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S&Sさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2381
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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1681.  魔女がいっぱい 《ネタバレ》 
名優が怪演を披露するのを観るのが好きな自分としては、まるでセルフパロディのようなアン・ハサウェイのグロテスクなウイッチぶりは大好物です。“魔女が三本指”なんて炎上恐怖症の日本映画界では絶対に使わないネタですけど、そこら辺を強行突破しちゃうのはハリウッドというかロバート・ゼメキスらしいところ、もっともアメリカでも関係団体から抗議を受けたらしいけどね。「なんかディズニーのファミリーものみたいだな」と思って観ていたらラストで原作がロアルド・ダールだと知ってちょっぴりダーク風味なところに納得、ていうかダールの代表作の一つらしいので「それぐらい知っとけよ!」というところですかね。最後に人間に戻れなかったけどネズミとして幸せに暮らしましたとさ、という結末はジョン・カーペンター版の『透明人間』みたいで私はGoodだと思います。アン・ハサウェイとは対照的に可愛いおばちゃんぶりがキュートだったオクタヴィア・スペンサーも良かったです、彼女の魅力を再認識いたしました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-06 22:54:59)
1682.  レッド・プラネット 《ネタバレ》 
月なんかとは違って火星には一応大気らしきものが存在するので、映画の世界では米国でも砂漠の岩山地帯で赤色フィルターをつければ撮ればロケで火星が再現できるからちょっと経費的には安く上がりますね。まして本作では登場人物が六人だけですから単なるB級SFかと思いきや、火星探査船やら細かいディティールにはCGとはいえカネをかけています。でも脚本というか設定自体はかなり?で、酸素が切れそうになって苦しみながらヘルメットを脱いだら「息が出来る、酸素が有る!」にはちょっと唖然としました。だいたい、20年ぐらいで地球の高山程度の濃度とはいえ酸素が火星の大気に満ちるわけないですよ。太古の地球だって原初の生物の光合成で酸素が上昇するのに、何億年も時間がかかっているんですから。なんでハブが破壊されていたのかは判らずじまいだし、何十年も前のロシアの捨てられた探査船がちゃんと作動するってのもご都合主義です。あの犬型ターミネーターみたいなロボットだけは面白い要素だったけど、なんであれが人間を襲うようになったのかはイマイチ意味不明でした。まあ唯一の楽屋オチネタは、キャリー=アン・モスの名前が“ボーマン船長”というところかな。きっと彼女、地球に帰還した時は妊娠六か月だろうな(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-10 22:27:49)
1683.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
今やトム・クルーズとタッグを組んでヒット作を連発しているクリストファー・マッカリー、これが監督としてトムとコンビを初めて組んだ作品です。映画化時点ですでに17作も刊行されていた『ジャック・リーチャー』シリーズのなんで9作目を選んだのか解せませんが、きっと小説としての出来が良かったんでしょう。たしかに元が推理小説だけあって、前半の謎ときは真犯人がジェームズ・バーではないと判っていてもミステリーとしての盛り上がりはさすがクリストファー・マッカリーですね。トムが演じるジャック・リーチャーというキャラは、要は元陸軍のMP将校で凄いキャリアの持ち主だけど、現在は車も持っていなくて移動は常に乗合バスか他人の車を無断拝借という風来坊だとしか情報が入ってこない。劇中まったく笑顔を見せなくて頭はキレるけどいかつい男というキャラなんですが、イーサン・ハントの様な洒落っ気が皆無なんでどうしても「これって、ミス・キャストなんじゃね?」って感は否めませんでした。ヒロインの弁護士も演じるのがロザムンド・パイクなんでどうしても「なんかこの女、裏があるんじゃね?」