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ところどころクスリと笑えたり、いいなあと思えるシーンが散りばめられていて作品の完成度を上げていました。主人公の少年がかっこわるいのは監督のコンプレックスかな、と思いました。ただあの眼からは何か強いものを感じました。「顔で負けても、観察眼では負けないぞ」という監督の思いを感じました。小さな音楽誌の編集長のセリフにも、「時代を記録するのは俺達かっこ悪いやつらだ。イケメンは馬鹿だ。」というようなところがありましたね。まあコンプレックスない人は成長しませんからね多分。コンプレックスとともに生きるすべての人に贈りたい映画です。
【もくもくばんばん】さん 8点(2003-06-27 23:00:57)
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