バトル・オブ・リガ の camuson さんの口コミ・感想

バトル・オブ・リガ の camuson さんの口コミ・感想
作品情報
タイトル名 バトル・オブ・リガ
製作国ラトビア
上映時間119分
ジャンル戦争もの,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 珍しいラトビア映画。バルト三国のどこかくらいの知識しかありませんね。第一次世界大戦後、ロシア革命のさなかの1918年。ラトビアは独立を宣言していたようです(気づかなくてスマンm(_ _)m)。本作は、独立宣言後のロシア・ドイツ統一軍による首都リガへの侵攻を扱った作品のようです。主人公男性は、ラトビアの独立のために国軍を作ろうという運動家?で、婚約者との結婚を間近に控えていたのにもかかわらず、すぐ帰ると言って出征したまま何年も帰ってこず、婚約者女性がその帰りを待ち続けることになるという出だしです。(この出征の目的がよくわからない。)主人公がようやく帰って来たところ、婚約者の女は、言い寄ってくる金持ちの男もいるし、こんなに待たせるなんて愛してないに違いないなどと言い出して、ゴタゴタするという、どうでもいい緊張感のない話が続くのが前半です。後半は、ロシア・ドイツ統一軍がリガの街に侵攻してきて、雰囲気が一転、やっと戦争映画風になります。軍隊の体を為していないラトビア軍が敵う相手ではないため、政治家は住民に対してリガの街の明け渡しを説きますが、主人公男はこれに反発して、奇跡の大逆転ウルトラC作戦を考案。住民達も賛同して、命がけで闘うことに。続きは作品をご覧ください。全体的に絵作りはとても丁寧なのですが、映像が小綺麗すぎて、臨場感や切実感、躍動感が今一つ伝わってこない感じがしました。ヨーロッパは石造りの街というイメージがありましたが、木造構造物が混じった美しい街並みでした。特に木造の橋が美しく、これが爆破される映像は見ごたえがありました。一方、ストーリーは、悪いドイツをやっつけて独立を勝ち取るという単純な勧善懲悪で、深みが感じられませんでした。
camusonさん [DVD(字幕)] 4点(2023-02-21 17:59:30)
camuson さんの 最近の口コミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-29ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア8レビュー7.36点
es[エス](2001)6レビュー6.78点
彼岸花9レビュー7.86点
ロフト.(2008)7レビュー5.80点
素晴らしき哉、人生!(1946)7レビュー8.33点
2025-02-10アンダルシアの犬7レビュー6.24点
2025-02-10ブラックホーク・ダウン9レビュー6.65点
2025-02-10告白(2010)8レビュー7.03点
2025-02-10父、帰る5レビュー6.75点
2025-02-06ルックバック6レビュー7.66点
バトル・オブ・リガのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS