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ものすごく頭を使う作品だったなーって感じですが
考察を記載したいのでがっつりネタバレします。 まだ見てない人はぜひ二週して欲しい。 で以下ネタバレですが 最終話の最終カットで描写される「都会に明かりがついている(文明が残ってる)」 これは主人公のマルとキルコが目指していた「天国」が 序盤から描かれている「施設」は同時間ではなく 崩壊前であることがはっきりした訳で。 ※途中のリモート会議で気づけましたねぇ これが色んな事が一気につながった感じになりました。 まず最初が「ミミヒメがシロに渡したボタン」が「宇佐美が大切に持っていたボタン」 って部分でつまり、宇佐美はシロであの包帯まみれの少女がミミヒメの行方末である事がわかり 1話から妙に気になっていた 「将来トキオに似ている人が助けてくれる」と 「暗い洞窟に現れた施設の人間の夢が幸せだった」というのが マルが怪物になる前に止めを刺してくれた事が 幸せだった事であり、シロに対してしっかり愛情が残っていた事が 二週目で恐ろしい感動に繋がりましたよ。 空をみたい理由も単純にあの生活が長いから。と思ってましたが 施設を出た瞬間に空を見た一番最初の施設のお子がミミヒメでしたし。 あれを最後にまた見たかったていう点と 宇佐美が自殺した理由が二週目でめっちゃ腑に落ちました。 これはすごい。 幻覚を見せるヒルコもあの子ですねぇ で、マルの親はトキオとコナという事になりますが 1人だった子供が実は双子だったんだっていう点も エコー写真は明らかに1人なのと、よく見ると「Jr.C」と書かれていて、 どっちかがクローンである事がわかります。 マルって名前も足にマルをつけられたからだと思うのですが クローンの方なのかはオリジナルなのかは分からないですが 今後の展開としてはご対面することが目的になりそうです。 で、二週目で気づいた事ですが、 4話でサブタイが「クク」なのに、魚のヒルコとククのカットが 妙にクロスカットされるなぁって一周目で思っていた演出が コナの絵だったり、ククの蛙のような個性から あのヒルコがククの行く末である事がわかったりしましたし 女の子同士でキスしていた二人も さらっと語られたジューイチの相手が女性カップルだった事で このどっちかが母なんでしょうね。 で最初蜘蛛のヒルコの正体は十五だと思っていたのですが 一旦ヒルコになったものが元に戻る描写がないのと 死んだらヒルコになる情報から、あれは惨殺されたお母さん(施設の子) って言うことになりますね。 で、キルコの脳をどうにかした医者を見つけることが根本の目的ですが 施設サイドで脳移植をしろって館長が指示していたことと 15年の歳月から考えると、あの助手が医者なんじゃないかと思います。 あと、外に逃げた残り二人の「アンズ」ですが ホテル王の子にめっちゃ似てるんですよねぇ。 子供と親を意図的に似せて描写されているので これもあっていると想いますが 謎としては施設および子供たちの目的と 攻撃してきた相手なんですが 攻撃してくる相手に対する人間兵器にしか見えないですねぇ。 何話かで「兵士」って表現していましたし、 その為にDNA操作されたのか、地球外生命体とのキメラなのかは分からないですが 科学的に作られた生物だからこそ、 子供が生まれる自体に驚愕したんだと で、暴走した結果ヒルコになってしまう感じだと思いますが 今まで登場したヒルコが施設関係者だとして 魚と蜘蛛と幻覚能力以外のヒルコも誰かだと思うんですが そのあたりはまだはっきりしないですねぇ。 特に春希を殺したヒルコって物語的には マルの親であるトキオかコナが衝撃度がでかそうですが ミミヒメが見るコナのヒルコ像が違うのと トキオって監視カメラの映像からも映らない隠密行動ができたので その特徴からしてトキオなんじゃないかと予想しましたがどうなんでしょう。 あと、ロビンのあの目的はなんだったんでしょう。 ヒルコをコントロールしてるような。 人類に対して実験してるような。 ほぼ間違いないと思うのは桐子が死んだのは銃声で それを撃ったのはあの表情からしてロビンかと。 その理由がまだ分からないですが と、めっちゃ考察が進みました。 なんか一瞬ぶん投げたような展開かと思いましたが 巧妙に伏線が散りばめられていて 考察できるようになっているのはすごい話です。 9点で 【シネマレビュー管理人】さん [地上波(日本アニメ)] 9点(2023-06-26 00:36:57)
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