1141. 四畳半神話大系 [1話]
《ネタバレ》 原作大ファンの私を完全に満足させる出来! 森見登美彦と言えば「夜は短し歩けよ乙女」の方が一般的に人気だが、私はこの裏「夜は短し〜」とも言える今作が好きだ。 前者がラブストーリーに振り切っていたのに対し、今作は主人公と小津による不条理と怪奇に満ちた馬鹿げたドタバタ大学生活がメインであり、混沌とした九龍城砦さながらの下宿アパートやその界隈の怪しげな雰囲気が最高なのであった。 そういった世界観が湯浅作品独特の絵柄とこれ以上ないほどにぴったりはまっていたので10点! [インターネット(日本アニメ)] 10点(2018-01-30 13:31:18) |
1142. 四畳半神話大系 [2話]
《ネタバレ》 サークルの映画上映会で、城ヶ崎先輩の悪事を暴く映画をゲリラ上映した主人公と小津。原作では、桃太郎のパロディだったのが、そのものずばり先輩を追った(盗撮)ドキュメントになっていて、これはやり過ぎ感が拭えないものだったが、アニメなので分かりやすくしたのかも。ただ、先輩がただの変態になっていて、原作に比べて知性が大分下がっていたのがちょっとイメージと違ったので1点減点。もう一人の先輩も出て来ないし‥‥。 黒髪の乙女こと明石さんは今回は登場が多くて、彼女の性格など掘り下げられていてとても良かった。 エンディングテーマがなんだかクセになる曲で良い。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-01-30 13:52:42) |
1143. 四畳半神話大系 [3話]
《ネタバレ》 今回は主人公がサイクリングサークルに入っていたという話。 前回まで映画サークルだったのに何故?と思われるかもしれないが、これは原作同様パラレルワールドという設定になっているせいだ。原作でも複数のエピソードに分かれており、その都度別の大学生活が描かれていた。但し登場人物は大体共通である。 サイクリングサークルに入るという展開はなかったはずなので、今回はアニメオリジナルストーリーなのだろう。面白いけどちょっと毒は少な目。 [インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-01-30 16:09:41) |
1144. 四畳半神話大系 [4話]
《ネタバレ》 今回は原作の中でも好きなエピソードなので満足。 下宿に住む樋口師匠という謎の人物と城ヶ崎先輩との代理代理戦争に巻き込まれていく主人公と小津のドタバタが描かれる。 闇鍋やジュールベルヌ「海底二万海里」、亀の子束子などを巡る冒険は原作通りだし、樋口師匠が突然歌い出すシーンはアニメらしいファンタジックさが炸裂していて良い。 [インターネット(日本アニメ)] 10点(2018-01-30 16:17:35) |
1145. 四畳半神話大系 [5話]
《ネタバレ》 今回もアニメオリジナルストーリー。 面白いかと言うとちょっと微妙だった。 毒が足りない気がする。 [インターネット(日本アニメ)] 4点(2018-02-06 17:16:31) |
1146. 四畳半神話大系 [6話]
《ネタバレ》 主人公が羽貫さんに貞操を奪われそうになるという場面で、顔をベロベロ舐められる所とか絵で見ると笑えるし、脳内会議が繰り広げられたり、原作に忠実に描かれていたので良かった。 [インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-02-06 17:32:25) |
1147. 四畳半神話大系 [7話]
《ネタバレ》 ラブドールの香織さんを主人公が預かるという話。 原作では城ヶ崎から小津が盗み、それを預かる羽目になるという展開だったが、アニメでは城ヶ崎本人から預かるという展開になっていた。 さらに、まさかの香織を好きになってしまい、駆け落ちするという超展開で主人公の変態度がより増していて面白かった。 [インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-02-06 18:45:45) |
1148. 四畳半神話大系 [8話]
《ネタバレ》 文通相手が小津だったという衝撃にうちのめされる主人公だったが、じつはそれは明石さんの代筆だった事がわかりという第8話。 久々に登場した明石が良かった。 [インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-02-06 19:09:27) |
1149. 四畳半神話大系 [9話]
《ネタバレ》 久しぶりにドタバタさと勢いのある話で面白い。 相島先輩登場。 秘密機関「福猫飯店」がヤバい。 個人情報を盗むわ自転車を盗むわ不法侵入はするわ、完全に犯罪組織じゃん(笑) 小津は相変わらずひょうひょうとしていて腹立つし。 そして今回でパラレルワールドが終わりを告げる。 主人公がどのような選択をしても薔薇色のキャンパスライフは無いと悟ってしまったからである。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-02-07 18:57:27) |
1150. 四畳半神話大系 [10話]
《ネタバレ》 人間が暮らす上で最適な空間は4畳半なのだと言う。 そんな四畳半を愛する主人公が、四畳半の迷路に迷い込む。 そう、部屋を出ると四畳半で、天井をぶち抜いても四畳半が出現する。何処までも四畳半が連なっており、外に出れなくなってしまう。 しかもこの四畳半には秘密があった。何と、その一つ一つがパラレルワールドであり、別の選択をした主人公の部屋であったのだ。 実写映像が多用され、登場人物は主人公のみ。かなり実験的内容だった。 [インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-02-07 19:15:34) |
1151. 四畳半神話大系 [11話]
《ネタバレ》 「私」から「俺」へと変わった主人公が辿り着いた答え。 これまでは戻りたいと言う欲求こそあれ、必ずしも自分の望む世界には行けていなかった主人公だが、今回は遂に自分の意思で自分の望む世界に行けたのだと思う。 四畳半の迷宮から色とりどりの人々が行き交う大通りへと抜け出し、ヒロインの元へと飛び立った。しかし、それは小津だった(ズコー) 明石さんを猫ラーメンに誘うシーンが好き。さらっと描かれていたが、主人公と明石さんの恋が成就したのだという事が匂わせられていた。 最後、主人公と小津の立場が入れ替わっていたのも面白い。 [インターネット(日本アニメ)] 10点(2018-02-07 19:53:59) |