と疑いの眼になっちゃいましたが、珍しくまっとうなキャラでした(笑)。それにしても彼女の衣装、胸元が大きく開きやたら巨乳を強調していて、気になって仕方がありませんでした(笑)。 快調に進行していたストーリーも、ロバート・デュヴァルが登場してくるあたりから顕著に失速してしまいます。大物ぶって銃を構えるデュヴァルですけど肝心のところで全然敵に命中しない、まあそれはイイとしてもトムが銃を捨てて敵キャラとタイマン勝負を始めるので、これはてっきりギャグだと思いましたよ。そして無抵抗のラスボスを警察が来る前にいとも簡単に射殺しちゃうのは意表を突かれました。このラスボスを演じるのがヴェルナー・ヘルツォーク、全盛期のクラウス・キンスキーを彷彿させるような迫力、クラキンに負けない怪優になれましたね。でもこのラスボスは一応実業家、いくら金儲けのためといっても無関係の人間を四人も計画的に殺すなんてあり得ますかね?まあヘルツォークならやりかねないか(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-24 23:03:40)(良:1票)
1684.  パリで一緒に 《ネタバレ》 
脚本家がストーリー作りに四苦八苦してそのアイデアというか妄想が劇中劇として展開されるというプロットは映画やドラマでときどき見かけますが、元祖は本作だったんですね。と思いきやこの映画はジュリアン・デュヴィヴィエの『アンリエットの巴里祭』のリメイクなんだそうで、始祖はデュヴィヴィエということになりますね。デュヴィヴィエの方は未見ですけど、パリ祭=革命記念日の出来事というのが共通点ですが、二人の男性脚本家が主人公というところからして違っていますね。本作もパリを舞台にしていますが所々で当時映画界を席巻していたヌーヴェル・ヴァーグへの皮肉めいたセリフがあったり、ハリウッドの楽屋オチというか脚本家稼業の自虐ネタで笑わせるというのがコンセプトみたいです。ウィリアム・ホールデンは中年の危機にぶつかって崩れかけていたころでしたが、オードリー・ヘップバーンはその全盛期の真っ只中ですから見惚れてしまいます。ギャグと言えばトニー・カーチスを徹底的にコケにするところが最高で、こんなキャラでも嬉々として(?)演じるカーチスはほんとイイ人なんだなあ(笑)。フランク・シナトラやマレーネ・ディートリッヒの贅沢な無駄遣いはさすがハリウッド映画という感じでしたが、カメオ出演のメル・ファーラーはいくらノン・クレジットとは言ってもあれじゃ誰だか判りませんよ。やろうと思えば徹底的にアヴァンギャルドな方向に持っていけるコンセプトなんだけど、そつなくこじんまりと纏めてしまったのは残念なところ、メル・ブルックスなんかに監督させたら面白かったろうなと妄想してしまいます。 昔読んだ映画の名セリフを集めた本に「『フランケンシュタイン』と『マイ・フェア・レディ』は同じ物語だ、終わり方は逆だけどね」という名言が載っていたんですが、これは本作で使われたものだったんですね。でもヘプバーンもまさか翌年にジュリー・アンドリュースを押しのけて『マイ・フェア・レディ』で主演するとは夢にも思わなかったでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-21 21:56:04)
1685.  ハリーの災難 《ネタバレ》 
登場人物も少なくて、まるで舞台劇か会話劇を観ているような気になります。ブラック・コメディと言っても毒要素は今の眼で観れば薄味です。登場人物たちはみんな礼儀正しいというか大人しいキャラばっかりで、ハリーの死体を見ても誰もが大声も出さず大して驚かないところは英国が舞台のお話しかと錯覚するぐらいです。ジェームズ・スチュアートやグレース・ケリーなどと言った有名スターが出ていない小品ですけど、シャーリー・マクレーンはこれが映画デビューなんですね。たしかに新人とは思えない堂々とした演技で、大女優になる片鱗を見せています。いくら複雑な事情があるとしても殴った夫が死んでいたら普通妻は動揺すると思うのに、まるで平常心が崩れないシャーリー・マクレーンにはちょっと引いてしまいますけど、妙に達観して死体を埋めることにしか関心がないオールドミスと元船長もなんかヘンです。現代ならばマクレーンを含めてこの三人の奇人ぶりを強調する脚本になるんだろうけど、みんな普通の人だったと纏めてしまうところに時代を反映した古さを感じてしまいます。当時の観客は、ヒッチコックがわずか五年後に『サイコ』を撮る人だとは夢想だにしなかったでしょうね(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-15 22:12:21)
