原作とは別物と割り切れば楽しめる映画です。七原の失業オヤジや .. >(続きを読む)
原作とは別物と割り切れば楽しめる映画です。七原の失業オヤジやキタノ父子、ビデオのお姉さんなどのオリジナルキャラやストーリーも華を添えてましたし。(原作と変えたのは脚本の健太さんが万能なヒーローに共感できなかったゆえだそうですが)
銃の撃ち方などは確かに素人でも?と思う所はありましたが、
サブの級友を演じる無名の役者さんたちはよく頑張っていると思いました。灯台組の戦闘は仲良しグループの末路をリアルに描いていて本編中でも最高に怖くていいです。榊祐子の落下死体も妙に美しく、それを見て泣きわめく七原のシーンも好きですね。
千草は原作よりアブナ気でしたが啖呵を切るカットはグーです。
映画独自のカード、光子対比呂乃も萌えますし。
全体的にバイオレンスは女子の方が強烈なんですよね。
何より詰め込みであろうと息もつかせぬ展開のうまさがこの映画の魅力だと思います。(2はこれがなかったから・・)
というわけで私はこの評価です。アラはあっても何度見ても面白い映画なので。各シーンの山場を盛り上げる音楽も絶妙です。