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<ネタバレ>「ジェニファーの肉体」というタイトルと、そのジェニファーを演じるのが「世界で最もセクシーな女性」に選ばれたこともあるミーガン・フォックスとくれば、私が喜びそうなお色気ムンムンの作品を期待していたのですが、その視点で云うなら非常に残念でした。ミーガン・フォックスが美しい怪物として君臨するのは想像できるストーリーですが、露出が少なめでもそれなりに楽しめたんです。でも、彼女が悪魔になった原因を振り返ったり、親友のアマンダ・セイフライドが元凶の男ども皆殺しにする展開となると女性の性や意志といった理屈が意識される。ガールズムービーという趣きだけどミーガン・フォックスの映画でそんな理屈、観たいと思わんでしょう。少なくとも男は。彼女がもっと露出していれば丸く収まったと思う私は、ただのエロオヤジですかねぇ。監督は「イーオン・フラックス」も撮っていますが残念な感じが似ています。この監督の個性がいちばん残念かも。