1686.  M:I-2
全盛期のジョン・ウーを起用してのシリーズ第二作、M:Iシリーズはそもそもトム・クルーズのワンマン・ムーヴィーですけど本作に関しては良くも悪くも完全にジョン・ウーの映画となってしまったわけです。名脚本家ロバート・タウンが書いたとは思えないストーリー、ラスト三十分はもう鳩は飛ぶし車は回るしバイクは空中で激突するわ、完全にジョン・ウーのやりたい放題になるわけですけど、ここに至るまでのストーリー展開が既視感丸出しで退屈極まりなかったので、「待ってました、ジョン・ウー!」となってしまうのが情けない。トム・クルーズ=イーサン・ハントも、大した試練もなく淡々と任務をこなしているって感じしかないのも物足りなさがこみ上げます。ボンド・ガールならぬハント・ガールも今作のタンディ・ニュートンはシリーズ中でもかなりのレベルかと思いますが、如何せんキャラがあまりに薄すぎでした。今や“危険撮影中毒症”としてすっかり有名になったトム・クルーズですけど、この頃はまだ大人しかったみたいですね。でも冒頭の岩山クライミングは、トム本人が大喜びで撮ったんだろうな、なんせ彼はプロデューサーですから。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-28 23:06:54)
1687.  モーテル 《ネタバレ》 
タイトルバックは懐かしのヒッチコック風というかソウル・バス風味が濃厚で監督の意気込みは伝わってきます。アメリカの田舎の寂れたモーテルで宿泊客が怖い目に遭うという山ほど製作されたプロットですが、とても21世紀に書かれた脚本とは思えない捻りのない展開は、ここまで来るともう斬新の域に達しています。前半はとくにヒッチコック的な心理的なゾワゾワ感が良い雰囲気なんですが、壁が叩かれるところがピークでそこからは捻りのない追っかけっこになってしまうのが残念です。でもあの壁やドアが叩かれるところは映画館で観ていたら椅子から跳びあがってしまいそうですね。でも後半はほんと伏線も張らないストレートな展開、あのスタンドで会った修理工が普通は一味だというのが王道ですけど、けっきょくその後は全く筋に絡まず只の気の良いあんちゃんでした、という結末だったのはある意味で意表を突かれました。犯人一味三人もたいがいなおバカ揃いで危機を迎えるたびに部屋に戻ってくるカップルを捕まえることができない。最期もお約束の復活もなくあっさり弾を喰らって終わり、こうなるとかえって新鮮ですね(笑)。これもお約束ですけど警官も役立たず、でも緊急通報で現場に警官が一人で来るってありえますかね?テンポは良くてまあ退屈はしない典型的なB級映画、しかしスナッフビデオに映っている人数の方が本編の登場人物より多かったんじゃないのかな(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-19 21:35:34)
1688.  弾丸ランナー 《ネタバレ》 
あの『ラン・ローラ・ラン』のプロットに影響を与えた(ホンマか?)という三人の男がただひたすら走る物語。SABU氏の初監督作品でもあるわけですが、田口トモロヲはじめ当時のサブカル界隈の曲者たちに加えて大杉漣や友情出演の堤真一までも登場するなかなか豪華なキャスティングであります。いまや伝説のAV女優白石ひとみも出ています。コンビニで万引きした田口トモロヲを追いかける店員のダイアモンド☆ユカイ、この二人はまったく無関係の間柄ではあるが、そこに両者と因縁があるヤクザ堤真一が参戦してくる。やはり見どころは三人の走りっぷりで、そこにそれぞれの身のうちや妄想をオーバーラップさせるのが特徴。でもそのパワーは警察が加わってくると萎んでしまったように感じるのは残念なところです。ラストにかけてヤクザ+警察の三勢力と三人のランナーが鉢合わせてお馴染みの三すくみ状態からの全滅、いやはやここにもタランティーノ風味の影響が色濃いですね。田口トモロヲやダイアモンド☆ユカイといったロック・ミュージシャン人脈を起用したんだから、ストーリーテリングとしてはもっとパンキッシュでオフ・ビートなら面白かったんだろうけどな。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-08-16 23:11:43)
