ショーン・コネリーが惚れ込んだと言うけど、"なんだ .. >(続きを読む)
ショーン・コネリーが惚れ込んだと言うけど、"なんだかな"でした。せっかくF・M・エイブラハムと競演だったのに、「薔薇の名前」のような、バスカビルのウィリアムと異端審問官との攻防のような緊迫感がありませんでした。せっかくあんなところでマット・デイモンが出てきたお遊びがあったのに、これによって、かえって、この映画が文系版「グッドウィルハンティング」ということになってしまいました。そして、2匹目のドジョウは柳の下にはいませんでしたね。かなりの部分を時短で見ていました。どうせだったら、ショーン・コネリーが朗読するシーンは、全文を彼の声でハッキリと聞かせて欲しかったです。あの声はとても心地よいのだから。それと、黒人少年の演技力の凄さは、私にはわかりませんでした。前作でのマット・デイモンの方が凄かったと思うから。