ローズの秘密の頁(ページ) の かたゆき さんのクチコミ・感想

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ローズの秘密の頁(ページ) の かたゆき さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ローズの秘密の頁(ページ)
製作国アイルランド
上映時間108分
劇場公開日 2018-02-03
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 アイルランドにある、取り壊しが決まった古い精神科病院。身寄りのない収容者は新たに精神科医の再鑑定を受け、新たな施設へと移送されることに。過去に精神に異常をきたし我が子を殺したとして、40年以上も収監されてきた年老いた女性ローズもその中の一人だ。彼女を再診することになったグリーン医師は、さっそくローズと面談して幾つか質問をしてみる。「私の夫はマイケル・マクナルティ。私は子供を殺してなんかいない」。何を訊いてもそう言い張るローズは、その証拠として半世紀も前から聖書に書き記してきた自らの日記を彼に託すのだった――。そこに記されていたのは、第二次大戦中、英国空軍のパイロットとしてナチスドイツと戦った若きアイルランド人との秘密の恋の記録だった…。果たしてローズは本当に子供を殺したのか?マクナルティと彼女の情熱的な恋の結末は?そして、ローズが長年大切にしてきた聖書の中に隠された本当の秘密とは?アイルランドの激動の時代に人生を翻弄された、そんなある一人の女性の悲しい過去を哀切に描いたラブストーリー。監督はアイルランドを代表するベテラン、ジム・シェリダン。長年精神科病棟に収監されてきた老婆の若かりし日を、今を時めく人気女優ルーニー・マーラが演じております。現代と過去を行きつ戻りつしながら描かれるこの一組の男女の切ない恋物語、監督の丁寧な演出のおかげでなかなか見応えのあるドラマになっていたと思います。閉鎖的な村の中で一途に彼のことを思い続けるローズの物語は、多少メロドラマに寄り過ぎな部分もなきにしもあらずですが、かなり不幸な境遇に居る彼女の現在の姿を織り交ぜることで全体的にメリハリがつき観やすかったですね。もし、これが本当ならばこんな悲劇ってない。なんとも切ない想いにさせられる悲しいお話でありました。ただ、残念なのはラストに明かされる衝撃の真相。彼女の○○が実は○○だったというのですが、正直僕は「え、そんな偶然さすがにあり得へんやろ」と急速に冷めちゃいました。だって、40年前のあの出来事からこの現代にそうなる可能性って、もう天文学的にあり得ない数字になるんじゃないですかね。それこそ、0.0000001%とか?このラストにもう少し説得力を持たせてほしかった。あと、全体的にちょっと暗いのもあまり好みではありませんでした。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-08-16 23:31:59)
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投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-13エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス3レビュー5.72点
2024-04-10すずめの戸締まり7レビュー6.55点
2024-04-06月の満ち欠け6レビュー5.60点
2024-04-03ハウス・バウンド6レビュー6.00点
2024-03-30あのこと5レビュー5.00点
2024-03-30ウェディング・ハイ6レビュー5.71点
2024-03-23ベネデッタ8レビュー6.50点
2024-03-11マッドゴッド7レビュー6.50点
2024-03-09ヴィーガンズ・ハム6レビュー5.83点
2024-03-07炎のデス・ポリス5レビュー5.25点
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