1689.  地獄の警備員 《ネタバレ》 
92年の製作、もう三十年も前の映画なんですね。この頃はまだバブルが残っていたころ、そういや商社なんかではいわゆる絵画ビジネスなんて代物が流行っていましたね。「セザンヌを85億円で落札出来たら安い買い物か?」なんて会話があって、時代を感じさせられます。そして警備員に電源を落とされて外部に電話して助けを求めることが出来なくなる、そうかまだこの頃は携帯もPHSもメールもない頃、せいぜいポケベルが最先端ツールで、現代の若者には絶対理解できないシチュエーションだと思います。 松重豊が演じる元力士という設定の警備員はいわばジェイソン的なサイコキラー、というよりなぜか赤いロングコートらしきもの着ていて『帝都物語』の嶋田久作みたいな感じ。彼の登場シーンはすべて薄暗いシーンなのではっきりした姿形を認識しづらいけど、どう見ても“身長が2mちかい元力士”にはほど遠い感じがするのが難点。それこそ嶋田久作をキャスティングした方が正解でしょう。殺しの手口も巨漢という設定を活かしたあまり凶器に頼らない工夫が認められます。まあキ〇ガイのすることですから理屈が通らなくても全然かまわないんですけど、終盤でヒロインが唐突に警備員を説得というか対話を始めるのは黒沢清映画らしいところです。あと大杉漣がヒロインを個室に連れ込んでいきなりズボンを脱ぐところや、ラストで長谷川初範の奥さん(?)として洞口依子がワンカットだけ登場するところなんかもね。 怖いか、面白いか、と問われれば「微妙です」としか答えられないけど、不条理劇のようなものを好む方にはお奨めできるかも。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-07-11 23:03:01)(良:1票)
1690.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
ロシアで好戦的な国防大臣の陰謀でクーデターが発生、穏健な大統領を拘束してなんと米国と一戦を交えるつもり!四年前に製作された映画だけど、事実は映画よりも奇なり、まさか現実の大統領プーチンが核兵器使用をちらつかせながらウクライナに侵攻するとは誰も予想すらできなかった現実です、しかも予想外にロシア軍が弱いとはね。 いちおう元潜水艦の艦長が原作者の小説が元ネタですから、原潜の内部や潜水艦戦の進行などはリアルです。主役ともいえる原潜USSアーカンソーは最新型の攻撃型原潜ヴァージニア級ということになっていますが、実はこの艦は建造中で架空艦みたいな感じかな。道理で艦橋と船体が繋がる部分が実在のヴァージニア級とは微妙に違っているわけです。冒頭で撃沈されるUSSタンパベイはロサンジェルス級原潜ということになっているけど、すでに全艦就役中の同級にはタンパベイという艦はなく、そりゃあ実在の原潜だったら海軍に激怒されちゃいますよ。 前半はスリリングで「おっ、これはいけるかな」と期待するも、中盤以降はご都合主義だらけのメタメタな展開です。だいたいからして、国防相のクーデターの目的が「アメリカと戦争がしたい」としか思えないのがヘンでしょう。現実のプーチンだって、彼なりにいちおう損得を計算して戦争をおっぱじめているわけですからね。そして大統領を始めは殺そうとしなかったというのはあまりに不自然、こりゃクーデター成功の鉄則からはあり得ない。まあそんなことは、アーカンソーに撃ち込まれる対艦ミサイルをロシアの駆逐艦が全弾撃ち落とすマンガみたいなオチを見せられれば、大したことじゃないって思えてきますけど(笑)。 ジェラルド・バトラーは豪胆な叩き上げの潜水艦乗りという雰囲気は良く出ていました、兵学校出じゃなくて原潜の艦長になれたというのはリアルなのかは別にしてね。統合参謀本部議長役はゲイリー・オールドマン、久々に十八番のキレ芸を見せてくれて嬉しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-24 22:16:10)
1691.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
