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1.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 
アクションがよかった! 特に冒頭の電車のシーン、引き込む上でいい感じ。 あと全体的に語らずに魅せようという演出意図はよかった。   脚本について、これは原作からの問題なんだけど 剣心への精神的な追い詰めが弱いので心揺さぶられない。 これでは悪の無差別テロリストを成敗しただけ。 (一応、小刀を無防備に受け止めるくらいはしたけど)  剣心に贖罪というテーマを負わせるのであればやはり 「縁の手によって最愛の薫が殺されて、それでも縁を殺めず許すことができるか」 という問題提起の方が良かったのではないかと。 過去の剣心はそれくらいの罪を背負っている。  これは原作時点で言及されていて、原作者の回答も 「テーマ的にはそうすべきですが、少年マンガとしてできなかった」という旨だったので 実写劇場版なら……とほんの少しだけ期待していたので残念。   サービス出演の瀬田宗次郎は脚本的には論外だけど 娯楽映画として割り切ればアクションもいいし好印象だった。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-11 21:51:09)(良:1票)
2.  エイリアン 《ネタバレ》 
美術も音楽も俳優も演出も十分な予算が費やされており 公開当時にこれを見た人々の記憶に深く刻まれているのは分かる。  ただ、こういう特定のジャンルのエポックメイキング的作品は 懐古補正とかもあって平均点8超ということがよくあるのだけど この作品は超えていない。   その理由は脚本、もっと言うと登場人物の判断力欠如ではないだろうか。 物語の緊張感を保つためにはキャラクターをピンチに追い込むことが重要だとして じゃあどうやってピンチに追い込むかという話なんだけど ・敵を強大にする ・偶然の連続で事態が悪化する ・味方がミスをする などの手法がある中で、下にいくほど脚本の難易度が下がっていく。 この作品が採用したのもその手法だった。  ・指揮系統や規則を逸脱した判断  24時間の消化処理の前に開放するなど(一人は極秘指令のためだが他は感情優先) ・組織の目的と実装の不一致  地球外生命体の持ち帰りが最優先事項なら消化24時間ルールは撤廃しておくべきでは?  また、ロボットが宇宙船を単独操作可能ならそもそも人間不要では? ・判断力の欠如  3人体制で警戒しながら探索していたのに、猫の捕獲は一人で適当にやらせる  緊急時で他の二人が危険な中退避処理を勧めているのに、一人猫を回収に行く始末  猫が大切なら置いてくべきだし、愛玩なら優先順位つけて割り切るべきでは? といった様子で枚挙に暇がない。 だいたい重要なところでは判断が間違っていると思っておけばいい。  結局のところ、人間側の言動があまりに知性を感じさせないので 「エイリアンすごい」というより危機意識欠如して危険な目に遭った人を遠目で見ている気分になってくる。 新社会人に見せてどこがよくなかったか議論させる教材にはいいかも。 まあ昔の脚本なんてツッコミどころだらけだし危機意識も今とは違うから野暮だけど。   船体を突き破る酸の演出とか、全編に及ぶ不気味な雰囲気はよかった。
[インターネット(吹替)] 5点(2019-10-02 02:49:13)
3.  サマータイムマシン・ブルース
あのノリに乗れるか、一緒に加わりたいと思えるかが重要なのだろう。   巻戻しのような冒頭の演出も受け入れられなかったし つじつま合わせに終始してドラマのないストーリーは辛い。  登場人物が小学生程度の知能なのでそういう施設なのかと思いきや そういう設定はないらしい。 ノリがいいことと頭が悪いことは別だと思うけど。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-02-11 14:47:37)(良:1票)
4.  若おかみは小学生! 《ネタバレ》 
