ジョン・ウェインのかなり私的な闘病日記といった色合いで、痛々 .. >(続きを読む)[良:2票]
ジョン・ウェインのかなり私的な闘病日記といった色合いで、痛々しいまでの老体をさらすJ・ウェインの熱意には頭が下がります。巨匠ドン・シーゲルにしては珍しく心理描写に終始しており、ラストに少しだけ銃撃戦があるだけだ。しかし、もう既に“瀕死の状態”にあった西部劇の息の根を止めるかのように、劇的なクライマックスを用意したのもJ・ウェインの希望だったのかもしれない。これもある意味、アメリカン・ニューシネマの一端だと思う。[良:2票]