オーディションで選んだ楽器未経験の女優たちをしごいてビッグバンド・ジャズの演奏を披露させるというコンセプトありきの映画。出落ちならぬ“ラス落ち”とも言うべきラストの演奏を見せるために書かれた脚本みたいなもので、いかにも広告屋とTV屋が考えそうな企画ですね。 ストーリー展開は『ウォーターボーイズ』とほとんど同じような感じ、竹中直人に至っては同じキャラなんじゃないかと錯覚してしまうほどです。ギャグも大人が観るのは恥ずかしくなるレベルで、それを若手(当時)女優たちのクサい演技で“これでもか”という圧で見せられるのには、正直辟易させられます。楽器指導にかける労力の何分の一かでも演技指導して欲しかったところですが、こういうのが監督の趣味らしいので如何ともし難い。あんなにやる気がなかったJKたちが半年ぐらいであのレベルの演奏が出来るようになる過程が、いくらギャグをまぶしたからといって説得力がなさすぎでしょう。まあ出演女優たちが三カ月ぐらいで実際にあれだけの演奏を披露できたわけだからという言い訳は出来るかもしれませんが、この人たちはたぶん相当な苦労をしたわけで、劇中のキャラ達にも努力の跡を見せる演出をして欲しかったですね。そして地方というか田舎をバカにしたような底意を感じてしまうのは、なんか嫌な気持ちになります、こういうところがフジTVらしいのかもしれません。あと、「人間は二種類に分かれる、○○と○○だ」というセリフが数か所で出てくるのですけど、わたくしこのフレーズが大嫌いなんです。軽々しくこのフレーズを使うってのは、やはりダメな脚本の証です。 などと文句を並べましたが、そうは言ってもラスト十五分の演奏シークエンスは文句なしに素晴らしいのは確かです。演奏が万雷の拍手を浴びて終了したあとJKたちの浮かべる笑顔と表情は、演じた女優たちが「やり遂げた」という満足感が表出した素の表情なんじゃないでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-05-27 22:18:44)(良:2票)
1692.  釈迦 《ネタバレ》 
日本初の70ミリ映画として有名だけど、最近はあまり語られることのない寂しい超大作でもあります。熱心な日蓮宗(あの宗教団体ではない)信者であった大映社長・永田雄一としては、やはり“自分がやらなきゃ誰がやる”という感じのテーマであったのは確かです。イエス・キリストの生涯を描いた映画は古今で数多製作されていますけど、マホメットを画像・映像化することがご法度であるイスラム教は別にしても、お釈迦様を正面から映画化したのは浅学ながら本作しか知りません。 製作費が七億円というのは確かに破格の超大作で、現代の貨幣価値でいうと何十億ということになりますかね。でも七億円というのは永田雄一お得意の大ぼらで、実際には一億七千万程度というのが真相みたいです。70ミリ撮影と銘打っていますが『スパルタカス』で使われた35ミリビスタビジョン・カメラをパラマウントから払い下げてもらい、それに圧縮レンズを装着して撮影して現像時に70ミリに焼き付ける“なんちゃって70ミリ”方式だったみたいです。でもそのカメラは重量860キロもある代物で、おかげで見せられるのは演劇公演の舞台映像みたいに動きが極端に少ない映像になってしまっています。 美術やセットには確かにカネをかけているのは判りますが、問題なのは脚本です。この映画では本郷功次郎演じるシッダ太子よりもダイバダッタの勝新太郎の方が目立ちすぎちゃってるんですよ。なんせ本郷は開始二十分あまりのところで悟りを開いて仏陀になってからは、影や遠景で存在を示しているだけでまったく画面に登場しないんですから!まるでマホメットの映画を見せられているみたいです(笑)。対する勝新は座頭市になる直前のキャリアで、『マグマ大使』のゴアみたいな風貌の悪役王子を熱演しています。ストーリー自体も史実を改変しているのは良しとしても、釈迦入滅後のエピソードまで同時代の出来事としたりして、要は詰め込み過ぎなんです。出演者はまさに大映オールキャストで豪華絢爛、雷蔵の義父である市川壽海まで登場するのは珍しい。 まあ言ってみると特撮スペクタクルは期待するほどでもなかったし、文字通りの“説法映画”というわけでした。これを70ミリスクリーンで観ればまた印象も違ってくるのかもしれませんが、現在70ミリスクリーンで上映できる映画館なんて日本にあるんかね?