■構成について 非常にダイジェストな作りで、総集編的になっている。 主要なストーリーラインは以下の6つ。 ・若おかみの孤立と成長 ・うり坊と峰子 ・真月と美陽 ・客三組  それぞれが魅力的な素材だったけど、6つのストーリーを94分で描くのは無理があった。 結果、どうなったか? あらゆる障害は滞りなく、スムーズに解決する。 うり坊と美陽には遺された人とのドラマはなく 若おかみが幽霊を見れなくなる演出の舞台装置の域を出ない。  「幽霊が視える若おかみと遺された人々の話」か 「未熟な若おかみとやっかいな客達の話」のどちらかに振り切れば掘り下げられたのだろう。 もともと、複数の原作小説を一つの映画に収めることに無理があるのだ。 これが監督の責任なのか、配給会社の責任なのかは知らないけど。   ■メッセージ性について 監督はインタビューで仏教の滅私を描いたと語ってるのだけど それなら等身大の小学生として生きる選択肢を与えた上でおかみを選ばせるべきだった。 周囲の大人がフォローせず、幽霊と気のいい客に支えられたギリギリの状況じゃ 滅私じゃなくて理不尽な環境に対する認知的不協和の解消に過ぎない。 自分を奮い立たせるしかない。  登場人物はみんないい人だけど いい人との出会いだけで奉公の素晴らしさを説こうとすることこそが この作品のリアリティの限界点だ。 動物みんな共存させつつも肉食動物の食事事情を 一切描かなかったズートピアに通じる子ども騙し感が残る。 ターゲットを子どもと割り切ったのかもしれないが。   辛い過去があるけど落ち度はないし反省してる。 そりゃあまあ、葛藤はあるにせよ許せるだろう。 そうではなく、クズな客が現れ、全然反省してないし生きてて社会の役に立つかも分からない、 むしろいない方が世の中のためなのではと思わせるクズが現れた、でもどうやら困ってるらしい。 そこで手を差し伸べられるか。 普通はそんなやつ助けない。でも花の湯温泉なら──── そういう語り口であれば、言わんとするところは読み取れたかもしれない。   ■その他 子ども向けであることを主張するかのような ミュージカルのような演技。 子どもに真摯に向き合ったとき、本当にこのような演出が必要なのだろうか。 また、トラウマが思い起こされるシーンへの切り替えも急で 明るいBGMから突然不穏なBGMになり、スムーズな心の揺さぶりを阻害しているように感じられた。   俗世に疲弊した占い師と、親を亡くしながらも純朴な若おかみの交流は素晴らしい。 それだけに惜しい。
[映画館(邦画)] 4点(2018-10-07 05:12:07)(良:1票)
5.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
はっきり言うと、クソつまらんかった。  覚悟完了したババアがひたすら遂行していく話かと思ったら 怒りの連鎖の虚しさを知る物語。 新人警官は、差別主義で怠慢な態度を改めて義心を覚える。 白人署長は、最期まで善人として描かれる。  この作品を評価している文章を見ると、先の読めない展開、 重いのに笑わせるコメディ、ババアと警官の成長ドラマあたりが長所らしい。 個人的には、期待(絶対的な意思でやりきる行動力)を裏切られる展開、 特に笑えないコメディ、応援できない人物の成長と本当にどうでもよかった。 これで感動できる人もいるらしいけど、自分は無理だった。  だって、最初に具体的な目標(復讐とか)が設定されて 視聴者は「目標が(どのように)実現されるのか!?」って期待して見るのに 「これは自分の心の精算の話だったんだ」って収まったらカタルシスがないじゃん。 そういうのは予想外の展開じゃなくて期待外れって言うんだよ!!  仮にその心変わりに物語の力点を置くなら せめて目標を実現できる状況(復讐対象に銃を突き付けるとか)を作った上で、 あえてそれを選ばないという方がカタルシス得られるし心変わりが伝わってくる。 できない状況で諦めるのと、できる状況でやらないのは全然違うだろ!  まーこれは好みというか見る側の人生観の問題なのかも。 自分は何でもある程度はシロクロはっきりさせたいし はっきりすることを期待して物語を読むし。   笑えるかどうかについては、アメリカの文化的背景への理解が必須。  あと結構見る人に解釈を委ねてくる。 ・真犯人は自白した男だったけど黒人署長に隠蔽されたのか。 ・白人署長が自殺した本当の理由は、真犯人を突き止めなられない事情があり  看板を機に覚えた良心の呵責に苛まれたからか。 あたりは意見が分かれそう。  低身長の人物が出てきて、昨今のポリコレ風潮から マイノリティ属性は善人として描かれるだろうと思ったら案の定なのも 「ノルマ達成!」って実績解除された感じ。  自分も看板、立てていいですか?