1152. 衛宮さんちの今日のごはん [1話]
《ネタバレ》 料理シーンの作画やば過ぎ。まるで料理番組をそのままトレースしたかのような凄い本格的な料理アニメだった。でも出汁や天ぷらやネギやカマボコにここまでこだわっているのにそばは乾麺なんだね。そこはそば打ちして欲しかった(笑) 短いけどなんかほのぼのしていてほっこりするアニメだった。最近食べる系のアニメ多いなぁ。ラーメン食べたくなったり蕎麦食べたくなったり忙しい(笑) [インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-02-05 22:11:11) |
1153. ピンポン THE ANIMATION [1話]
《ネタバレ》 原作未読。実写映画版は大好きな作品。 とにかく、その一見ほのぼのとした絶妙なタッチが素晴らしくて、それでいて情報量もかなり多いのが魅力。分割スクリーンの使い方が実に効果的で良かった。 自分に才能があると思い込んで大物ぶるペコと、才能があるのにそれを隠して全てに無関心なスマイルのコンビが面白くて好き。 登場人物それぞれの立場や主張、明確な敵の提示と、1話としてはかなり隙のない出来。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-01-25 09:28:49)(良:1票) |
1154. ピンポン THE ANIMATION [2話]
《ネタバレ》 「とにかく勝ちゃいいんだよ」というペコに対して、「誰かを蹴落としたり、競争する事よりも卓球を楽しみたい」というスマイルの対比が面白い2話。 顧問の先生が本格的にスマイルに対してマンツーマンで指導を行っていく。 言われれば文句も言わずにそれに従うスマイルは、もはや卓球ロボットと化していた‥‥。 [インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-01-25 09:59:05) |
1155. ピンポン THE ANIMATION [3話]
《ネタバレ》 ほぼ、試合のシーンだけで展開される第3話。 分割画面が効果的に使われていて良かった。最大7分割とかされていて、もはや漫画。動く漫画だね。 スマイルが鼻歌を歌いながら、卓球を心底楽しんでいる様子がとても良かった。中国の選手に勝てばサイコーだったけど、優しさが出ちゃったね。勝敗には興味がないのだろう、ある意味一番卓球を楽しんでいたのはスマイルだった。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-01-25 11:46:43) |
1156. ピンポン THE ANIMATION [4話]
《ネタバレ》 見所の多い回だった。 まず、ペコとアクマの対決だ。 アクマ視点で、心理描写と回想シーンを交えながら試合が運んで行き‥‥ 昔はペコが最強で色んな大会で優勝していた事。その背中を追いかけていた事が明かされる。 そして、努力に努力を重ねてペコに勝ったアクマ。彼は勝つべくして勝った。大変見応えのある対決だった。一瞬マトリックス的な反転数字がチャラチャラチャラと出てくるのがなんか謎だった。 そして、それを遥かに凌ぐ風間とチャイナの対決。 火花散るエフェクトが凄いし、龍とか出てくるしイマジネーション全開で良かった。 チャイナは完全にかませ犬だったな。 風間の存在感が半端なかった。誰かが、あれは人殺しの目だ!と揶揄していたのには笑った。 [インターネット(日本アニメ)] 10点(2018-01-25 12:21:37) |
1157. ピンポン THE ANIMATION [5話]
《ネタバレ》 前回ペコに対して圧倒的優位を示したアクマが、今度は月本に完敗するという5話。 一貫して、試合のシーンではどちらか一方のみの視点で描かれている所が興味深い。相手が何を考えているかわからないからこそ、主観となるキャラクターの心情がより深く掘り下げられていて、感情移入できるので良い。 一方、完全に落ちぶれたペコはただの駄菓子紹介キャラになってしまった。これは「だがしかし」か?(笑) [インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-01-25 12:45:22) |
1158. ピンポン THE ANIMATION [6話]
《ネタバレ》 クリスマス回という事で、湯浅監督らしいファンタジックさに溢れた映像が楽しめる6話。 落ち込んでるかと思いきや、仲間に囲まれて楽しそうにクリスマスを過ごすコン(チャイナ)を皮切りに、それぞれのクリスマスの一夜が描かれて行く。まさかコンが日本語でカラオケを歌い出すとは思わなくて意表をつかれたが(笑)スマイルは相変わらず卓球に明け暮れており、ペコは彼女にフラれ一人寂しくチョコを食べていた。 そして、ペコとアクマ、二人の負け犬が、夜明け過ぎに川に飛び込む。 頭を冷やして辿り着いた答えとは? ここから巻き返しが始まる! 希望に満ちたラストだ。 [インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-01-25 13:02:45) |
1159. ピンポン THE ANIMATION [7話]
《ネタバレ》 遂にやる気を出したペコ。 しかも、コーチは悟空‥‥違った、昔有名な選手だったというスポーツショップのオババだ。 これは期待ができる。 一方のスマイルも相変わらずストイックに練習をしていたが、コーチと遊園地でデートするという展開(笑) 今回は試合がなくちょっと物足りなかったが、練習も大事なのでしょうがない。 [インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-01-25 13:32:18) |
1160. ピンポン THE ANIMATION [8話]
《ネタバレ》 ヒーロー見参!な第8話。 ピンポン星からやって来たヒーロー、その名はペコ! やっぱり彼の才能は凄かった、試合の中でもどんどん強くなっているとは。 「お帰り、ヒーロー」というスマイルの台詞が印象的。 前回1点も取れなかった相手にストレート勝ちするというカタルシス満点な展開だった。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-01-25 13:59:59) |