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-04-20 23:27:02)
1693.  勝手にしやがれ!! 逆転計画 《ネタバレ》 
懲りもせずにまたまた観てしまったシリーズ第四作、やはり今回も同パターンのストーリー展開です。哀川翔が惚れる今回のマドンナはタバコ屋の一人娘。今までにない真面目な娘で観ているときは「いよいよ新パターン展開か?」と思いきや、期待を裏切ってくれません、娘の競馬狂いの父親が登場してからは毎度おなじみの怒涛の展開に。だいたい、哀川翔がなぜか行倒れるヤクザの持っていた1千万円を盗むところからして、「なんじゃ、こりゃ?」という脚本。そしたらあの真面目な娘が父親もたじろぐ無謀ギャンブラーにキャラ変して、なんと1千万円を1レースにぶっこんで溶かしてしまう。まあこの1千万円が盗み盗まれて持ち主が転々とした挙句に、中央競馬会に巻き上げられたというわけです。ヤクザがカネを取り戻そうと追ってくる状況で、なぜか前田耕陽が買っていた馬券が大穴的中ですった1千万円が戻ってくるという、相変わらずいい加減な脚本です。そしてこれもお馴染みのいい加減な展開でエンド、ちっとは工夫しろよ、黒沢清!でも今回は父親役の河原崎健三がとぼけた良い味を出していたのは、良かったです。 今回気が付きましたが、このシリーズはビデオ・スルーのVシネマじゃなくていちおう劇場公開されていたんですね。さすがバブル時代の余韻が感じられる90年代、邦画界にはまだいい時代だったのかも。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-04-02 22:57:14)
1694.  13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 
『13日の金曜日』シリーズと言えばジェイソンが暴れまわるお話しだと思いきや、この第一作ではジェイソンのおかしくなった母親が殺しまくる犯人だという設定なんですね。最後に登場するジェイソンはこの設定では死者、つまりスピリチュアルな存在だったというわけで、単なるモンスター映画と成り果てた続編群との違いは大きいんじゃないでしょうか。このシリーズは “『13日の金曜日』フランチャイズ”とも称されているそうですが、『ソウ』シリーズなんかと違って毎回の監督・脚本家・製作者が異なっているので“フランチャイズ”とは言い得て妙かと思います。 カーペンターの『ハロウィン』と並んで70年代から80年代にかけてのスラッシャー・ジャンルのパイオニア的な立ち位置ですけど、製作者の発想といいストーリーと言いほぼ『ハロウィン』のパクりみたいなもんです。それも製作者や監督たちの出自もあり、B級映画の域を脱していないのも確かです。尺を稼ぐためか登場人物たちの何気ない意味もない行動を長々と見せたりして、これも監督の力量のなさが成せる技なんでしょう。俳優たちもジェイソンの母親役の他は若手の安い無名俳優ばかり、その中でケヴィン・ベーコンだけがビッグな存在になれたのは目出たい事です。スラッシャー・シーンは若き日のトム・サヴィーニが担当、ちなみにラストのジェイソン登場も実は彼のアイデアだそうで、まあ当時は『キャリー』のパクりだとしか評価されなかったみたいです。 はっきり言えばほんと大したことのないB級映画なんですけど、インデペンデント系としては初めてメジャーが配給したことは、本作の最大の功績なのかもしれません。「映画界にはびこる最も卑劣な生き物」と監督ショーン・S・カニンガムを罵倒した批評家もいたそうですが、いくら何でもそりゃ可哀そうです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-22 19:44:43)
1695.  3-4X10月 《ネタバレ》 
北野武、監督第二作目にしてやりたいことを全部ぶち込んできたというところでしょうか。というかこの一作で北野映画の基本プロットを全部手の内明かしたとも言うべきで、続いて撮った『あの夏、いちばん静かな海。』や『ソナチネ』は本作を因数分解したような感すらあります。音楽を全く使わず極端に少ないセリフ、そしてあっけにとられるラストといい一種の不条理劇と言えるんじゃないでしょうか。まだ俳優素人だったたけし軍団の面々も初起用、彼らにバラエティーのような騒々しい演技をさせなかったなかなかの慧眼です。とくにガダルカナル・タカの強面ぶりはかなりのもので、この人ヤクザを演じて凄ませたらピカイチです。あと渡嘉ちゃんのくりだすパンチは、さすが元チャンプだけあって惚れ惚れさせられます。どうせあのラストにするなら、もうちょっと続けて便所から出てきた柳ユーレイが実はあのチームのエースで四番打者、そして活動的な陽キャラだったと判らせるオチにしたら、パラレルSFみたいで面白かったんじゃないでしょうか。まあ北野映画に全般的に言えることは、SF要素というか発想が無いということで北野武のいちばん苦手な分野なのかもしれません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-03-10 22:38:41)
