<ネタバレ>ぽや~ん、とした家出主婦、松坂慶子はすっかりおばさん状態では .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ぽや~ん、とした家出主婦、松坂慶子はすっかりおばさん状態ではありますが、適度な太り具合が逆に魅力的(あ、個人的な好みじゃなくて、あくまでおばさん役として、ですよ)。だけど、そんな彼女の存在感に助けられている感じで、映画そのものは物語が平板で不要に長く、温泉の過疎を描いていながら、それを単にエッセンスに終わらせていたりと問題は多いです。クライマックスのラッシュはいい加減長すぎでクドいですし。映画としてもっと高められる要素はあった筈なのに、「卓球温泉」というタイトルの映画ならこの程度、ってハードルを低く設定しちゃった感じが否めません。フツーの人達の持つ楽しさのパワー、みたいなのが表現されていれば良かったんですけどねぇ。