アウトレイジ 最終章 の ロカホリ さんのクチコミ・感想

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アウトレイジ 最終章 の ロカホリ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アウトレイジ 最終章
製作国
上映時間104分
劇場公開日 2017-10-07
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,犯罪もの,ヤクザ・マフィア,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 前作「アウトレイジ ビヨンド」から5年。引き続き多くの役者が出ているが全体的に衰えが顕著で観ているのが辛い。たけしはTVでもそうだが老いと事故の影響なのか滑舌がかなり悪く常にたどたどしい。映画なんだからもうちょっと体調を合わせ喋れている日を使って撮ったモノを使えば良いのになと思う。西田敏行は頸椎亜脱臼で4か月も入院、その後に胆のう炎にかかり摘出手術。個人的にシリーズ最恐な中田を演じている塩見三省に至っては脳出血で半年近くも入院し賢明なリハビリで復帰。その後に今作の撮影開始。なるべく動かなくていいように撮っていて脚本も変えたのかもしれない。この主要な三人は喋りも顔つきも威圧感が無くなってしまっていて相手を畏怖させる凄みのあるヤクザっぷりが全く見られない。とても良く頑張っているが無理させている感が否めなかった。そのおかげでシリーズにあった周囲の人間が固まってしまうような捲し立てる罵声の応酬や罵り合いなどは見られない。それを担当出来るであろう次世代のピエール瀧や大森南朋に任せればいいのに前者はヘタレで後者は大友のただの従者にすぎず、その他大勢の新キャラクター含めて面白みに欠けたキャラだらけ。場の構築や流れの説明が済むと大友が乗り込んで銃をぶっ放すだけの繰り返しでカタルシスも何も無く単調なのもいただけない。会長への義侠心をチラつかせてはいるけど「全員暴走」じゃなく「大友暴走」なだけだったな。テンポも悪く大友の最後の選択含めてこの内容なら作らなかった方が良かった気がする。 インタビューを読んでみるとビヨンドと同時に最終章の流れも考えてたそうだが敢えて続けず「龍三と七人の子分たち」を挟んだそうだけど、その5年間の空白のせいで各々問題が発生してしまった、と。完全に期を逃してしまったんだなと思った。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 4点(2017-10-08 18:14:55)(良:3票) (笑:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
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