1696.  ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 
久方ぶりに観返しいたしましたが、もうここまで来るとシリーズ三作目あたりと展開なんかほとんど一緒です。もう完全に製作陣も開き直っちゃったのか、サーキットでの惨事からは登場人物たちの細かい描写は一切なくひたすら順番に惨死してゆくのを見せるだけ、エンドロールを除いたら78分という尺はシリーズ最短じゃないでしょうか。死神代理人みたいなトニー・トッドは顔を出さないし、一作目から観ている自分みたいなファン(?)はいいとしても初めての人たちにはパラノイア見たいに順番に拘る死神さんには訳が判らなくなるでしょうね(シリーズを観続けてるこっちにしても理解不能ですけど)。3D化しておりシリーズ中もっともカネをかけたみたいで、各人の死にざまというか人体破壊はそのグロさはMAX、エスカレーターに巻き込まれて肉片と化すなんてよく考えつくなと感心すらしますが、これって中国で実際に起こった事故だそうです。でも主人公のお友達、筋肉バカのハント君の死にざまだけはもう笑うしかありません、あんなことってあり得ますかね?真空ポンプじゃないんだから(笑)。けっきょく死神さんもめんどくさくなったのか、前作に続いて中心キャラを三人まとめてラストで始末、トラックに押しつぶされる三人はレントゲン・スケルトン状態なので男女の区別もつかないけれど、わずかな時間差なんだろうけどやっぱ順番通りなんだろうね(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-28 20:29:12)
1697.  キング・オブ・シーヴズ 《ネタバレ》 
最近は世界各国で後期高齢者がつるんで悪さをするというプロットの映画が多いけど、本作はその英国名優版でちなみに実話の映画化。 引退して穏やかに暮らしていたマイケル・ケイン、かつては“キング・オブ・シーヴズ(泥棒王)”と闇社会では有名だった男。妻の死で落ち込んでいたところに、孫ほど歳が離れた若いセキュリティエンジニアからロンドンの宝石街ハットンガーデンにある貸金庫ある宝石・金塊・現金などのお宝を強奪する計画を持ちかけられる。「もう犯罪には関わらない」と亡き妻に誓わされていたが、眠っていた血が騒ぎ同年代の年老いた泥棒仲間を誘って人生最後の大勝負に乗り出すことに。集まったかつての仲間は、ジム・ブロードベント、トム・コートネイ、レイ・スウィントンなど名優ばかり、おまけにちょっとわけが判らないキャラでしたがマイケル・ガンボンまで顔を出します。言ってみれば『バンク・ジョブ』や『オーシャンズ11』の後期高齢者ヴァージョンという感じです。2015年に起こった事件ですが、実は『ハットンガーデンの金庫破り』という題名でTVミニ・シリーズも本作の後に製作されており、割と最近の事件だけにインパクトが強いみたいです。 金庫室の壁に開けられた穴なんかは実際の犯行現場と同じで、割と忠実に事件を再現しているみたいです。ところがその忠実さが仇となって『オーシャンズ11』などと違ってすっきりした物語にはならず、強奪自体は上映開始から半分ぐらいの尺で成功しますが、その後グループの仲間割れが酷くなってゆくところを見せつけられることになります。観ている方のテンションが下がってしまうのは、犯行計画を立てた首謀者であるマイケル・ケインが犯行成功前に脱落してしまうところでしょう。だって『オーシャンズ11』でジョージ・クルーニーが途中から降りてしまうなんて想像つかないじゃないですか。後を継いでリーダー格となるのがジム・ブロードベントですが、普段の穏やかなキャラではなく疑心暗鬼の強いけっこう凶暴な爺さんというのが面白い。他の二人も互いに疑いあって分け前で揉めるし、『グッドフェローズ』のデ・ニーロみたいにブロードベントが仲間を口封じするんじゃないかとひやひやしました。さすがにマイケル・ケインもそのままフェイド・アウトするのじゃなくてストーリーには絡んできますが、実話なんだからと言ってしまえばそれまでですけど、いまいちキレがないキャラでした。それでもぶち込まれる糖尿病やら他尿症やらといった老人ネタにはブラックなペーソスがあり、それを披露する各人はさすが芸達者です。 似たようなお話しですが『バンク・ジョブ』みたいなカタルシスは期待しない方が無難です。でもラストで、捕まったマイケル・ケインはじめご老人たちが法廷の廊下を歩くシーン、各人のアップの後にそれぞれが若き日に演じたギャング姿をカットバックで挿入する見せ方は、なかなか洒落ていました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-25 23:01:13)
