複製された男 の 放浪紳士チャーリー さんのクチコミ・感想

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複製された男 の 放浪紳士チャーリー さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 複製された男
製作国カナダ,スペイン
上映時間90分
劇場公開日 2014-07-18
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 基本的に新作は何の予備知識もない白紙の状態で鑑賞する事にしていますが、この邦題と内容のあまりの乖離っぷりにまず驚きました。この日本語タイトル『複製された男』・・・てっきり何かの異常現象で自分とそっくりのクローン人間が突如現れ、主人公の日常生活を脅かすのっぴきならない事態に陥る・・・『ボディ・スナッチャー~恐怖の
街』(8点)的畳み掛けるような、強烈サスペンスフルな展開を想像してたんですが・・・。単に自分と瓜二つの人物をたまたま近所で見つけてしまい、ルーティンな毎日を掻き回されたっていうだけの内容。奥が深いようで、実はそうでもない、いや、そこまで深く描いてくれてないからオチ?もイマイチ。自分もジェイク扮する大学講師の主人公同様、変わり映えのない生活に倦んで、絶えず刺激を求めてしまう願望だけは強い人間なんで、自ら興味本位に謎に飛び込んでいくっていう心理はすごく理解できるんです。世界中に自分に似た人間は3人はいるっていうし、京都の三十三間堂には自分と同じ貌の仏像さんが必ず一体はいるっていうし(←これは関係ないし)逆に、自分とそっくりさんがたまたま近くにいたら、いろいろと面白いんじゃないかって、刺激に飢えている自分は思ってしまったわけです。ところが二人の髭面ジェイク君は、何故か深刻に深刻に終始仏頂面で考え込み、結局は自爆の道を辿ることに・・・。しかも互いを交替してやってみたかったのは、相手の彼女と奥さんと寝ることだったなんて・・・正に下衆の極み!!(←古い)ジェイクの作品選択眼には昔から一目置いている自分ですが、この作品に関してはプラマイゼロかなあと。う~ん・・・この材料なら絶対もっと面白い内容になったはずだと思います。【追記】どうもレビュー後モヤモヤしてこの映画のサイトとかを色々読んでみたんですが、 実は奥が深い内容だったみたいですね(汗)流石はノーベル賞。でも、初見の感想はこのままにしておきます。もう一回観ればわかる、のかもしれんけど、そういう気持ちにまでさせてくれるような吸引力はこの映画にはないような気がします。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-01 22:21:20)
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投稿日付邦題コメント平均点
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