ブラックホーク・ダウン の パブロン中毒 さんのクチコミ・感想

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ブラックホーク・ダウン の パブロン中毒 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブラックホーク・ダウン
製作国
上映時間145分
劇場公開日 2002-03-30
ジャンルアクション,ドラマ,戦争もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 レンタルで毎日みたあげく、購入。原作本まで購入。麻薬のようにはまりました。刻々と状況が変化していくことがスリリング。そして、映像が美しい。とくに、祈りの場面。そして最初のヘリから降りて展開する場面。作戦のブリーフィング場面。無駄がなく、美しい。特筆すべきは音楽。インフォーマーの車のラジオの曲でさえ、ドンピシャはまっていて美しい。そしてそして、超リアル。「フルメタルジャケット」並といえましょう。あまりに見すぎて、他の映画に同じ俳優さんが出ていると、発音と訛りですぐわかるほどに。
やることなすこと悪循環で、どつぼにはまっていく様子も、感情を排したクールな描写に好感がもてる。1機目墜落時のジェレミーピヴェンのセリフまわし。「We’re going down」って歌うように言って唇をキュッと結ぶのさ。落っこちてるのに。なんてセクシーなの。(趣味が特化しているのでお許しを)ところで本物のトムサイズモア役の人は、あんなにかっこよくなかったのよね。ぐるぐるまわったあげく帰っただけなんだって。だまされた気分。ラストにクレジットで死亡した兵士の実名が出るでしょ、「あの人やこの人は…」て見てしまった。やっぱり死んでた。実在の兵士のご家族にとって、この映画にクレジットされたことが、そして、息子や夫の姿が映像として残されたことが(フィクション化されていても)、苦痛となったはずはないと思う。アーリントン墓地に埋葬されるだけではなく、このような形のレクイエムも、ありだと思う。「反戦か反戦でないか」を語った映画ではない。「アメリカを守る人」として遠い国へ行かされて、死んだり重いケガをした兵士たちに、僕らはスポットライトを当てずにいられなかったんだ、そんな気がする。そして、「マイケル、決して君を置き去りにはしないぞ」と一晩中ヘリに乗って叫び続けた仲間の姿にも。(実際は全然離れたとこに連れていかれて聞いてなかったらしいけど)ここではアメリカの「世界の番人」的あり方の善悪を論じるのは的外れであるように思う。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-01 20:54:14)(良:4票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2012-06-13オアシス8レビュー7.36点
2012-05-20フィリップ、きみを愛してる!8レビュー5.88点
2012-05-20瞳の奥の秘密7レビュー7.30点
2012-05-13渇き(2009)8レビュー6.35点
2012-05-05プレシャス8レビュー5.66点
2012-04-10シェルター5レビュー4.42点
2012-04-06人生万歳!7レビュー6.75点
2012-01-15ブエノスアイレス9レビュー5.84点
2012-01-03ハンサム★スーツ5レビュー5.95点
2011-12-19リダクテッド 真実の価値5レビュー5.94点
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