1698.  勝手にしやがれ!! 脱出計画 《ネタバレ》 
黒沢清の90年代Vシネマシリーズ第二弾です。もちろん哀川翔はじめ基本的なメンバーは変わっていませんが、それぞれのキャラ付けが少し濃くなってきました。哀川翔=藤田雄次は割とまともそうに見えるが実はいい加減なキャラ、前田耕陽=吉行耕作はほとんどバカだけど馬鹿正直なバカ。大杉漣や洞口依子といった常連との会話などは快調なノリで、一作目よりも黒沢清の脚本の腕が上がったかなと思います。しかしストーリー自体は相変わらずVシネマらしいいい加減さ、前回で二人を引っ掻き回したキャラを女から男に変えただけのようなストーリー。ヤクザの親分の娘に惚れられた予備校生とその娘の妹が騒動を引き起こすわけですけど、この予備校生が前作のキャバクラでバイトする保母よりもさらに上を行くいい加減な不思議男、しかも誰だか知らないけど演じる男優が大根役者(妹役の女優のひどさもかなりのレベルでしたけどね)。まあラストのオチは誰でも予想が付くもんでしょうけど、そこに持ってゆくまでの展開の雑さは第一作の再現みたいな感じでした。エンドタイトルで流れる哀川翔と前田耕陽が大真面目に歌っているのが『森のくまさん』、さすがにこのセンスは理解不能です(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-02-01 22:36:18)
1699.  また、あなたとブッククラブで 《ネタバレ》 
大学時代の友人四人は40年間毎月一冊の本を一緒に読む読書会を続けている。四人は大学卒業後にそれなりに成功して、ホテル・オーナー、連邦判事、レストランのオーナー・シェフ、一人は卒業後すぐに会計士とできちゃった婚して一年前に夫が病死するまで幸せな結婚生活を送る。それなりに優雅な人生を送ってきた四人だが、ブッククラブのテーマとして『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読んだら眠っていた女の性欲が蘇ってきました。 この四人が、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェン、そしてダイアン・キートンというのがこの映画のウリです。この組み合わせは確かに今まで観たことない貴重さはあります、監督はロバート・レッドフォードの片腕として数々の作品でプロデューサーを務めた人、そういう人脈があってのこの豪華な顔ぶれとなったんじゃないでしょうか。お話し自体は『セックス・アンド・ザ・シティ』の超熟女バージョン、そして既視感バリバリの今まで散々観てきたラブコメの熟女版としか言いようがないですね。そりゃ芸達者な四人ですから、それぞれのラブ・アフェアーではみないい演技を見せてくれるんですが、四人が集まるシークエンスになるとなんかつまらなくなるんです。これは四人の個性を生かしきれなかった脚本のせいかと思いますが、だいたい半分も観るとオチが完全に判ってしまうというありきたりなストーリーテリングも良くなかったんじゃないかな。各人の恋のお相手もアンディ・ガルシア、ドン・ジョンソン、リチャード・ドレイファスとこれまた豪華な顔ぶれ、なかでもドン・ジョンソンのカッコよさには惚れ惚れさせられました。まあ身も蓋もない言い方すると、熟女が盛りの付いたJKみたいにはしゃぎまわるラブコメというところですが、甘いかもしれないけどギリギリ合格点を進呈いたします。 女優としてのキャンディス・バーゲンを久しぶりに観た気がするけど、それにしても貫禄付いたよなぁ…
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-16 22:32:10)(良:1票)
1700.  勝手にしやがれ!! 強奪計画 《ネタバレ》 
まあどっから観ても『傷だらけの天使』へのオマージュというか焼直しです。哀川翔と前田耕陽は言うまでもなく、洞口依子は『傷天』の岸田今日子で大杉漣は岸田森の役柄というわけでしょう。黒沢清は自分の趣味に合わない監督だけど、Vシネマでコメディということもあっていつもの臭みもなく安心して観れました。とは言え「可もなく不可もなく」というのが正直な感想。なんか主役二人が目立たないんだよな、その分疫病神・七瀬なつみが美味しいところを持って行ってしまった感が強いですね。真面目そうな風貌な保母さんなのに夜はキャバクラ・ホステス、ノミ屋で200万も馬券に突っ込んで踏み倒すという予想もつかないキャラ。けっきょくこのキャラに頼ったストーリーテリングで結末はいい加減というか出鱈目な終わり方です。まあ、深く考えなければそこそこは愉しめるし、お正月休みの暇つぶしにはちょうど良いかもしれません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-01 23:00:53)
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