[映画館(字幕)] 3点(2018-03-05 01:07:10)(良:3票)
6.  さよならの朝に約束の花をかざろう 《ネタバレ》 
「オモチャじゃないぞ」「オモチャじゃない」 故郷を失い茫然自失のマキアが、母を失った嬰児のエリアルに自らを重ねて いずれ訪れる永遠の離別を認識した上で、なおも育てる決意をする。  “別れの一族”の数百年に及ぶ寿命という舞台背景が マキアとエリアルの関係性に変遷を生み、ドラマを作る。 しかし、この物語の根幹は明らかにそこではない。  良い母親としての理想像と完璧に振舞えない現実の間に悩まされながらも 強い心理的推進力を伴う母性の無限抱擁。 出会いと別れの中で、縦糸と横糸が織り成す布のようにそれが紡がれていく。 別れがただの悲劇ではなく、その連鎖の一部であるということが “別れの一族”の生き残りであるマキアの視点を通して描かれるのである。  繰り返される偶然の再会と終盤の冗長な心情吐露がやや残念だが、いい映画であった。
[映画館(邦画)] 8点(2018-02-25 20:11:43)
7.  サイダーハウス・ルール
堕胎が違法とされている時代背景を最初に描かないと、感情的理解が追いつかないですね。 これは想像力の問題というより、必要な描写を欠いている問題だと思うのですが。 当時のアメリカに生きた人なら共感できるのかもしれませんが、私はターゲットではなかったのでしょう。
[インターネット(吹替)] 5点(2018-02-03 20:48:40)
8.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
粗末な未来感、自己中心的な主人公、タイムパラドックスが拙劣な脚本、クリフハンガーなエンディングと 平成に育ち散々タイムトラベル作品に触れた世代からすると苦笑せざるを得ないシナリオだけど 当時としては高水準な脚本だったり、タイムパラドックスのパイオニアなのかもしれない。  1はとてつもない完成度だったけど、予定しかなかった続編の制作を突然命じられたらやむを得ないか。
[DVD(字幕)] 2点(2018-01-24 02:25:07)
9.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
カイロレンは情緒不安定でカリスマないのにシス側の黒幕になってしまったし スノーク将軍はバックボーンが描かれないまましょうもないやられ方をしてしまうし、 ローズとフィンの作戦は意味なくて、カジノのくだり含めて描く必要性が全くないし、 新女艦長の輸送船作戦やるなら最初から味方に通達してれば犠牲者減らせたし、 ハイパードライブ突撃でダメージ与えられるなら今までも有効活用できるシーンはあったし、 ルークとレンの過去は散々やられたエピソードで、レイに説法されるだけの情けない大人になってしまっているし、 レイは味方で唯一まともだけど優等生すぎる上に家族にバックボーンがないことが判明しドラマがないし、 全体的に教育番組っぽい説教臭さがありながらも 裏をかこうとした結果、振り返って何も残らない話になった。   スノーク将軍の戦隊特撮のような赤背景セットで、レイが構えた途端に10メートル以上離れたレッドガード達が 一斉に構えたシーンは面白かった。あそこだけお笑いのセンスが突出していた。
[映画館(字幕)] 4点(2018-01-15 01:55:20)
10.  パピヨン(1973)
この映画で描かれているものは「いかにして脱獄するか」ではなく「いかにして生きるか」。 前者を期待すると楽しめないかもしれない。 加えて、後者を主軸として見ると原住民とのエピソードなどは冗長な印象を受ける。 だからエンターテインメントとして見るとどれほど楽しめるかは疑問だ。  しかし、それらを差し引いても視聴者の心に問いかける「人生を無駄にした罪」という痛烈なメッセージ。 身に覚えがある人にとっては、ただの娯楽作を超えた問題提起になりうるだろう。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-02 21:39:43)(良:1票)
11.  ピアノの森 《ネタバレ》 
奔放なカイもコンプレックスを抱く修平も応援したくなるが 事件が起こるのではなく精神的な葛藤が中心なのだから、先生のエピソードとか省略して 視点人物を絞って、もっと一人称寄りで描写してもらえればより感情移入できた気がする。  メイン二人の声の演技はいいとは思えなかった。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-12-12 23:00:37)
12.  コラテラル 《ネタバレ》 
面白かったのだけど、粗が多い。 まず、最初に死体が落ちてきた時点でプロっぽくないのと、 いつまでもフロントガラスが割れた目立つタクシーを使い続けることに対する違和感。 あとおしゃべりで、あまりプロの暗殺者らしくない。 でも、対照的な二人がいい味を出していたし、終始緊張感があって引き込まれるし 夜景はキレイだし、なんだかんだ楽しく見れた。 将来はリムジンのお抱え運転手を夢見ながら、12年もタクシードライバーで妥協するマックスに対して ヴィンセントが「中年になって、叶わない夢だったと気付く」と諭す場面、耳が痛い。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-27 02:22:06)
