横山秀夫さんの小説にいたく感動をしたので、この映画も見てみま .. >(続きを読む)
横山秀夫さんの小説にいたく感動をしたので、この映画も見てみました。あれだけスケールが大きく壮大な小説も1本の映画にするとああなってしまうんですね、という感じです。また、何より、映画版では、悠木はスクープを逃したことが原因で辞職、と勝手にストーリーを変えてしまったのが残念でした。小説では、このスクープの一件の後悠木は辞職などせず、その後とある女子大生の読者投書「大事故で亡くなる命の方が日常で普通に亡くなる命よりも価値があるのか?」を悠木が掲載することで会社内で大揉めになります。この投書事件が小説のクライマックスでした。小説の感動をなるべく忠実に映画化したものを見てみたかったです。なお、堤真一は小説の悠木のイメージとは全く違いこちらも残念。追村次長役の螢雪次朗さんの演技がいちばんリアルでした。