プロフィール
イタリアの巨匠。子供の時から映画に興味を持ち教育映画連盟で編集などを手掛け、短編映画を撮り始める。「白い船」で長編デビュー。ドイツ軍管理下のレジスタンスを記録的に描いた「無防備都市」、さらに続けて発表した「戦火のかなた」、「ドイツ零年」の戦争三部作でネオレアリズモの基礎を築く。後年は魂の救済をテーマとする作品を撮り、７７年に心臓発作でこの世を去った。ロッセリーニの作品を観て感動したイングリッド・バーグマンが仕事と家庭を捨て同監督のもとに走った熱愛は有名（イザベラ・ロッセリーニは二人の娘）。