13.  エクス・マキナ(2015)
緊迫感ある雰囲気と美少女?との出会いというストーリーが非常にラノベ的でいい。 エヴァは主人公(=童貞)好みに仕上げられたというが、個人的にも刺さったので主人公に共感できた。 哲学的な内容が人を選ぶかも。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-27 02:19:19)
14.  楽園追放 -Expelled from Paradise-
全く期待してなかったのと、冒頭5分でキツイ…と思っていたせいで だんだんのめり込んで、普通に楽しめてしまった。 人数が少なくまとまっててくれたおかげかも。
[DVD(邦画)] 7点(2017-07-27 02:17:36)
15.  きみはいい子 《ネタバレ》 
3つのエピソードはほとんど交わらないので、40分の短編3つで構成された感じ。 前半の幼児虐待のシーン、親に対して憎悪以外の感情が沸かなかったのだけど 痛い目にあわせるのではなく辛かったねと励ますシーンに奥深さを感じた。 憎たらしかった子どもたちが、親に抱きしめられる宿題の感想を語るシーンがよかった。 男子生徒に対しても「さん付け」を徹底しないと差別だと糾弾されるとか 人権主義的な気持ち悪さが出ててよかった。
[DVD(邦画)] 7点(2017-07-27 02:16:15)
16.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
真犯人に気付かなかったので楽しめた。 まあ、夢オチ的なところもあるが…。 「複数の人格を戦わせる実験」ってなんだよっていう…。 幼児虐待されていた子どもの人格こそが殺人犯!ってのは説得力があっていい。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-27 02:14:38)(良:1票)
17.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
遠距離恋愛をする女性が、会社の現金を盗んで男の元に向かう途中に寄ったモーテルで殺される話。 正直、多重人格のサイコとか現代において全く目新しくないので 被害者女性→犯人→探偵→男、と目まぐるしく推移する視点人物に置き去りにされるが モノクロの画面でシンプルに恐怖感を煽る演出はさすがに見事である。 名作扱いされているが、エポックメイキング的な評価だろう。 脚本術の本とかでヒッチコックがよく神扱いされるけど 個人的にあまり楽しめない以上、神聖視するのは危険だな…と実感。
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-27 02:12:42)
18.  マッドマックス2
急に北斗の拳みたいな世界観になって、ひたすらガソリンを求めるという荒廃したデンジャラス近未来に。 荒廃した世界のエポックメイキング的な評価?  マッドがすでに覚悟完了していて、ストーリーはあるものの1ほどの動きはない。 敵のボスもちょっと穏健派な感じだったし。 予算が前作の10倍ということだけど、面白さとは全くの別物なんだなと実感。
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-27 02:10:47)
19.  遊星からの物体X
グロいのだけど、なかなかスリリングだった。 南極というクローズドサークルで味方が信用できないという状況が緊迫感を生み出している。 ただ、人数が多すぎていまいち把握しきれていないまま終わってしまった。 もう少しわかりやすくキャラを立ててくれると嬉しいが、白人を見分けられない自分の問題かもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2017-07-27 02:09:22)
20.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 
暴力、強盗、レイプを繰り返す15歳の少年アレックスに対して それら行うと吐き気を連想させる洗脳工作を行うが世論の反発に合い、 国家が主体となって元のアレックスに戻すという、全体主義や体制を皮肉ったような作品。 40年近く前の作品だが、冒頭の原色背景→アレックスのアップの雰囲気で傑作の匂いがあり 当時の世相を加味しても大変インパクトを与えた作品と言えるだろう。 とにかくアレックスの奇抜なキャラが立っており、「名作」というより「怪作」とかの方が近いかも。 「オレンジ」とは人間という意味で、規律を遵守するロボット人間的な意味らしい。 (または、「時計仕掛けのオレンジ」で奇抜な人という意味?)
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-27 02:08:01)
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