<ネタバレ>深い悩みは家族ほど打ち明けられず、他人ほど判るものである。妻 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>深い悩みは家族ほど打ち明けられず、他人ほど判るものである。妻が去った理由、次女の死の理由、他人となった母だけが理由を知り自責に駆られまた去ってゆく。理由を知ろうとしない者だけが、何も無かったように日常へと戻ってゆく。オープニングの小料理屋の女将、エンディングの家政婦とのやり取りの間に様々な事件が起きていながら無いも変わっていないように見えてしまうそれこそが日常なのか。全てを受け入れながら生きるのも辛い人生である。