この手の作品は邦画なら主人公を女子高生にするんでしょうけど、 .. >(続きを読む)
この手の作品は邦画なら主人公を女子高生にするんでしょうけど、冒頭から汚らしいおっさんのシャワーシーンとか見せられて停止ボタンを押しそうになった。
直ぐに綺麗な女優さんが登場したので停止ボタンは回避されたけど、基本はおっさん中心の物語でしたね。
もうちょっとコメディ色の強い作品を想像してたけど、意外とシリアスな暗い話だったので驚いた。
ジョン・レノンを殺してサッチャーを生かした神への冒涜とか、閉鎖ありきの組合交渉とか、風刺の効いた作風は好みでしたけどね。
炭鉱の閉鎖は当時としては深刻な社会問題だったんでしょうけど、その後のイギリス経済の復活を知ってるだけに複雑な後味の作品となっている。
時代の転換期における炭鉱閉鎖は仕方のないことで、サッチャーを生かした神の判断は正しかったということを予言した作品なのかも知れないと思ったら、なんだか+1点したくなった。