部類に入るかと思う。 [地上波(吹替)] 6点(2020-04-08 15:44:07) |
111. THE GUILTY ギルティ(2018)
《ネタバレ》 見る前に、このサイトの評価があまりに高得点だったので期待しすぎてしまった。 警察のオペレーターのやりとりだけで進行するストーリーって、たしかハル・ベリーが主演のやつもあったけど、たしかにあっちよりリアル。 ギルティ(罪)というテーマの趣が電話の相手だけなく、自分にも降りかかっていくというオチも上手い。 でも、なんだかなぁ・・・。 どう見ても、この作品に8点は上げられないなあ(笑) [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-04-04 18:19:46) |
112. ザ・ベイ
《ネタバレ》 何でもかんでも撮影されている昨今だから出来る内容ですが、正直1時間くらいで飽きました。 見ていて思ったのですが、こういう映画ってどうやって制作されるんでしょうね。 「海水汚染で寄生虫が発生して町が全滅する映画なんですけど是非あなたの町を舞台にして作らせてもらえませんか」 そんなもん誰が協力するかっ?!(笑) [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-30 21:09:28) |
113. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 ネタバレします。 最後、少年は死にます。 いじめられっ子を助けようとして逆に殺されます。 3人の人間に善い行いをしていく活動が国中に広がっていくという話が、個人的な教師と母親の恋愛模様も描かれていて、まあまあ面白かったのですが、ラストを無理やり感動させようとしたオチに、正直ウンザリしました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-30 20:31:00) |
114. ワイルド・スピード
どこが面白いのか全く理解できない。 私はアクションはほとんど見ない。 「マッドマックス・怒りのデスロード」みたいな映画を普通に感じてしまうと、どうしても、こういう映画の評価は低くなってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-03-28 20:51:44) |
115. ファントム・スレッド
ポール・トーマス・アンダーソンの作品は好きなので期待しすぎたのか、退屈な映画でした。 予備知識なしで鑑賞したほうがもっと点数は上がったかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-20 18:38:29) |
116. フリーダム・ライターズ
実話とはいえ、不良生徒たちたが素直に新任教諭に耳を傾ける展開が薄っぺらい。 題材教科書に「アンネの日記」を使うところからは面白くなった。 前半は退屈だったが後半から感情移入できるようになった。 5点にしようかと思ったが、私の大好きなヒラリースワンクに押されて1点上乗せ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-20 13:21:04) |
117. 突然の訪問者
《ネタバレ》 映画評論家の町山智浩の紹介作品としてCSで放送。 ベトナム戦争で地元住民をレイプして殺したアメリカ兵の話(ソンミ村大虐殺)を元に作られたフィクション。 登場人物はジェームス・ウッズ演じる若者、その恋人、恋人の父親、訪問する軍曹と同僚、赤ちゃんだけ。 軍曹たちを告発した若者に復讐するという話だが、90分という尺なので退屈せず見ることができた。 エリア・カザンが描かないだろうレイプシーンがある。(過激ではない) ソンミ村大虐殺をテーマにした映画は他に「ソルジャーボーイズ」「カジュアリティーズ」「鮮血の美学」があるとのこと。(町山談) [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-19 12:41:53) |
118. ブラック・スネーク・モーン
恋人と離れ離れになるとセックス依存症になってしまう女性が、ブルースを歌う初老の黒人に救われ、幸せを掴もうとする、ジャケットからは想像できないハートフルな物語です。 クリスティーナ・リッチとサミュエル・L・ジャクソンが際立っていて退屈させない映画に仕上がっていました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-18 07:30:15) |
119. マンチェスター・バイ・ザ・シー
どこがいいのか全く理解できない。 死んだり生き返ったりする兄貴。 回想シーンの使い方が下手くそ。 主人公は見事なクズっぷり。 マリファナでハイになって火の不始末で娘二人を亡くすという救いようのない大馬鹿野郎。 おまけに酒飲んで逆ギレして周囲に喧嘩を売る始末。 ミシェル・ウィリアムズなんて、ほとんど登場せず。 演じた役柄が娘二人を亡くしたにもかかわらず、その後再婚して子供を産むなんて自分には信じられない。 その上、再会した主人公に「愛してる」なんて、どうして言えるか? 父親を亡くした息子はセックスと下手くそなバンド活動に明け暮れる、わがままなバカ野郎。 つまらない上に2時間を大幅に越す上映時間にホント、ウンザリしました。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2020-03-16 22:51:51) |
120. ラブ・アクチュアリー
テイストの問題ですね。 私のように受け付けない人には全くダメな作品。 お約束の展開に後半にいけばいくほどついていけず。 2時間超えたくらいから「もういい、お腹いっぱい」って感じでした。 宝石店のミスター・ビーンのシーンだけは笑えました。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-03-10 01:06:00)(良:1票) |